明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

HOLD ON ブレッド&バター

2021-05-29 06:05:00 | 僕の音楽日記
1980年作品
80年代幕開けに
ふさわしく
新しい
湘南サウンド
70年代が加山雄三とワイルドワンズ
が湘南サウンドなら
80年代ニューミュージック界のトップバッターとして
大手をあげて
ブレッド&バターが
そのポジションとその椅子につく!



アルバム一曲目に
ポップなノリのいい曲から
始まる
ブレッド&バターの名盤の
匂いを感じる始まりを告げる

僕が名盤定義にあげている
アルバム収録一曲目、二曲目
最強説。
この説にこのアルバムも見事に
当てはまっている。

僕の人生の中で
歌が堰をきったように
雪崩れ込んだきた
高校の頃
とにかく
拓郎一辺倒だった
音楽が
色んなジャンル
色んな音
食べず嫌い
聞かず嫌いを
無くすように
なんでも聞いてみる
良い子になっていた
それまでと違った景色と
違った耳障りが
僕の心を揺さぶり
血となり
骨となり
肉となっていった。

聞かなかった音楽の向こう側は
意外と
心地よかったり
していたり
意外と
好きになっていったり
したもので

人との付き合いのなかで
教えられるものと合わせて
その人の音楽趣味をも
伝搬するもので
S水くんから
「ブレッド&バター」良いよ!
って言葉から
「聞かせて!」と素直に反応していたからこそ
巡り会えた一枚にもなった。


Hold on!
掴んだ 一枚
待って!
作品達が
僕を立ち止まらせた。






ともだちのあなただから チューリップ

2021-05-28 06:41:00 | 僕の音楽日記
風のメロディーの
B面に
収録されていた
「ともだちのあなただから」
メインボーカルの
財津和夫さんの裏声でテープを遅く
させて仕上げた

お遊びなのか?
色合いの違う作品。

和製ビートルズを地でいく
バンドだったチューリップ
ビートルズを意識した
作品が多いことから
ビートルズ好きなら
微笑ましく感じる作品は多い。

この作品は
ジョンのようにボーカルを加工
してる作ってるし
財津和夫さんの裏声でまた、
B面でありながら
当時
変わった曲でよく聞いていた
印象。
当時は面白いなぁ程度。

でも曲自体
ビートルズというより
10ccの
【Donna】という曲にそっくり







また、【風のメロディー】は
ジグソーの
【SKY-HI】にサビが似てるし、
ビートルズっぽいなら
まぁ、仕方ないか
なんだけど
ちょっとこのシングル盤は
チューリップらしくない
寄り道して他をかじっちゃった
作品になってしまった。






ともだちのあなただから
なんて
好きな人から
面と向かって
言われて
友達トークなんだからと
関係を定義されたり、

もうそれ以上踏み込めない
感じを匂わせて
絶妙な予防線を張った
バリケードのような言葉

「あなたと私は
友達よね?」

よね?には強制力と半分強迫的な
感情が見え隠れする。

男と女の愛情を
友情に強引に結びつけようと
させる言葉

そして何より
自分に言い聞かせてる
言葉でもある
「ともだちのあなただから」

ともだち以上恋人未満の
状態の男女の関係を整理するとき
女性のほうから
あなたは友達だから…
ともだちのあなただから…
恋人になりかけよう上向きの
二人の雰囲気と
関係を格下げさせようとする
強引な言葉

男は恋人になりたいと願い

女は恋人には思えない
思いたくない
なんて

もどかしい関係は
よく
日常でも
ドラマでも
見受けられる
発展する関係は
素敵だけど
友達の域に長く居すぎると
恋人に格上げした
万が一の時
空々しくなることもあったりする

ここから先は
この先の領域には
入ってはダメ
念を押されるように
「ともだちのあなただから…」
と言われたら
男は
心の中で
(俺は恋人になりたいし恋人じゃないんかい?)とツッコミを
入れてたりすることも
あったり、
なかったり…


意識と感情はなかなか
同じというわけには
いかないんだなぁ


聞き間違い YUKi

2021-05-26 19:19:00 | 僕の音楽日記
今夜は3年ぶりのスーパームーン
そして皆既月食

かいきげっしょく
聞いただけで
どんな漢字を書く、
どんな意味なのか

その意味のはきちがい

最初は
【怪奇月蝕】だと思った
怖い月…なんだと
ある意味そんな
意味合いも含んでいたのかも

遠い昔
科学で月食の仕組みが解明
されてない遠い昔は

祟りや、天変地異の前触れと
怖れられていたりしたものであって…
物事を正しく理解する
ということは
無駄に怖れることを
回避できる。

【聞き間違い】は
他にもある

台風一過
たいふういっか


台風一家

台風さん一家が
騒がしく通り過ぎていった
なんて
聞き間違いの最たる
基本の基!


他にも
土用の丑の日が
土曜の牛の日
だとか

映画俳優の
ニコラス・ケイジ
をニコラス刑事
だと聞き間違い


加齢臭を
カレー臭
カレーの匂いと間違い


海上の波の高さは
5メートル
波浪警報がでてます …の
波浪警報を
ハロー警報と聞き間違い

こんにちは😃警報???

官製はがきでふるって応募
してください
官製はがきが
完成ハガキに…

慰謝料を請求される
の医者料
??
お医者さんの料金?
って?

