さて、今度のネタは、
<小劇場のウラの声>
というタイトルで進めていこうかと。
なんか、わかるようでわからないタイトルですが、
ひと言でいえば、マイクがらみの話でございます。
といっても、小劇場では、
何か、よほどの目的がない限り、マイクは使いません。
なら、どこにもマイクは無いのかと言えば、さにあらず。
芝居とは無関係にあるんです。
あちこちにマイクが。
まず、
「えー、インフォメーションです。
キャストの皆さんは14時舞台集合、お願いしまーす」
なんていうインフォメーションを、
楽屋など、裏に伝えるためのマイク。
要するに、会社や学校、どこにでもあるヤツです。
・・・で、これ、返事したくなりません?
不思議なことに、
楽屋にいると、思わず返事をします。
「〇〇さんいますかー?
〇〇さん、舞台上に来てくださーい」
「〇〇さん、いませんよー」
なーんて、スピーカーに向かって答えてたりする(笑)
以前、会社勤めの友人に話したら、
「ありえない」
と呆れられましたが、
考えるに、普通の会社と違って、
楽屋はお喋りOKだからじゃないか、と。
なんかね~、楽屋っていつも賑やかなんです。
たとえ、仕事してても、台本読んでても、
シーンとなることはまずないので、
その延長線上にあるのかもしれません。
(もちろん、本番前には静かになりますよ)
他に、舞台ならでは、なのが、
舞台を写しているモニターTV。
つまり、普通はテレビなんですが、
小さい劇場の場合、テレビがなくて、
舞台の音だけ、マイクで拾うところも多いんです。
って・・・そういえば、私、
モニターのマイクって見たことないなぁ。
かなりの数の劇場に出てきましたが、
そして、舞台のどこかに、
最初から取りつけられているはずですが、
一度も見たことがありません。
というか、そんなこと、考えたこともなかった
どこにあるんだろう・・・。
今度、ぜひ探してみます!
<つづく>
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