端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

冬支度

2016-11-29 | 思うこと

変な癖で 私は靴下をはきません。

この素足で 地球を捕まえて おかないと不安なのです。

外出の時はさすがに 恥ずかしいので 派手なものをはいています。

大好きな 向田邦子さんも 自宅では素足が多かったとか エッセイで読んだことがあります。

足は 素足ですが そろそろ冬支度をせねばと 生協のカタログで ババシャツを一枚注文しました。

これが よかった 長袖でモダンな細い縞で 今はやりのストレッチで 気に入りすぐ 二枚追加 注文しました。

温かさも 抜群で 久しぶりに いい買い物でした。

ところが このシャツ 前のくりが十分あるのに 手を入れて 頭を入れると 首の周りがモサモサします。

あれー 後ろ前だー やり直しです。

こんなことが多くなりました。 ズボンをはいて 尻のポケットが前にある なんでー と確かめる羽目になります。

勿論 着る前に 注意しているのに この有様です。

内緒ですが 裏返しに着ていることもありました。ナイショですよ。

老化のせいにしていますが 危ないものです。

周りの からいも畑も 霜の来ぬうちに 急いで収穫ですが やわらかい漬け物大根も 櫓に干され 出番を待っています。

我が家も 間仕切りの建具をはめ込み ようやく昨日ストーブが 登場し 少しづつ冬の支度です。

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牛 蒡

2016-11-28 | 食べ物

何年も 前にけがをして 整形外科に駆け込んだら ケガより血圧が高いよと 医師から注意され 以後ずーと 整形外科で 月に一度

薬をいただきに 通院しています。

私の しわを眺めつつ 骨密度を検査してみましょうと 先生のお言葉があったのは 一年ほど前 月に一度 骨を強くする薬を服用しています。

先月の採血の結果を 眺めつつ先生が 大丈夫ですねーと お声をかけていただきました。

まずは一安心して 帰りに地場産品のお店に寄ったら 大きな水田牛蒡が出ていました。

この時期 えっ これが牛蒡 とびっくりするようなのが 並んでいますが これが柔くて 風味がいいのです。

泥付きを 二本買って すぐきんぴらに しました。

夕食のおかず 一品出来上がりです。

透き通るような 青空 風もなく 温かく こんな穏やかな日が 続けばいいのにと 勝手なことを 思っています。

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古 着

2016-11-27 | 趣味

先日 オークションで手に入れた着物が届きました。

男物の 長着大島紬の 上等です。 それも羽織とおそろいです。

これと言って 必要もないのに パソコンで眺めているとついつい手が出てしまいます。

羽織と 着物二枚で 送料のほうが高かったのです。

解くのはやめて しばし眺めることにします。

そして これは木綿の一重の着物です。

絣の模様と 木綿の風合いが とても素敵です。

春先に着る 一重のおしゃれなコートなど 素敵だろうなあーと 眺めています。

こんな古着を 眺めていると どこのどなたのタンスに眠っていたのだろうかとか ずいぶん高価だっただろうなあーとか

私の想像力を わかせます。

古着が持っている ストーリーが見えるようです。

自分の着物も 広げるたびに 呉服屋さんで 選んだ時の思い出や 時代が思い出されます。

だから 自分の着物の処分は 出来ないのです。

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かぼちゃ

2016-11-26 | 食べ物

女の 好物を 芋 たこ 南京 と言いますが 私もかぼちゃ大好きです。

それも ねっとりしたホクホクの かぼちゃでなければ だめです。

近頃は 世界の国から季節ごとに 輸入され 冷凍のかぼちゃでもおいしいものです。

冷凍のかぼちゃを使って 時々かぼちゃのプリンを作って楽しんでいますが これがおいしい。

台所に転がっていた 小ぶりのかぼちゃ どうしようもなく 油揚げの残りと煮ました。

かぼちゃだけは 外見だけでは判断できず 包丁を入れて こりゃだめだとか 美味しそうと 食欲に伝えることになります。

