今朝は、生暖かい風が強くて、3月下旬の春のような陽気でした。日が上がって来て、どんどん気温が下がって来てる感じですが、体調が狂いますね。気をつけなくては!
紙飛行機を作りを1ヶ月ほど続けているお子さんがいます。最初は同じ飛行機をひたすら折っていました。
それが、何回目かに違う種類の紙飛行機も折るようになり、同じに見えるものにも少し変化を加えて折るようになりました。
せっかく、折っている紙飛行機。何か使えないかなぁ、と思い先日の教室では、分類をすることにしました。
まずは、3種類の紙飛行機に名前をつけました。
子どもなりに、きちんと理由があるようで、本人が最初に折れるようになった紙飛行機には「へそ飛行機」と名前をつけていました。(本来の紙飛行機の基本型のへそ飛行機とは形が違いますが、そこは問うていません。)そして、単純な紙飛行機の形のものには「紙飛行機」と名前をつけ、一番飛びそうな形のものに「コスモファイター」と名前をつけていました。子どもの中の「速そうなもの」、上位機種のものにかっこいい名前をつける、という気持ちが育っているのだなぁ、と微笑ましく思いました。
次に、紙飛行機を「色で分けて」と注文すると、
迷わず、赤、青、黄色とさっさと分けてくれました。
そして、今度は色と飛行機の機種でそれぞれどこに置くかを分類する作業をしました。
はじめは、私が「赤のコスモファイターは…」と色と形のところから交わるところのヒントを出したりしましたが、だんだんと、自分でできるようになりました。そして、色の場所、飛行機の機種の場所をどれだけ変えてもできるようになったし、縦横を色と機種入れ替えてもできていました。
また、やり始めて数回は、手に取る紙飛行機も手当たり次第だったのが、後半は色を基準に手に取ったり、機種別を基準にはじめたりするということもしていました。子どもの頭の中で、「色ごとがやりやすい」とか「機種でまとめたほうがいい」というちょっとした工夫をする思考力がはたらいたのだと思います。
このように、少し助走を手伝って少しずつパターンを変えることで、子どもが考えたり、工夫したり、効率よくするための段取りを考えることに繋がるのだと思います。そして、大人から見るとすぐに飛行機の色や機種を増やしたくなりますが、子どもが好きなだけ分類させて、「あ、マンネリして、飽きてる!」というところで、ひとつ増やすなどすると、学びの中で失敗が重なり、臆病になっているお子さんでも、すんなりと次へ進めると思います。
単純な分類作業のようですが、このような仲間分けができることも算数の土台に関わることになりますし、飛行機の機種から別の概念の話へ広げる端緒となります。子どもの興味のあるところは、大切にしたいものですね。
紙飛行機を作りを1ヶ月ほど続けているお子さんがいます。最初は同じ飛行機をひたすら折っていました。
それが、何回目かに違う種類の紙飛行機も折るようになり、同じに見えるものにも少し変化を加えて折るようになりました。
せっかく、折っている紙飛行機。何か使えないかなぁ、と思い先日の教室では、分類をすることにしました。
まずは、3種類の紙飛行機に名前をつけました。
子どもなりに、きちんと理由があるようで、本人が最初に折れるようになった紙飛行機には「へそ飛行機」と名前をつけていました。(本来の紙飛行機の基本型のへそ飛行機とは形が違いますが、そこは問うていません。)そして、単純な紙飛行機の形のものには「紙飛行機」と名前をつけ、一番飛びそうな形のものに「コスモファイター」と名前をつけていました。子どもの中の「速そうなもの」、上位機種のものにかっこいい名前をつける、という気持ちが育っているのだなぁ、と微笑ましく思いました。
次に、紙飛行機を「色で分けて」と注文すると、
迷わず、赤、青、黄色とさっさと分けてくれました。
そして、今度は色と飛行機の機種でそれぞれどこに置くかを分類する作業をしました。
はじめは、私が「赤のコスモファイターは…」と色と形のところから交わるところのヒントを出したりしましたが、だんだんと、自分でできるようになりました。そして、色の場所、飛行機の機種の場所をどれだけ変えてもできるようになったし、縦横を色と機種入れ替えてもできていました。
また、やり始めて数回は、手に取る紙飛行機も手当たり次第だったのが、後半は色を基準に手に取ったり、機種別を基準にはじめたりするということもしていました。子どもの頭の中で、「色ごとがやりやすい」とか「機種でまとめたほうがいい」というちょっとした工夫をする思考力がはたらいたのだと思います。
このように、少し助走を手伝って少しずつパターンを変えることで、子どもが考えたり、工夫したり、効率よくするための段取りを考えることに繋がるのだと思います。そして、大人から見るとすぐに飛行機の色や機種を増やしたくなりますが、子どもが好きなだけ分類させて、「あ、マンネリして、飽きてる!」というところで、ひとつ増やすなどすると、学びの中で失敗が重なり、臆病になっているお子さんでも、すんなりと次へ進めると思います。
単純な分類作業のようですが、このような仲間分けができることも算数の土台に関わることになりますし、飛行機の機種から別の概念の話へ広げる端緒となります。子どもの興味のあるところは、大切にしたいものですね。