ドアや窓、特にドアは必ず、
開け閉めのアクションをきちんとする!
これは稽古の時の鉄則なんですね。
なぜなら・・・、
ドアの後ろは、出演者の通り道、だからです。
本当の家のように、
ドアの後ろに廊下や部屋は・・・ない!
ドアの後ろは、ただの舞台裏の通路しかありません。
ということは・・・ここが開いたままになっていると、
上手から下手へ、下手から上手への、
移動ができなくなってしまうのです。
ずいぶん前になりますが、
お客さんで観に行った公演で、
ドアが開けっ放しになったことがあって・・・。
裏事情がわかるだけに、
どうするんだろうと気が気じゃなくて、
そこからほとんど、芝居が頭に入りませんでした(笑)
そのうち、その場所から1人が普通に登場して、
きちんとドアを閉めたので、ようやく落ち着きましたが、
あとで出演者に聞いたところ、
やっぱりミスで開けっ放しになったのだそう。
ただ、そこの劇場は、外に出て大回りすれば、
下手⇔上手の移動が可能だったので、
次に出番のある役者さんがダッシュして回り、
見事に間に合わせたという。
ある意味、出演者たちには、
舞台上よりも手に汗握る展開だったようです(笑)
「若手の劇団員がぁ!」って怒ってたから、
きっとやらかした本人は怒られただろうなぁ。
まぁ、そうやってだんだん学んでいくんだよね。
ととと、また違う話になっちゃいましたが、
スタジオの話に戻ります!
稽古場と言えば、何といっても、
「とりあえず道具~~」
こんな言葉があるかどうかも知りませんが、
このウラ話では、
けっこうお馴染みの秘密道具(?)ですね。
明日はこれを、ダダダダダダっと並べます!
<つづく>
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