望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「見よ」ウラ話&ウラ写真(その8) スタジオ稽古場の日々

2018-03-22 17:04:05 | 舞台・ウラ話

ドアや窓、特にドアは必ず、
開け閉めのアクションをきちんとする!

これは稽古の時の鉄則なんですね。


  なぜなら・・・、

ドアの後ろは、出演者の通り道、だからです。

本当の家のように、
ドアの後ろに廊下や部屋は・・・ない!

ドアの後ろは、ただの舞台裏の通路しかありません。

ということは・・・ここが開いたままになっていると、
上手から下手へ、下手から上手への、
移動ができなくなってしまうのです。


ずいぶん前になりますが、
お客さんで観に行った公演で、
ドアが開けっ放しになったことがあって・・・。

裏事情がわかるだけに、
どうするんだろうと気が気じゃなくて、
そこからほとんど、芝居が頭に入りませんでした(笑)

そのうち、その場所から1人が普通に登場して、
きちんとドアを閉めたので、ようやく落ち着きましたが、

あとで出演者に聞いたところ、
やっぱりミスで開けっ放しになったのだそう。

ただ、そこの劇場は、外に出て大回りすれば、
下手⇔上手の移動が可能だったので、
次に出番のある役者さんがダッシュして回り、
見事に間に合わせたという。

ある意味、出演者たちには、
舞台上よりも手に汗握る展開だったようです(笑)

「若手の劇団員がぁ!」って怒ってたから、
きっとやらかした本人は怒られただろうなぁ。

まぁ、そうやってだんだん学んでいくんだよね。


ととと、また違う話になっちゃいましたが、
スタジオの話に戻ります!

稽古場と言えば、何といっても、

「とりあえず道具~~」

こんな言葉があるかどうかも知りませんが、
このウラ話では、
けっこうお馴染みの秘密道具(?)ですね。

明日はこれを、ダダダダダダっと並べます!


    <つづく>





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