人間も 外見では判断できず 思わず情の厚いお方や あっさりした淡泊なお方との出会いがありますが

年齢を重ねて 先の見えた今 人との出会いは どんな時もうれしいものです。

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感 謝

2016-11-23 | 食べ物

主食の お米の生産が 消費より多くなり 肩身の狭い思いをしている 稲作。

外国から 美味しくて安い外米の 入ってきそうなお国の事情ですが 我が家で食べる分は 作ると耕作面積の少ない 百姓も頑張っています。

秋になり 里山も黄色に変化し始めました。

本日は 収穫の済んだこの時期 大事な水を供給してくれたため池の 堤の端に鎮座しておられる 水神様の感謝祭でした。

世話役の穴熊さん達は昨日から 草を刈ったり 掃除をしたりして 本日は 神主さんに来ていただいて 感謝の行事です。

稲作の 一年の行事が終了し 田圃の神様もお見送りして また来年の 豊作をお願いするのです。

昔は この時期 池の栓を抜いて ぬたの中 鯉や ウナギ ナマズを追いかけ それで一杯と 楽しみな行事がありましたが 今はそんな行事も 消えてありません。

水神様の 感謝祭が済めば 正月を待つばかりです。

正月が済めば 新しい年の お米つくりの 行事が始まります。

今年も 残り少なくなり 気ぜわしい毎日です。

朝から 気をはって 冷蔵庫の掃除をしました。 

なんじゃこれはと 忘れいてたものが 出てきて 危ないものです。

すっかりきれいになり 家事一件落着です。

「布遊び展」に 私の十八番の この大きいバック 二個出していましたが すぐ売れてしまいました。

昨日 友達が欲しかったと電話があり 作ってー と言われ 作り始めました。

暖かい日が続いていますが 明日から寒くなりそうです。

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サーカス

2016-11-21 | 思うこと

宮崎市のイオンの駐車場に 木下サーカスが来ているのは知っていました。

が 小さい子供がいるわけでもないし そんなに興味をもっているわけでもないし……。

と思っていましたら 招待券があるから 行かんねと 友達からお声がかかりました。

行く行くと私  おばさん三人で11時からの公演に朝早くから 行ってきました。

沢山の人が 詰めかけ県内各地から貸し切りバスや マイクロバスが 沢山です。 

子供や高齢者でいっぱいです。

子供のころ 天然の美の音楽で始まって いたサーカスと大違いです。

フライドポテト ピザパン コカ・コーラを手にもって 何十年ぶりかの サーカス見物です。

迫力ある音楽と サウンド きらびやかな照明 間をあけずに 次々と迫力のある ショーが繰り広げられます。

田舎に暮らし 生の演劇や音楽に貧しい毎日ですから 驚くことばかりです。

プロの演技を見ながら 感激することばかりでした。

ピエロに笑い 四頭のシマウマ 七頭のライオン 一頭の象の演技に うなずき 最後はサーカスの花 空中ブランコを見上げて二時間余りの 楽しいひと時でした。

「布遊び展」以降 財布を頼まれ 5個出来上がり 残りの5個を作っています。

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板かるた

2016-11-17 | 趣味

先日の 「布遊び展」に 高校時代からの友人が 二人で 小一時間 電車を乗り継いで 来てくれました。

久しぶりに聞くふるさとの訛りと 旧姓が飛び交いましたが たくさんのお客さんで ゆっくり話すこともできませんでした。

そんな中 縫物友達の加代子さんの 板かるたの飾りを みせたら 征子さんは すらすらと上の句を 口にしました。

60年過ぎても 彼女の成績優秀は そのままでした。

先日また 板かるたをヤフーのオークションで 落札し 昨夕届きました。

昨年の今頃は Eテレで 百人一首の 復習を テレビの前に座り 勉強していましたが 久しぶりに戻った記憶 すっかり消えています。

 板かるたが 届いたら穴をあけるつもりで 量販店を覗き 工具をかって 用意していました。

電動の 穴あけ機と思っていたら なんとねじを開け閉めするドライバーでした。

折角 買ってきたのに 失敗です。 〆すぎたねじ や ゆるんだねじに 活躍してもらいましょう。

年寄り二人 頭のねじは 無理でしょう。

