工場の夜景が好きです。
工場夜景のポスターを見ただけで
ゾクゾクしてしまいます。
実際に見たことがないので
ちゃんと見なくっちゃ、話にならないと思い、
川崎工場地帯の夜景を
船に乗って見に行こう!ということになりました。
今回のクルーズはジールという会社です。
京急空港線で天空橋駅にきました。
初めて下車した駅です。
地上に出ると、びっくりする位
周りは何もない…
天空橋駅の地上出入り口から
約10歩あるいて見えた風景。
この細い運河の船着き場からクルーズ船は発着します。
ここから出航する船(舟と言ったほうがいいかな)が
このルークと呼ばれている運河船です。
全長9,95m 定員44名 です。
屋根がないほうが、
低い橋が多い東京の運河クルーズに適しています。
この船種で、
目黒川や神田川などの都会の河もを航行します。
双胴船タイプで二つの足を持ち、
安定感バツグン。
さ~、では乗船したら、出航です!
ここは海老取川という細い
川というより運河です。
ここから多摩川の本流に出ます。
左手には有名な羽田空港に立つ赤い鳥居。
この鳥居は移動しようとすると
事故や怪我人がでるという都市伝説があったようです。
しかし、1999年2月
滑走路のさまたげになるので
約800メートル移動して
今のこの場所に納められた赤い鳥居です。
夕闇が迫り、多摩川の下流に出ました。
羽田空港のA滑走路が間近に見えて、
多摩川が最大の川幅になりました。
東京湾に出る手前で
右岸の多摩川運河に入って行きます。
ここから先に川崎工場地帯があるようです。
船舶のデッキの照明が
すっごいロマンチックに見えるのは私だけ
多摩運河から千鳥運河に入り
千鳥橋をくぐると川崎の工場群です。
幻想的で神秘的な夜の世界です。
こっこれがイルミネーションのクリスマスツリー
石油プラントや大型倉庫が
未来都市のような別世界に変貌している…
煙突からの火柱をフレアタックというそうな。
その炎が海面に反射し、船舶の灯りと一緒に
強烈なオレンジの光となって水面で揺らいでいる。
この体験は船上からしか見ることができない
異空間の世界です。
ぜひ、お薦めします。
できたら私は日本五大工場夜景を制覇したい。
その5っの場所とは
北海道室蘭市
三重県四日市市
山口県周南市
福岡県北九州市
神奈川県川崎市 です。