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名も無きねこに

仏検準2級二次対策 方法と予定だけ検討

2007-11-19 21:55:27 | 仏検準二級
仏検準2級二次対策に、
『傾向と対策』の例文を使って仏作文の練習をしようかと
今朝まで思っていた。

『傾向と対策』と過去問題集で、
二次試験問題の解説を読んで気が変わった。
二次試験では渡されるカードの仏文を朗読して
質問に答えるというところまで知っていたけれど、
要点は基礎的な事項なのがわかった。
過去問題集の解説には、質問を正確に理解して、
単純な文章でもいいから、単語の羅列ではなく、
完全な文として応答することが要請されるとある。
有効な勉強法を、そこから考えてみた。

質問の理解は聴解力が問題になる。
聴解能力は、どれだけ自分の中にフランス語の蓄えがあるか、
という意味での語彙力が支えになる。
昔読んだTOEICの本に、写真を見て解答する問題の対策として、
頻出質問文型を覚えろというのがあった。
仏検準二級も同じ手が通じるだろう。
疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞を押さえておけば、
質問を理解しやすくなるはずだ。

完全な文として応答するというのはどうか。
過去問を見る限り、質問は単純なのだけれども、
答える場合には主語を代名詞で言い換えたり、
特定の疑問詞には特定の答え方があるなど、
フランス語で操作可能なパターンの数が問題になるようだ。

上の二つを考えに入れると、
『傾向と対策』の例文を使った仏作文の練習は、かなり遠回りだ。
そもそも『傾向と対策』の例文は、文法や語法を問うためのもので、
単純な表現のはずも無く、質問として出るものは皆無といっていい。
仏作文の基礎力も無い段階のわたしが例文を覚えたところで、
実際自分で適切にアウトプットできるかといったら、それは無理だ。

単純なレベルのインプット・アウトプットの練習には、
基礎的な会話の練習ができれば一番いい。
残念ながら、フランス語会話を習いにどこかに行くだけのお金は無い
けれど、わざわざ習いに行かなくても、NHKフランス語講座の教材がある。
NHKの各期講座の入門編は、基礎会話が主体になっている。
また、幸いなことに、手元にある98年度の講座(倉方秀憲担当)は、
練習量が多く設定されている。
これを使わない手は無い。
とりあえず練習問題を使って、あらかじめ筆記で回答し、
次に音声を聞いて応答する練習をした。
準二級の二次試験なら、これを反復練習して対応できそうだ。

毎日8日分のペースで勉強していけば、12日で半年分1クールを回せる。
これを何周かすれば、基礎会話力がつくだろう。

よし、プランだけ立てたぞ。
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