日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

趣味・興味が認知も助ける!

2017-01-07 23:23:59 | 発達応援
 母に頼まれた買い物に行き、電車に乗っていると、
きらっきらした、女の子のふたり組が座っていました。

 高校生かなぁ〜短大生かな〜と、思いながら電車を降りると、
一緒の所で降りてきたふたり組の女の子。

 「高校いけるかなー」
おおお!中学生!お化粧すごいぞ!と思っていたら、
勉強しなくても中2までは勉強できたのに、3年で急に勉強できなくなった云々。

 「中2までは、なんも勉強しなくても5教科で200点は取れてたのにー」
 「すごーい!めっちゃ、天才!」
 「でしょー!」

 間違ごうとる、天才じゃない、平均40点じゃん!と
後ろから大声でしゃべる女の子ふたりに心で突っ込みを入れていました。
あと2ヶ月ちょい、がんばれー。

 今日はお子さんとの勉強の日でした。

 去年の11月くらいから、紙飛行機折りに集中していたその子は、
今日も折り紙で紙飛行機を折りはじめました。

 いつもと違うのは、新しいタイプの飛行機を折りはじめたこと。
そして、「少しずつ、変えてみよう!」という提案に、前回より悩まずに飛行機の一部を変化させました。

 さらに、私がまったく違う紙飛行機を折ると、
「僕の分も作って!」と言いました。

 作ってから、「一緒に折ろう」と提案すると、一緒に折りはじめました。

 以前は、自分が折るものだけにまっしぐら!だったのが、
自分が折るもの以外にも目を配る余裕ができています。

 紙飛行機を折りながら、その子がエアレースの話しや
日本人選手が優勝したことなどを教えてくれました。

 好きなことがあって、そこから広がることは、
子どもの世界を広げていくんだなぁ、と一緒に折り紙を折りながら思うことでした。

 紙飛行機を少しずつ変化させて折ることは、モノを良く見る力をつけているのでしょう。
その後の「点群の組織化」でも、方向が変わる正方形の特長を見本と見比べて、
正確に形を作ることができました。

 バリエーションがどこまで広がり、紙飛行機ブームがどこまで続くかはわかりません。
子どもの興味についていきながら、認知を広げられるように、
私も準備を怠らないようにしたいと思います。

 
コメント
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