端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

白和え

2019-09-30 | 食べ物

我が家の すり鉢に登場願ったからには 白和えを作るしかありません。

冷凍庫の 間引き菜 大根葉を解凍し 人参をさっとゆで コンニャクを炒り煮にして薄く味付けをして

準備OK

頂き物の 今年の煎り落花生を丁寧にむいて ひたすらすり鉢であたり 脂が出るまで 仇のようにあたり

豆腐 味噌 砂糖 だし醤油 を入れ小指で味を見つつ 混ぜました。

材料費ダダ ですが手間は大きい でもやっぱり自分で作ったものは 美味しい 自画自賛しつつ 箸を運んでいます。

お許しください。

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道 具

2019-09-29 | 思うこと

歳を重ねるということは 老人になること 体力も気力も衰えることを 予測していませんでした。

重い 無水鍋や 中華鍋は 出番が少なくなり 小ぶりのフライパンや 雪平鍋の登場が多くなりました。

ミキサーも 出したり入れたりするのが面倒になりました。

高齢者の食事つくりに すり鉢は欠かせません。

長年付き合ってくれた 我が家のすり鉢 これより小さい手ごろなハイカラな すり鉢を アマゾンで見つけて 買いました。

飯茶碗ほどの大きさです。

美味しい料理を作って 夏の疲れを早く取らなければなりません。

 

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どんぐりのブローチ

2019-09-27 | 趣味

季節が 少しづつ変わっていくのが わかります。

山の樹々も 個性のある木の実をつけ始めました。

もし里山に出かけることがあったら どんぐりを見つけてください。

どんぐりと言っても 色々な種類がありますが 椎茸の原木というくらいの知識しかなかった私

この大きなどんぐりを見つけてからは 山の樹々にも目配りができるようになりました。

どんぐりの中でも この大きな種は アベマキです。

実が大きいので 町の中でも 子供の喜ぶところなどに 植栽されています。

それなりの 役所に聴けば どこの公園に植樹してあるとか 教えてくれます。

拾ってきたものは 乾燥させ やすりでイガイガを削ります。

キリで 内側から穴をあけます。 手芸用の紐は15cmに 切ります。

内側で結びます。

木の実の布を 丸く切り縫い縮めます。 中にアクリルの綿を詰めてしっかり絞ります。

どんぐりは大きいものから 小さいものまでいろいろですから 頭を働かせて 大きさを決めます。

どんぐり帽子の紐をしっかり握って 内側に木工ボンドを 塗ります。

綿を入れた布球を 入れます。 指で押さえておきます。 周りの淵を目打ちで押しこむと きれいになります。

紐を 二つに折って 安全ピンの穴に通します。

出来上がりです。

欲張って大きいどんぐりばかり だと品がありません。

小さいどんぐりばかりだと 存在がありません。

古布の洋服に飾ったり バックに付けたり  気持ちの余裕です。

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間引き菜

2019-09-26 | 食べ物

待っていました。

昨日 夕方友達が大根の間引き菜を レジ袋に詰め込んで 届けてくれました。

火山灰土壌の 私の地方作られる作物が限られます。

そろそろ夏も おしまいと思われる頃 畑は深く耕され大根の種まきが行われます。

畑は たい肥がまかれ土が消毒され 空模様を気にしつつ 腰をかがめて 

大根の種がまかれます。

そしてかわいい双葉が出たのを 確認しているころ 間引きが 行われます。

農業に素人でも この間引きの作業は サラリーマンの奥様でも 大丈夫です。

日当はいりません。 抜いた間引き菜がいただけるのが 何よりうれしいことです。

丈夫な苗を残し 大根としての成長を託しつつ 黒土にまみれます。

この時期の大根 双葉の次に出る本場葉で あーこの畑の大根は 漬け物大根だー 

ここのは千切り大根だーと すぐわかります。

品種改良された 種子は缶詰容器に入れられ 高価です。

そこで 種子を一粒づつ撒く機械が考案され ています。

昨日 間引き菜を届けてくれた友達も 近頃は間引くことも少なくなったみたいよ と一言つぶやいていました。

早速 洗ってちょっと塩もみし お漬物

生姜 胡麻 を乗せてお酢を数滴かけ お醤油を垂らし 食卓へ。

残りは お湯を通し白和えや 煮びたしにします。

こんな 安い惣菜がおいしいと思えるのも やっぱり高齢者になった証拠のようです。

 

