望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その9>

2019-07-29 21:45:35 | 舞台・ウラ話

 
先に、昨日の「あえあえ言葉」の答えを。

「あえあえ、おうおういえうああい」
(さてさて、想像して下さい)

「おいえ、おおあいいあういうあいあんあいいーいあいあ」
(そして、その先にあるシルバニアンファミリーみたいな)

 
はい。絶対にわかりっこありません(笑)

 
でも、一度声に出して言ってみて下さい。 

明らかに活舌がよくなりますし、

早すぎて喋れなかった言葉が、
余裕で喋れるようになりますよ

 

・・・と、

これで声の話はおしまい、
と思ったのですが、

 
もうひとつ、ありました。

 

これとはちょっと違うものの、

モニターからの声というか、
ドラマのような話があったんです。


といっても、

これは一度、ウラ話に書いているので、

昔から読んでくださっている方には、

既視感があるかもしれませんが、

 
書いたのが、もうずいぶん前なので、
再放送しちゃおうかな、と。

 
あ~、この話か、と思い出しちゃった方、

申し訳ありません!

 

       

ずっと昔、

あるミュージカルに客演していたときの話です。

その公演は、自分にとって、
すごく不安のある公演でした。

ストレートプレイじゃない分、
台詞がどうもしっくりこない。

本当にこれで、
ちゃんと伝わっているんだろうか??

・・・と、本番に入ってからも、
ずっと不安だらけだったんですね。


そこで、思いついたんです。

「そうだっ、本番のテープを録ってみよう」
(当時はまだカセットテープだった)


普段は本番で録音なんてしません。

そんなヒマもないし、


第一、舞台裏も楽屋も狭いから、
私物を置くスペースなんてない。

ところが、
その公演は会場が大きかったもので、

高い所に、大きなモニターTVが、
広々とした楽屋を見降ろすようにセットしてあって、

ちょうどその台の横に、
テレコが置ける程度のスペースがあったんです。


もちろん本番中はさわる暇がないので、

最初からずっとオンにしておいて、
休憩中にテープをひっくり返す、

ということにしました。

(カセットテープがわからない若者は、

勝手にググって下さい)

そして、その日の公演が終わり、
家に戻って、テープを最初から聞き始め、

10分、20分とたつうちに・・・。


   <つづく>

 

 

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