拇印を押す
ボインを押す
抗がん剤が
睾丸剤とか


ああ〜
意味がわからない
耳で聞いただけでは
意味がつながらなーい

聞く方の勝手な思い込み
の聞き間違い


この人の歌は
聞き間違ってないよ
Yuki 
[聞き間違い]







ほおづえをつく女 風

2021-05-25 19:44:00 | 僕の音楽日記
サードアルバムの一曲目
シングルにもなった
「ほおづえをつく女」

泣きのギターから始まる
ファンキーでブルージーな
「風」の変貌をカタチつけた

マイルストーン的な作品。

フォーキーな風の作風が
AOR調の洗練された音に
変わりつつ
ニューミュージックの旗手として
名を挙げだした
感じの1976年の事
前作の
「ささやかなこの人生」からの
曲調の変化は
必然的に
風が変わりつつある
時期にきていた

フォーキーな作品での限界を
「ささやかなこの人生」で
悟ってしまったのだろうと
推測する

その作品までは
「かぐや姫」をどこか引きずっているような
フォーク色を抜け切ることへの
躊躇が感じられ、
自由にみずからの音楽を展開
するための
「風」だったのだから

元かぐや姫という
通行手形を捨てて
「風」の伊勢正三としての
作品
毛色の違う
「ほおづえをつく女」の発表は
少々戸惑いと軽い驚きだった。

しっかりとした音で
また、詩の内容も
正やんらしく
ドラマ風の作品

この手の
影のある
荒ぶれた女を表現
させたら
なかなかの
正やん。


あれから40年以上たってるのに
古さを感じない
「ほおづえをつく女」

実にカッコいい!
新生 「風」にふさわしく
新しい風が吹いた。




風のメロディー チューリップ

2021-05-24 18:38:00 | 僕の音楽日記

色々目覚め始める時期だった
思春期のころ
性の目覚め
音楽の目覚め
好奇心、探究心が
膨れ上がり
自分に合った音楽は?

身近に手に入る音楽情報は
AMラジオからの音楽番組だった。

書いて字のごとく
音は楽しい
と思いながら

親に買ってもらった
カセットテープレコーダーで
ラジオから流れてくる
歌謡ベストテン
なんかの番組に
ランクインしてきてた
当時のニューミュージック
と呼ばれるグループの数々

その中の一つに
チューリップ
があった
「風のメロディー」
シングル盤として唯一の
財津和夫、姫野達也の
競作でツインボーカル曲だった。

姫野さんがボーカルのリードを
取った最後の作品でもあった。
姫野さんの作ったAメロを
発展させて
財津さんが仕上げた
競作。


マイナー調の始まりが
メジャー調にサビで転調し
サビの部分に
財津和夫さんのボーカルが
被ってツインボーカルになり
吉田さん、上田さんの
ハーモニーが重なる

これぞチューリップという
作品だった。

これは
リアルタイムで僕はラジオ番組で聴いていた。
チューリップというグループの
清々しさ
歌謡曲にない
特別な音楽的衝撃

でも少し前に僕は
吉田拓郎という強烈な
音楽ウィルスに侵されていたから

チューリップという
グループを僕の中に取り込めなかった。

追いかけるほどのグループに
なかった

ビートルズの存在もその時はまだ
知らなかった
僕。

和製ビートルズを気取った
チューリップというグループに
シンパシーも何もなく
もし、ビートルズを理解していたら
チューリップにも理解を示して
のめり込んでいたのかもしれなかった。

その頃の僕はといえば
ドリフターズのコントに夢中だった
まだお子ちゃまから
身体の変化
声変わりとか
が始まった時期だったから
色んな事が変わり始めていた

外からの刺激が多く
取り込めれるように
準備が始まった時期。


♪あゝだから今夜だけは
君を抱いていたい〜

心の旅と同じボーカルの甘い声
チューリップの新曲
だった「風のメロディー」
そこにはメッセージ性もなく

洋楽のように
風のように
通り過ぎていく
心地よさだけが残った

風だけに…


チューリップというグループを
深く知っていくと

財津和夫のチューリップという
言い方をされたり
この後1980年に
ベースの吉田さんが
脱退されたり
色んなしがらみと
葛藤を水面下に
抱えながらの
グループ活動だった
ように思える

どうしても
アマチュア臭さが
抜けきらないまま
ヒット曲を連発してから
上昇志向の高かった
財津和夫さんと
最後はみんな袂を分けた
形のチューリップ。

なにぶん垢が強い感じのする
財津さんだが
僕の偏った
見方だと

今 渦中のコブクロの黒田さんと
重なったりする

考え方
傲慢さ、
がどこか鼻につく感じもありつつ
でも
アーティストとしてのプライドと
意地だと
思えばそれは
その結果で支持されるわけで
受ける
作品を作り続けて
いければ
良しとされる世界。

一瞬この風のメロディーの
映像での
サビの部分
を歌う
姫野さんと
財津さんが

小渕さんと黒田さんと
一瞬
重なって見えた。


ハーモニー、ツインボーカルで
人々の心を掴み
素敵な時間と素敵な思い出を
作ることのできる
アーティストという家業

どこかで
どうしたら
かけちがい
踏み間違い
袂を分けたり
続けていくことが困難だったり
する状況になってしまうのも

ある意味グループとしての
宿命なのだろうか?
爽やかな風にメロディーをのせて
歌い続けてほしかった
グループだ





風のメロディー

作詞:財津和夫

作曲:姫野達也

燃え上がる太陽に 戯れた君と僕
ぬれた髪かき上げて 口づけた砂の上

あー 消えた恋だけど まぶしすぎるほど
胸に焼き付いた 海辺の出来事

あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ

やけた肌 白い胸 思い出す愛の夜
胸に抱けば君の香り 麦わらの帽子から

あー 消えた恋だけど まぶしすぎるほど
胸に焼きついた 海辺の出来事

あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ

遠いとこへ出かけよう 海の見えない所まで
そして君を忘れよう 落葉舞う季節までには

あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ

あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ

あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ

あー 今はひとり 街をさまよえば