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一升袋

2019-09-25 | 趣味

小さな 巾着袋を作った布 まだ残っていしたので 裏布を探して 一升袋を作りました。

袋の出来上がり 幅32cm 深さ32cmです。

何度も 一升袋の講釈をブログでしていますが 年寄りの口癖です。 聴いてください。

昔 たいていの農家にはこんな一升袋が 下がっていました。

お寺さんに お参りするとき ご近所の冠婚葬祭の手伝いに行くとき この袋にお米を一升入れて持っていきました。

親戚や友達が訪ねてきて お返しのない時 お米をこの袋に入れて 差し出していました。

今はお米の価値も下がり どこでも三度三度 白米のご飯をたらふく食べることができますが 戦後は旅行するときも お米持参でした。

この袋に 入れるお米ぐらいが 嫁の自由になる 唯一の ものでした。

今は 便利なレジ袋や エコバックがありますが こんな手作りの袋は 心温まる感じです。

一人で お昼何を食べるか 思案していたら 友達が竹の皮に包んだ山菜弁当 持参で おしゃべりランチに 来ました。

ちょっと山奥の 県道沿いの山菜がおいしい食堂の 弁当です。

山菜の混ぜご飯 煮しめは 筍 椎茸二枚 ゼンマイ それに味噌漬け 優しい味付けです。

ついつい 全部食べてしまいました。 ごちそうさまでした。

 

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運動会

2019-09-23 | 思うこと

昨日の 台風のために 運動会が今日になったところがあるらしく 今朝6時ごろ 遠慮がちに 花火が上がっていました。

「あー どこかで運動会なんだ」と 朝の支度をしながら つぶやいていました。

運動神経の鈍かった私は 運動会が苦手でした。

それでも 昭和20年代 敗戦の日本 皆一生懸命 頑張っていました。

映画と ラジオぐらいの娯楽の中 子供の運動会は にぎやかでした。

当日の朝 母は早くから弁当作りに 精を出していました。

丸い小さな 飯台にノリを広げノリ巻きを巻いていました。  その海苔巻きに包丁を入れ 干瓢や椎茸卵焼きの垂れさがる端を

待ち受けて 口に入れていました。

そんな時 母の口癖は 「お前は かけっこは遅いのだから仕方ないが 転んだら次の人がすぐ来るから 転ばないように」と

口癖のように 言ってました。

そして今日は 政子ちゃんに 花を持たせる日だからとも 言っていました。 足の速い政子ちゃんはいつも最後の対団リレーの

選手でした。

ノリ巻きの端で お腹を満たすと急いで学校に駆け込んでいました。

一番初めの 入場式から見なければ 楽しくないとの母の意志は づーと続いていた記憶があります。

運動場の周りには 沢山の出店が並び お昼に少しアルコールの入った父ちゃんは 千鳥足でござを抱えて帰っていました。

あの時の 母の着物の模様まで 眼底に残っています。

帰宅すると その日の夕食は運動会のお重の残りでした。

もう70年も 過ぎた思い出ですが いまだに鮮明に記憶しています。

無事に 運動会が終わり 終了の花火が上がっていましたが 今は聞くこともありません。

おぼつかない足取りになりましたが 人生 残りの少なくなった今 色々思い出して 牛が反芻するように 

思い出を かみしめています。

 