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老人クラブ

2016-11-15 | 思うこと

本日 朝から町内の老人クラブの大会でした。

集落の先輩に 誘われて私たち夫婦も 会員ですが シャイな穴熊さんは 欠席です。

高齢者が 増加しつつあるのに 老人クラブは 消滅が多く 大会の参加者も 少ないのです。

<伸ばそう 健康寿命 担おう 地域づくり>  をスローガンに 37回目 の大会でした。

終了後は 福祉の勉強です。

みじめな老後にならないように 認知症になったときの 色々な支援を いただく 映画が上映され 自分の身に置き換えて 考えてしまいました。

帰りに 町のギャラリーに お礼を言いたくて寄ってみましたら 隣町のパッチワークグル―プのかたがたの 作品展でした。

人様の作品を拝見するのも 勉強です。お昼も近くなり 時間を気にしながら 帰宅しました。

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余 談

2016-11-14 | 趣味

今回の 「布遊び展」 の隅に 帯と羽織の裏を 展示していました。

帯は 珍しいお経を織り出したもので 両面結ばれるものです。

薄い紫のほうは法事 年忌に結び 黒地のほうは お葬式用です。

軽くて 〆やすい生地です。

珍しいので お客さんにも 知ってもらいたくて 下げていました。

もう一つは 男物の 羽織の裏です。

私が 解説します。

[これは 我が家の旦那さんです。]  

聞いているお客さん一瞬戸惑います。

そこで私 「その証拠に 焼酎をしこたま飲んで 目の淵が赤いでしょ」

お客さんにんまり します。

「でも まだもう少し飲みたいのです。 でも嫁はうるさくて飲ませてくれません。 そこで 素足で徳利をもって 銭はないので

掛け通いをもって 足音の出ないように 素足で 酒屋まで 出かけるところです。」

ここでお客さんの笑いが でます。

しかし その続きがあります。

これが 説明ですが 学歴のない私には 読めません。

しかし 古狸 とか馬尿とかは わかりますので たぶん古狸が 徳利の中に 馬の小便を入れて だましに行くところではないかと

私の解釈で 落ちが付くのです。

そんな説明をしていたら お客さんが調べてみると スマートホンで 写して帰られました。

こんな 素敵な羽織の 表地はどんなものだったか 知りたくなります。

そして それをお召の旦那 どんな粋なお方だったのか 私の想像は 広がります。

笑ったり うなづいたり おしゃべりしたり お昼の弁当や 夕食のおかず 果物 どら焼き 栄養剤と おばちゃんの差し入れは色々できれいに おなかに入れました。

デイケア―に 通所のお母さんにプレゼントだったり 脳こうそくでリハビリの男性がお見えになったり ハウス農家の主婦が 忙しくてと

駆け込んでくださったりと 本当に色々なことを 教えていただきました。

根が付いたのではないか というくらい睡眠をとり 今日からいつもの生活に戻らねばなりません。

沢山の皆さん 本当にありがとうございました。

 

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最終日

2016-11-13 | 趣味

栞さんとの「布遊び展」 本日が最後です。

地方紙の隅に ちょこっと出していただいたりして 沢山の方に 来ていただきました。

色々な方との 出会いがあり 改めて自分一人で 生きているのでない と 感じています。

加代子さんが私に プレゼントしてくれた このかるたの下の句

「風をいたみ 岩うち波のおのれのみ 砕けて物を思う頃かな」  にぴったりの心境です。

年齢を重ねて 足が弱り 腰が弱り ここのところ 五十肩のような 感じもしています。

元気なのは 口だけです。

私の おしゃべりで ご迷惑をかけたおかたも おられたのではと心配しています。

人生残りも少なくなりました。

十年を超したここの展示会 一区切りで 今年までです。

いえいえ 針を握るのはやめません。 ますます燃えています。

これからは自分の 気ままに 作りたいと思っています。

パソコンにアップしますので みてください。

今日もいい天気です。 留守番の穴熊さんのご機嫌を 気にしつつ 今日まで頑張って 行ってきます。

 

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