ポスターの左側の絵は
ユトリロのコルト通り、モンマルトル
右側の絵は
スュザンヌ・ヴァラドンの裸婦の立像と猫
西新宿にある損保ジャパン日本興亜美術館に行きました。
6月28日(日)までユトリロとヴァラドン母と子の物語展を
開催しています。
ユトリロの母であるヴァラドンは
画家のモデルをしていた。
有名な画家達は、モデルのヴァラドンに恋をする。
画家だけではなく、音楽家のエリック・サティも。
1883年ヴァラドンはユトリロを生む。(父親は?)
その頃から、彼女は見よう見まねの独学で
絵を描き始める。
そして、自由奔放な恋多き母ヴァラドンに
振り回されて人生を送るユトリロは
アルコール依存症に。
しかし、ユトリロの絵は人気で、よく売れる。
お金が入れば又お酒。
一日酩酊し、一日傑作を描いていた。
対人恐怖症なので
晩年はパリの絵ハガキを見ながら
絵を描いていたという。
ユトリロの絵からは
アルコール依存症であることや、
絵ハガキの模写とは思えない
色彩の美しさを感じるのです。