日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

自分の力に気がつく教室。

2017-01-28 22:30:51 | annonへの道のり
 知り合いの方が庭で採れたばかりのサワーポメロをくださいました。
渋みがなく、はずれのないサワーポメロ。
20年以上前に、初めて食べたときの剥きやすさ、おいしさは忘れられません。

 そして、サワーポメロを見ると種子島で暮らした家を思い出します。
たわわに稔るサワーポメロ、夏みかん、はっさく。
何も手入れもしないのに、住んでいる間、毎年毎年、食べきれないほどの実が稔り、
もったいないので、電動式の柑橘類用の絞り機を買い、
毎年、今頃の時期から絞りたての柑橘系のジュースを飲んでいました。

 贅沢な日々だったなぁ〜と、懐かしく思い出します。

 子どもさんと勉強をしながら、
子どもの持つ考える力を引き出すには、どうしたら良いか、ということを
色々なことをしながら考えます。

 子どもの中には、考えることを途中で放棄したり、
自分が考えなくても「わからない!」と言い続ければ、
効率よく答えやヒントを得られることを体験として知っている子もいます。

 また、自力で考えることは難しい子として、
自分では考えなくても良いような課題ばかりを繰り返し、
それが、それこそが学習だと思っている子もいると思います。

 子どもと一緒に学習をする側も、
子どもにどんな目的をもって、どんな力をつけていくかが曖昧なままに、
その場、その場の場当たり的な自習プリントのような課題を学習としている場合もあります。

 私は教室に来る子どもたちに、
自分の持っている情報から何かを推測する力をつける、
自分の体験したこと、経験が、自分が何かを考えるヒントになる、かも、しれない情報になること、
そんな知識や力を自分が持っていることに、気がついて欲しいと思っています。

 私の教室で学ぶことが、自分の力を試して自信をつける時間になるように。
そして、違うところでも自分の力を発揮できるように、なるといいですね。

 引き出しの整理整頓、増量に、私も努めよう!

 

 
コメント
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