
71年 発売。70年代に入って
少し洒落た感じの歌が流行りだした。
リズムメーカーとしてもその名前を轟かせた
筒美京平さんの作品。
コーラス
リズムセクション
そして特徴のある
平山三紀さんのボーカル。この三つが
融合した新しい雰囲気の歌謡曲。
どこか影のある女の人を演じながら
の「真夏の夜の出来事」を
歌われる平山さんに
もともと
彼女のもっている
ボーカルがひとつの大きな
武器となり、
人々の興味をひく
そんな作品となっていた。
可愛い感じでもない
お色気、セクシーな感じとも
少し違う
不思議な声の魅力に
聞き手が戸惑いながら
その歌に惹かれていった。
そんな構図がこの歌にはある。
彼に委ねて乗り込んだ車は
最果ての町へとついた。
今でもおもうのだが…
悲しい出来事って?
解釈はあるのだろうが
僕にはその悲しい出来事ってのが
わからない。
その悲しい出来事が
起こらないように…
祈りを捧げる二人。
一体この恋人同士の二人は
どうなっていったのだろうか?