こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[不登校新聞]

2017-12-21 20:58:49 | 感じる
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[不登校新聞]です。

偶然ニュースで知ったのが「不登校新聞」でした。ニュースでは、昔不登校だった宮本亜門さんが出ていましたが、家事の最中でみることができませんでした。

インターネットで検索してみました。毎月2回1日と15日に発行されています。紙版とWEB版があり、定期購読できるようです。ホームページには樹木希林さんの記事がでていました。

樹木さんは、小さい頃学校に行くのが嫌な日があったそうです。その時、お父様が、
「学校にいかなくていいよ。それより、こっちにおいで。こっちにおいで。」
と言ってくださったそうです。とても胸が熱くなりました。

以前お正月の集まりで、主人の両親がいるときに、
「もし、息子達が学校に行きたくないといったら、行かなくていいというつもりです。」
と言いました。20年前は、中学生男子の自殺がとても多い時期でした。その件で主人の父から叱られました。お酒の入った席だったので、真面目な話をしないほうがよかったのかもしれません。結局、息子達が不登校になることはありませんでした。もしもそうなっても、私は自分の考えはまげないと思っていました。

私は、不登校になるという考えもありませんでしたし、私の中学には不登校の生徒はいなかったと記憶しています。それでも、学校に行くのが嫌に日もありました。

人生は長いです。その長い人生の中で少しお休みしてもいいのではないかと思います。お休みしている間も、きっとみんないろんなことを考えているでしょう。

そして、この不登校新聞のいいところは、新聞制作にかかわっている人達が以前不登校や引きこもりであったことです。経験のある人達が、活動を引っ張ることはとても大切です。私は、不登校や引きこもりになっても、インターネットなどを使って、外の世界とつながっていてほしいと思います。もしくは、ブログやインスタグラムなどで自分の考えを発信してほしいです。難しいかもしれませんが、外にも出てほしいです。少しずつでいいので。自分の目で見て、何かを感じることは大切なことです。

何かに疑問を感じて、世の中の人の考える「普通」とは違っているかもしれませんが、それも「個性」です。何かに疑問を感じるというパワーをもっているということは素敵なことです。いつか本当の居場所が見つかるはずです。それをあきらめないで探して欲しいです。私も自分の居場所をみつけるまで40年以上かかったような気がします。でも人生の要所で、本当に私を可愛がってくれた方がいました。そういう人に出会う機会を自分から少なくしないでほしいです。きっと自分と気の合う素敵な人は、世界の真逆にいて同じように不安を感じているかもしれません。そんな人と何かのきっかけで知り合えたらいいですよね。

興味があったら、不登校新聞のサイトをごらんください。

不登校新聞サイト


▲樹齢250年のオリーブの木 自由が丘

[オーダー財布]

2017-12-20 20:44:27 | 起業仲間
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[オーダー財布]です。

これは、財布なのです。でも、財布としてではなく、筆箱でもポーチでいいのですが。縫製がきちんとしていて中も違う布になっています。毎月第三火曜日に開催されている「ほっこりカフェ」のハラボーさんの作品です。前回の「ほっこりカフェでは、ポーチを購入しました。これも使い勝手がよく、とても重宝していました。この財布は、前回行ったときに、
「希望の形と色を言っておくと、作ってくれますよ」
と知り合いでアロマの仕事をされている手島さんから言っていただき、お願した財布です。

▲オーダーした財布


私は週の半分派遣の仕事をしています。その時に財布はポケットまたは、ウエストポーチに入れて管理します。私の使っている財布は小型ですが幅があり、仕事中に持ってあるくにはちょっと不便でした。この財布は中にまちがあるので、カード類も入りますし、一目みていいなと思っていました。今回のオーダーは、青系でかわいすぎないものでした。

実は、ウエストポーチを探しています。最近ウエストポーチって使いませんよね。でも派遣の仕事では必需品なのです。この財布のような柔らかく軽く丈夫な素材で作ってもらえないか、次回「ほっこりカフェ」に行ったとき相談しようと思います。

昨日寄り道で立ち寄った下北沢では、手作りのアクセサリーの店が多くありました。いつも行くショッピングモールにはないような個性的な作品が沢山ありました。そこでオーダーをしているかわかりませんが、お店の人とコミュニケーションをしながら個性的な作品を購入するのは、とても楽しいでしょう。私が立ち寄った店では、お客さんがラッピングを依頼して出来上がったところでした。
「こんな感じのラッピングでいかがでしょうか?」
お客様は年配の女性でした
「あら、とても素敵。ありがとうございました。」
店員の方ではなく、お客さまが思わずありがとうございました、と言ってしまうような買い物はとても素敵だと思いました。

