昨日 穴熊さんは 農協の育苗センターに コシヒカリの苗を受け取りに 行きました。
田植えまでには 肥料をまき 荒代を開け 植え代をして 泥が澄み切って 田植えとなります。
これらの作業 大型機械で米つくりの ご近所に依頼します。
水利組合の 役員の穴熊さんは 水路を何度も点検し 痛んでいるところは修理し 池の水が 20日に開けられました。
水が流れ出しても 末端の田んぼまでスムーズに 水が流れるか 心配の種です。
宅地化が進み ごみや ビニールが水路をふさいでいるからです。
苦情の電話を 受ける私は 頭を下げるのみです。
米が余っている とはいえ稲作は 農民の魂なのです。
田植えの日まで 毎日苗に散水が穴熊さんの楽しみです。
そんな今日 私の町の文化会館で 隣の市と郡部の 小学校 中学校 高校の吹奏楽部の 発表会があると 聞き 午後でかけました。
私も何か一つ 楽器を演奏することが出来たら 又違った人生だったかもしれないと この年になって思っています。
たっぷり 3時間子供たちの演奏を堪能し 最後はいろいろなコンクールで 実績のある 宮崎市内の 私立高校日向学院の中学 高校生の見事な演奏を 聞かせてもらいました。
私の住む 田舎の町にしては 立派すぎる文化会館です。音響設備も完璧です。
その割には十分活用されていないような 気がしています。
今日は入場料300円 暖房料など払える訳はありません。 寒い中での 鑑賞でした。
会館の庭の 藪椿 楚々とした 私好みの 花です。
遅くなった 時間を気にしながら 帰宅したらなんと ヒヨドリが 鳥かごに入っています。
すばしこい鳥をどんなにして 捕まえたのか 穴熊さんに聞きたいのですが いつもの温泉に出かけて留守。
帰宅した穴熊さんの話 ガラスに体当たりして 気絶したので拾って 鳥かごに入れ 万両の実と水を入れたとのこと。
元気を出したヒヨドリ 鳥かごの扉を開けるとすぐ 夕暮れの空へ 飛んでいきました。
穴熊さんに きっとヒヨドリの恩返しがあると私は信じています。