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秋明菊

2019-09-22 | 趣味

毎日 気ぜわしくしていて 庭の秋明菊が咲き始めたのに 気が付きませんでした。

台風の 余波の激しい風に揺れています。

華奢な花なのに 折れることはあまりありません。

華やかな花ではありませんが 私の好きな花です。

友達が もう捨てるのよと 布を握っていました。

もらっていい? と私 洗ってアイロンを掛け まず小さな小物袋を作って プレゼントしました。

自分の もう使わない布で裏をつけました。

まだまだ残っています。  何にするかワクワクしています。

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敬老会

2019-09-16 | 思うこと

台風に 痛めつけられ 今なお断水や停電の 地方の皆さんの 生活の不便さは大変だろうなあーと 

家事をしながら 空を見上げています。

今日は 敬老の日 私の集落でも公民館で12時から 敬老会開催の案内をいただいていました。

パーマはかけたし 髪も染めたし ……  しかし何を着ていくか 婆爺の集まりに おしゃれのし過ぎも

みっともないしと いつもの普段着で 参加です。

以前は75歳から 敬老会の招待でしたが 今年からは77歳からに 年齢が引きあがりました。

高齢者が多すぎるのです。  

25名の該当者のうち 20名の参加ですが 耳が遠かったり 杖を頼りの人がいたり 

役員の方々のご苦労がしのばれます。

 二段の折詰と お菓子です。

来賓は 地区を見守ってくださる 民生委員の方が 見えています。

三人の小学生と 二人の中学生が ダンスやコントを見せてくれ 高齢者の代表のご婦人が 三人で踊りを披露されて

おしまいでした。

私の 集落も自分を含めて高齢者が多くなりました。

そのうち 限界集落になるのは見えています。

国の福祉事業も 大変な時代になりそうです。

長生きするのは 決してめでたいと喜んでばかりいられません。

自分にカツを入れつつ 帰宅しました。

小さなポーチが出来上がりました。

ごみ袋の中の 小さい端布で作りましたので 色合い 出来具合満足しています。

巾20cm  深さ12cm ファスナー16cmです。

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あんたは偉い

2019-09-13 | 思うこと

午前中 出かけてお昼前に帰宅したら 台所の掃き出し口に これが大きなきれいなビニール袋に入れて 置いてありました。

抱えてみましたら 頑丈なつくりでかなり重いものです。

田舎では 野菜やお土産 お裾分けと 留守でも そーと届けてあり 誰だろう とあれこれ推理して 電話をかけることになりますが

関係のない お方に電話すれば これ以上の失礼はないので コツがいります。

今日の この手作りの道具 何の道具か見当もつきません。

蝶番で 二つにたためるようになっていて 手作りの頑丈なものです。

もしかして 本好きの私が 楽に本を読めるように 作ってくれたのか 近頃鉛筆のデッサンを勉強中の加代子さんが デッサンの台に

頼んで 私が絵もいいよねーと言っていたので 私の分も頼んだのか あれこれ推理作家並みに あの人か この人か 状況証拠を探ります。

もしかして 誰か他人の家と我が家を 間違って置いたのではないか お昼になったのにご飯を食べる気にもなりません。

抱えたり 畳んだり 広げたり 心当たりがちらちら浮かびます。

エーイ 電話してみるか 物は言いよう 丸い卵も切りようで四角と 母の口癖が 思い出されます。

思い切って 縫物友達の栞さんに 電話をしてみました。

「栞さん もしかしてうちに来なかった」 「うちの主人が行ったよ ふくらはぎを伸ばす台を 届けに行くといっていたから」

「あらー ありがとう」

現物も 見らずに おばさん同士の 話で足にいいと聞いて 私の分も注文しておいてと 言っていたのをすっかり忘れていました。

人間も 古くなるのを嘆いてばかりでは いけません。

古くなってこそ 役に立つことも あるのだと 知らされました。

足のかかとを しっかりつけて テーブルか椅子につかまりつつ 足の腱引きを 伸ばさなければなりません。

 

 

 

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古布のポシェット

2019-09-09 | 趣味

縞の男性用の木綿の着物が 手に入ったので 解いて洗ってアイロンをかけました。

襟やおくみを眺めつついつものポシェットを作りました。

長さ 35cm 幅21cmです。 長さの10cmは 折り返して蓋になります。

強力な 磁石のボタンをつけていますので 手が不自由でも 口で開けられます。

 

後ろにも 小さなポケットです。

片袖は バイヤス布を 沢山作り キーホルダーになります。

この端裂れは 味のある木綿です。  小さな布も無駄なく使っています。

 

 

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