AI化が進み人間の仕事が少なくなってくると言われていますが、まだまだ人間の温かみがありそれが一番価値のある仕事は沢山あると思いました。


[赤ちゃんを抱っこ]

2017-12-19 21:23:46 | 起業仲間
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[赤ちゃんを抱っこ]です。

企業セミナ―で知り合いになった方が、登戸で月に一回カフェを開いています。今日はその日でした。本来、火曜日の午前中は派遣の仕事で、午後から教育関係の仕事です。しかし今日は、何度申し込んでも、タイミングが悪く、派遣の仕事に入れませんでした。
「これは、きっと体を休めなさいという暗示でしょう。」
と楽天的に考えていました。すると、スケジュール帳をみると、今日は「ほっこりカフェ」の日でした。

今日は天気がよく、いつも南武線下りで見える富士山をみることができ、いい気分です。前回「ほっこりカフェ」に行ったときとは違う道を散策しました。今回は、ほうじ茶のパンナコッタがあるとNORIKOさんの写真を見ていたので、楽しみにしていました。「ほっこりカフェ」はすでにお客さんでにぎわっていました。いつものハーブティーとほうじ茶のパンナコッタをおねがいしました。


▲ハーブティーとほうじ茶パンナコッタ

ふとソファーをみると二人の女性があかちゃんと来店していました。一人の赤ちゃんは三カ月で可愛い瞳をしています。もう一人の赤ちゃんも女の子でママにりっかり抱かれています。注文したものを待っている間に、
「赤ちゃんみせてください」
と近くで見せていただきました。
「よかったら抱いてやってください。」
とお母さん様から嬉しい提案が。久しぶりで怖かったのですが、生後三カ月の赤ちゃんを抱っこさせていただきました。とても大人しく可愛らしい女の子でした。しばらくお話をしてから、ふと自分が来年塾を開くことを思い出し、名刺をお渡ししました。すると、
「以前新百合ヶ丘で読み聞かせしていた方ですか?」
赤ちゃんを抱っこさせてくださったお母様がおっしゃいます。私はあまりにもびっくりしました。以前、新百合ヶ丘の「えだぐり祭り」というイベントで「ねないこだれだ」の絵本の読み聞かせをしました。その時に聞いてくださった方だそうです。私も、会場にいた手島さんもびっくりしました。感動で鳥肌がたちました。つながることってあるのですね。はやり無駄なことはないと痛感しました。

それからアロマが好きな長男と、私のアロマをつくりました。長男はローズ系がいいとリクエストでした。私はかんきつ系にしました。手島さんのアロマはイメージを伝えて、何種類かサンプルをだしてくださり、その香りを試して選ぶことができます。私はこれで3回目ですが、毎回違う香りにしています。

▲アロマオイルの香りを試してブレンドします


▲長男のアロマ


▲私のアロマ


帰りにNORIKOさんのクッキーを買いました。今回はチョコのミニケーキをお土産にいただきました。登戸に向かう道でいつも食べてしまいます。そして紅茶クッキーを食べ終わった時にふと、変わったオブジェをみつけました。幾何学的な珍しいオブジェで、嬉しかったです。


▲上がチョコケーキ 下が紅茶クッキー
この後すぐに食べ切りました


▲偶然出会ったオブジェ


半日でしたが久しぶりに楽しい時間をすごすことができました。若いママさんから、ベテランママさんまでがのんびり楽しく過ごす時間が、私はとても微笑ましく見えました。来月も行ってしまいそうです。

ほっこりカフェ
登戸・向ケ丘遊園から徒歩10分
タマックの家で毎月第三火曜日10時30分から

[戸袋]

2017-12-18 21:05:45 | 育児
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[戸袋]です。

みなさん、戸袋を御存じでしょうか?戸袋とは、引き戸で扉が収納されるところのことです。私は「とぶくろ」と聞いて「コブクロ?」「オフクロ?」くらいに思っていました。

私が電車通学をしている頃、電車の放送で
「とぶくろに手をはさまれないようおきをつけください。」
とアナウンスがありました。「どぶくろ?」はたしてどこのことを言っているのかわかりませんでした。そして「とぶくろ」に手をはさまれるとは、どんな状態なのかも想像がつきませんでした。

