顔合わせが終わると、
読み合わせから、本格的な稽古が始まります。
読み合わせ・・・つまり、台本を読んでいくのですが、
ことのはboxさんの稽古は、
読み合わせでも、
ただの読み合わせとはちょっと違います。
例えば、こんな感じ。
これは立ち稽古ではないんです。
こちらの主宰独特のやり方なのですが、
相手との距離が一番ぴったりくる場所に椅子を置いて、
そこで台本を読むのです。
普通の読み合わせは、ズラッと机に並んで、
つまり、昨日出した、こんな感じが毎日続くんですが、
こちらの主宰の発想は、
せっかく読むのなら、最初から、
相手を感じながらやった方が無駄がないでしょ、
ということだと…たぶん思います。
そういえば、3人をカーテンの中に入れて、
暗い中で、こそこそ喋る感覚を体感させたこともあったっけ。
また、普段の2倍の速さ、2倍のテンションで、
ひたすら台詞を喋りたおす、という稽古も。
主宰の酒井さんは、いろいろと、
とんでもないことを思いつく人なのですが、
面白いことに、役者は、
こういうことで、ぐん、ぐん、と上がっていくんですね。
まさに「酒井マジック」。
だからみんな、信頼してついていくのです。
ということで、
顔合わせ⇒読み合わせの次は、立ち稽古。
次はもう少し時間を進めて、
立ち稽古の話に移ります。
あ、そういえば、今回、
稽古着がみんな、てんでバラバラだったので、
そんな話でも・・・。
<つづく>
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