ねこの朝食、ひとの朝食

 我が家の朝食は、上の図の如くである。しっかり食べるほうだろうと思う。トーストに、トマト、きゅうりといった野菜、チーズ、目玉焼きもしくはスクランブルエッグにした卵、それに、バナナ、キウイにヨーグルトを和えたものを食べ、牛乳を飲む。以上が人間の朝食である。
 そして、下の如くが、猫のみゆちゃんの朝食である。

 もっとも、みゆちゃんは、自分の好きな時間に好きなだけ食べるから、朝食といえるかどうかはわからない。勿論、図のような食器ではなく、プラスチックの容器からじかに食べている。以前は、朝と夕方、魚の缶詰を、それなりに可愛げのある青い線の入った白いシリアルボウルに、ドライフードと混ぜてあげていたのだけれど、いつからか、缶詰は食べなくなった。しかも、ドライフードは器から食べるよりも、ストック用のプラスチックの容器のふたを勝手に開けて、そこからじかに食べるほうがおいしいらしい。ほかの食べ物には、鰹節を例外として、さらさら興味はなく、好きなときにドライフードのおいてある箪笥の上にあがって、容器に顔を突っ込んではぽりぽりと食べている。
 こういう食事のスタイルは、実家のちゃめも同じであって、ストック用のポリ容器をひっくり返し、ふたを開けて中身をかき出して食べている。この二匹、恐ろしく仲が悪いくせに、似ているところが結構ある。
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