時はすぎ、私は結婚をして自然児のよう二人の息子を授かりました。長男が3歳、次男が1歳の頃のことです。私は車の運転ができないので、出かけるときはいつも電車でした。ある日、東急東横線に上りに乗車していました。ラッシュを避けての乗車でしたが、混んでいました。長男はドア付近で手すりにつかまっていました。私は次男を背負い、長男のもう片方の手をつないでいました。菊名に到着しました。扉がくので、長男をひきよせました。扉がひらきかけ、長男が片手を扉に乗せたので、「ダメだよ」と言って手を離させました。しかし、またすぐ扉に手をのせてしまいました。その時です。
長男の手のひらが、電車の扉と一緒にゴムのついた黒い所に引き込まれていきました。こどもの手は小さいのであっと言う間です。私もあわてました。生まれて初めての運動神経フル回転で、扉が入るのとは逆方向に長男の手をひきだしました。心臓はバクバクしています。長男は怪我一つありませんでした。一部始終見ていた周りの人からは
「よかったね。」
と声をかけていただきました。本当に良かったです。長男の手のひらが入っていった場所が「戸袋」でした。本当に袋のようになっています。あの時、長男が戸袋の中で手のひらを握り、へたに力をいれてしまったら、抜けずに怪我をしていたと思います。当時は、ビデオデッキが主流で、赤ちゃんが手のひらをビデオ挿入口から手をいれて、ぬけなくなる事故が多発していましたが、その原理と一緒です。

最近は、「戸袋注意」の放送も、車中の注意書きもなくなりました。もう怪我をする人が少なくなったのかもしれません。今日は電車に乗っていて、急に戸袋と長男の事件を思い出しました。小さいお子さんをお持ちの方々、くれぐれも「戸袋」にはお気をつけください。

▲東急東横線上り電車

たっている女の子の左手ひじのあたりに見える

黒く細長くみえるのが「戸袋」です

[原稿をみないで]

2017-12-17 19:35:06 | ビブリオ
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[原稿を見ないで]です。

今日は待ちに待った日でした。以前に申し込んでいた「全国大学リブリオバトル2017首都圏決戦」当日です。


▲会場は大手町読売ホール
会場に向かう途中ドキドキします


▲観覧案内の葉書


リブリオとは、5人くらいで読んで面白いと思った本を5分間で紹介をします。原稿はみません。発表後に2分間発表にかんするディスカッションをする。全員の発表が終わったら、どの発表が一番よかったか投票するものです。

今回は全国から選抜された大学生が、それぞれの好きな本の発表をしました。午前中にアナウンサー教室があったため、少し遅刻しての参加でした。

先に予選があり、私の入った会場では、すでに3名の発表が終わっていました。個性的な大学生が多く、選ぶ本もさまざまです。全員の発表が終わると、自分の選んだ発表者の名前が呼ばれたらうちわを挙げます。


▲観客はうちわで投票


語りかるようにやさしく、締め切りに追われた著名人の言いわけ?を集めた本を紹介した方。『「〆切本」左右社編集部編・左右社』
本の内容をはなさず、本の帯に書かれたことと本文の謎めいた文章を紹介するだけで、聞いている人の心をつかんだ方。『「夜の国のクーパー」伊坂幸太郎・東京創元社』
が選出されました。間にトークショーをはさんでいよいよ決勝です。途中の休み時間に、この本を買いました。会場で紹介されていた本です。その本売り場にいた発表者の大学生は
「自分の紹介した本を買っていただくなんて、めっちゃ嬉しい。こんなに嬉しいかな」と感動していました。

▲私の買った本
現金決算だったので、他の本をかえませんでした
残念


決勝では違う会場から選出された4名を含め6人のバトル開始です。決勝で私がうちわをあげたのは、『「絶望ノート」歌野晶午著・幻冬舎』を紹介した方です。いじめにあっている青年が、神様にいじめた人をこらしめるように書くとその通りになるというお話。デスノートはと違った内容です。最後には希望をみいだせたそうで、読んでみたいです。


▲決勝は大きなホールで開催


この発表は、是非会場で聞いていただきたいです。方言を交えたり、演劇風に本を朗読していみたり、創意工夫が素晴らしいです。原稿をみないで、自分の言葉でしっかり話しをする若者を見ているととても元気がでます。観戦している人は、年配の方から小学生までいました。

優勝した方は、広島の大学生で方言を交えて、とてもユーモアのある方でした。受賞コメントでは「優勝となると、大きく報道されますよね。こんな本を紹介してお母さんにおこられてしまいます。」と会場をわかせていました。ちなみに彼の紹介した本は
『「18禁日記」二宮敦人著・TOブックス』
内容はお母様におこられるようなものではないのですが、タイトルが・・・でしょうか。

これは、来年創業する塾で是非取り入れたいものです。自分の生徒達が楽しくバトルする姿を想像してわくわくしました。そして、もっと大きく取りあげていただき、大勢の方に見て聴いていただきたい内容でした。

2018年1月28日12:00~早稲田大学井深大記念ホールで全国高等学校書評合戦ビブリオバトル決勝戦が開催されます。さっそく観覧を応募しました。興味のある方は、是非現場で体感していただきたいです。もっと「ビブリオ」がひろがり、楽しく読書をする方が増えるといいと思います。
全国高等学校書評合戦ビブリオバトル決勝戦