ようやく この袋出来上がりました。
若いころ? なら 二 三日で仕上げていたのに 動作が鈍くなり 家事もスローになり 物忘れも多くなり あれもしなければ これもしなければと 焦ることばかりです。
袋つくりも 一気に仕上げれば スマートにきれいに仕上がるのに あっちをいじりこっちをいじりしていると アイロンやけはするし縫い印は 見えなくなるしで トホホな状態です。
それでもこのパターンは 気に入っていて いくつも作っています。
家のパターンを 横一軒増やしたり 段数を一段増やしたりして 赤ちゃん育てのママにプレゼントしています。
袋の反対側です。
深さ 30ｃｍ 幅35ｃｍ 底巾8ｃｍ です。
庭の 秋明菊 眺めていると 元気出しなよと 風に白い花をなびかせて揺れています。
たらようの大木の裾の 千両はお正月を待ちきれずに 赤い実をつけています。
秋は収穫の時期 家庭菜園が趣味の友達や プロの農家さんから 色々お裾分けをいただきます。
他人の情けで 生きているようなものです。
先日 立派な黒豆をいただきました。
この年齢になっても 黒豆の煮豆を上手に仕上げたことはありません。 もっぱら金時豆でした。
何とか 上手に煮たいものだと パソコンで探していたら ありました。
そこで プリントして冷蔵庫に貼り付け 二日がかりで黒豆を煮ました。
今朝 小皿にとって スプーンで口に入れたら これがおいしい。
甲の上の仕上がりです。
ふっくらとした豆は 指でつぶれるくらいのやわらかさ 煮汁の味も上品です。
自分で自分をほめながら 口に含んでいます。
私のデジカメの バッテリーです。もう何年も使っているデジカメです。
近頃 すぐバッテリーの充電を 言いますので 買い換えて 今三個のバッテリーが 引退しています。
本妻 二号 三号と密かに 私は読んでいますが 先日三号も役立たずになりました。
すぐに アマゾンに注文しました。
すぐに届けてくれましたが バッテリーを入れ替えても カメラはウンともスンとも 言いません。
同封の説明書を 広げて老眼鏡を 動かして読んでみると 出荷時に充電はしていないとのこと なるほどー 私の知識はそんなものです。
早速 充電器で充電です。
時間待ちに 説明書を熟読していると なんとリチウムイオン電池との 言葉が出ています。
ありゃー あのノーベル賞で話題の 電池なのだーと 感激です。
充電器が 緑になりこれで良しとカメラに入れましたが 何の反応もしません。
ありゃー カメラが故障だったのだー 高いリチウムイオン電池を買ったのに ドジな自分を 反省します。
でも これであきらめないのが 私。
何度も電池を入れ替えますがダメ 無言のカメラです。
思い切って 安いカメラを買うか と 財布が頭をめぐります。
それにしても キャノンがうらめしいー。
そして未練がましく 綿棒でカメラのバッテリーのコーナーをこちょ こちょ バッテリーの接触部分も こちょこちょ
これでだめなら 安いカメラ 買うか― 。
でも また色々な機能を覚えなくてはなりません。 年寄りにはそれが難儀です。
そして カメラを覗いたら ばっちり パソコンデスクを写していました。
しかし もうこのカメラ寿命が近いようです。
なんか 身内のような気がしています。
10月を 半分過ぎたら 生協のカタログも 来年の暦や手帳が掲載されるようになりました。
以前は メモ魔の友達が ほぼ日記にこだわって 私の分も毎年プレゼントしてくれていました。
その友達も 旅立ちそれ以後は 本屋さんに並ぶ安い手帳で我慢していましたが 昨年は買いそびれ 新年になってスーパーの百均で
薄い手帳を買いました。
百均にも手帳があるのだと 感心していたら 毎年わたしはこれよと の友達もいました。
高齢になって 忘れることが多くなり 忘れ防止にメモ帳が必要です。
来年も 百均にするか 本格的な手帳にするか 思案しています。
年齢を重ねるごとに 料理がめんどくさくなりました。
一人なら なんでもいいと思うのに 連れ合いがいると 何か作らねばと 気を使います。
生協に注文していた 大豆とひじきの缶詰が出てきました 人参を入れて 揚げを入れて 旬の枝豆を入れて 煮ました。
今夜のおかずの 一品です。
田舎の ばあばあの料理ですから えっというような献立になりますが 文句は言えません。
あの戦後の 食糧難を体験したものには 文句は言えないはずです。
たまには こんなおかずもいいものです。
いつも 縫物をするときは ラジオが友達です。
台所 枕元 縫物の棚 と置いています。
先日は 隣町の観光農園 押川果樹園さんが 主力の栽培品種 瀬戸ジャイアンツの収穫時期を迎え 宣伝していました。
そしてなんと 視聴者にプレゼントが出ていました。
婆の聴力も 全開です。
そして 当選者 5名 穴熊の女房さんと 呼ばれたのです。
その高価な ぶどう今朝 赤い郵便局の車が 届けてくれました。
たまには いいこともあるものです。
故郷を離れて 半世紀を過ぎたのに まだ故郷を恋しがっています。
秋になると 鮎が泳ぐ川 町中にある城跡 時々便りをくれる 友達 父も母もいない分 弟が元気かーとの電話だけかけてきます。
もう 長く訪ねていません。
肌に風が心地よくなるころ 鮎が解禁になり 河川の傍には 鮎を提供する 食事処が 店開きをします。
今年も 串に刺された立派なアユが 炭火で焼かれている様子を伝えていました。
こんな時期 寅さんなら予告もなく 柴又のおいちゃん おばちゃんのところに 帰るのだろうなあーと 思いめぐらしています。
おばちゃんは お芋の煮っ転がしで 歓迎します。
芋食べないー といただきました。 早生の白芽です。
これから 出始める赤目にはかないませんが 芋好きの私には よだれが出ます。
一仕事終えた 古い布たちには も一度働いてもらいます。
領収書やへそくりを入れるのにいいですよ。
この時期 家の周りの樹木に むかごの蔓が絡まっています。
軒先まで 伸びたむかごの蔓 むかごをたくさんつけているので 楽しみにしていたら なんと蔓に 蝶の幼虫が 陣取っています。
その証拠に 沢山の黒い糞が落ちています。
どんな きれいな蝶に脱皮するのか 眺めています。
昆虫や虫には 素人の私 こんな年齢になって 殺生するのも どうかと仏心を出して眺めています。
起きてすぐ 東のカーテンを開けたら なんときれいな朝焼けです。
急いで 小さなデジカメを握り 最大限の拡大で ボタンを押しました。
この世に 神も仏もあるものかと 近頃すねている私に 朝の空が元気だしなよと 呼びかけているようでした。
3分くらい 空を染めて いつもの空になりました。
朝焼けは 雨 夕焼けは 晴れ
夏の夕焼け船つなげ 秋の夕焼け鎌を研げ
などと 子供時代母は私に言い聞かせていました。
今は 世界中のお天気や 離れて住む子供たちの地方の天気もわかります。
靴や 下駄をけり飛ばし 明日の天気を予想していた子供時代を ふと思い出した朝でした。
