日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

迷子にしない学習。

2017-01-21 22:58:56 | 発達応援
 稀勢の里の優勝が決まりましたね。
料理をしながら流していた大相撲中継、そのうち料理の手が止まるようになり、
テレビの前に立つようになり、追込まれると「がぁーーーー!」と声を出し応援し、
テレビの前に正座するようになり…。

 明日も…、いや、言うまい。

 自分が教室で子どもと学習をしながら、
私が子どもと学習しようとしていることと、
子どもがそこで興味を示していることが異なることがあります。

 私が量としての数の概念をわかって欲しくて、
四角のブロックで「これが3!」と示し、別の形でも3個のかたまりを作って、
「どっちも3だよ」ということを言わんとするときに、
子どもの方は、四角のブロックは3で納得しているけれど、
別の形のものでは、その形をまっすぐ立たせることに一生懸命になっていることがあります。

 そんなときは、私は子どもに
「今、何をやっているのか。どんな意図があるのか。」ということを
伝え損なっているわけで、完全に私の方に非があるわけです。

 今日の算数の教室では、
子どもとのやり取りのチグハグさが目につき、
子どもは今何を学んでいるか、迷子になっているようでした。

 子どもを迷子にしない学び。

 学習を提供する側の大きな大きな課題ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする