人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

新しいシューズがあるのに…

2015-10-04 07:39:00 | 80はミステリーゾーン
つるー、どてん。

昨日、稲荷山で滑って転びました。

「大丈夫ですか?」
「起こしましょうか」

恥ずかしかったですね。


転ぶのも当然の底の減ったシューズを履いてい
たからです。


履ける靴を<捨てられない>のは、年寄りの癖。
靴箱に、買って間もない”赤のシューズ”が
あるのに・・・

帰ると、靴箱にいまだ住み着く古い靴、シュー
ズを捨てしました。

命にはかかわらないが、次は洋服箪笥かな。



コンパクトカメラの影が薄い

2015-10-03 17:07:49 | 80はミステリーゾーン
今日、稲荷山へ登った。土曜日とあって、頂上
まで人の列が続いていた。


あ、そうか。今頃気が付く、ある現象。

稲荷山はある程度上がると下界が見えてくる。

人々はスマホをかざしていた。
コンパクトカメラを構えているのは私一人だけ。

皆さんはいまや、コンパクトカメラじゃなくて
スマホを利用する。

スマホ以外のカメラといえば、一眼レフ。
コンパクトより高級のカメラをぶら下げている。
コンパクトの姿はほとんど見えなかった。

私がこの現象に気が付いたのは、コンパクトカ
メラ買い換えたから。

新しいカメラでテスト撮影をした。




新しいカメラはキャノンの同じ機種だ。
どれだけ、技術は進歩しているか比較するためでも
あった。

確かに、新しいカメラは使いやすくなっていた。
ズームで下界を引っ張ると、鮮明に映し出す。

機能としては確実に一眼レフに近づいているよう
に思う。

コンパクトカメラはいつも携帯している。ブログ
用に、メモ代わりに大いに利用している。

いまや、重い一眼レフの出番は少なくなっている。


しかし、スマホが普及すると、コンパクトカメラは
フィルムカメラのように影が薄くなるのだろうか。

すごい篠笛の音に仰天

2015-10-03 07:57:30 | 80はミステリーゾーン
高校の同窓会で、篠笛の演奏を聞いて仰天した。

その場の空気を切り裂くような高い音。
後ろに屏風を立て、晩秋が似合う着物姿。
ぴたり座った姿が凛として。

吹いていたのは、芸者さんであった。

篠笛って、こんな音をだすんだ。
言葉で表現すると、「ぴーーーーーーーー」
楽器の音を言葉で表現するのは難しい。

では、ヴァイオリンの音を言葉で表現するとどうなりますか。
「ぎーこ、ぎーこ」   それは習いたてや。
ついでに、ファゴットの音を表現したら
「ププ、プ」


以前にファゴットを聞いた人は、音をイメージできる。


だから、篠笛の音が凄かったといってもすごかった以上で
表現することは無理。

で、分かりやすくいったら、
「ぴっころが似てるかな」

フルートより高い音を出す楽器がピッコロ。

「星条旗よ永遠なれ」で、アメリカのアーミー音楽隊で、
曲のクライマックスで吹くあの部分でピッコロが6人出て
「コロ、コロ」と吹いた。イチゴのケーキがうまいとい
ってイチゴばっかりケーキがのっかっている。そんな感
じ。

では、篠笛でピッコロの代役やったらどうなるか。

今度、笛に詳しい人に聞いてみよう。






本番中フルートの音が出なくなった

2015-10-02 22:09:53 | 80はミステリーゾーン
合唱団の演奏中、突然私のフルートの音が出なくなった。

唯一、演奏会の後日、私に尋ねた女性の友人がいた。

彼女がいうには。

それまで、調子よくフルートを吹いていた私が怪訝な顔
をして、楽器を膝に置いた。

「どうしたの?」

「実はドボルザークの編曲に入ってしばくすると、音が
出んようになったんや」

「なんで?」

「分からへん」

「それで吹くのをやめたんや。でもドボルザークが終わ
ったら、また吹き出した」



ドボルザークは私には荷が重かった。
緊張のあまり、楽器がいうことをきかんようになった。


これがフルート3年目の経験不足がもたらした結果で
あった。

演奏会は合唱が主役だったから、私は添え物、刺し身
のツマでよかった。
私が演奏中休んだとしても態勢に影響はなかった、が。


これが、人数が少なかったら。
おお、こわ。

7年前の話ですぇ。



フルート 目だっていたのはいいけれど

2015-10-02 15:37:39 | 80はミステリーゾーン
阪神タイガースの応援で「必死のパッチ」という言葉
があった。

分かりますか。
  まあ、なんとなくー
「パッチ履く」いうたらわかるやろ。


ここが勝負のしどころ、必死のパッチや。

私のコンサートホール出演は無事めでたく最後まで脱落
することもなく終えることができた。

まず、コンサートを聞いた友人、知人の感想から。

・アマやしあんなもんとちゃう?。
・迫力無かったなあ、合唱団。
・ピアノはすごかった。
・バレエいれてよかったな。(なんでや)
・フルート、音はよく聞こえていた。(いいとは言われません)


指揮者に聞いた。

「アンケートを見たら、散々でした。「砂山」とか、「こ
の道」はまあまあ。「合唱団のヒストリー」はなにをいってるのか
わからなかった。声が小さい、楽器に負けてる、とね」

どれだけ、アンケートがあったか分からないが、評判は今一つだった
らしい。

私の演奏に対する指揮者の意見はこうだった。

「フルートは遅れていました。ほんの少しですが。聞い
てる人には分からないと思うが」

私の弁明と反省。

合唱の伴奏用の楽譜がなかった。メロディーだけを吹い
ていた。フルートはもっと合唱の先頭に立つべきだった。歌は歌。
楽器は楽器では、対策なし。




もう一つ、解説。
500人くらいのホールは合唱でも、ピアノ、フルート全て
に音響は最高の場所といえよう。特に、フルートは声とは波長が
違うので人の声が何十人かかっても音の強さでは負けない。ピアノ
はウィーンで修業中の音楽家、音楽会で唯一のプロだった。

私の心境。

始めて3年目のフルートを厚かましくもよく聞かせたものだ。あとで恥
ずかしなって、越後へ逃げ込んだ。












素晴らしい音楽会とは

2015-10-01 16:38:54 | 80はミステリーゾーン
私は73歳にして、京都コンサートホールでフルートの
初舞台を踏んだのだった。ただし、男性合唱団のフル
ートの伴奏者として。

この初体験は、日頃舞台を見つめる一観客としてでな
く、ほんの少しであるけれども、演奏者の気持ちを理
解するのに役立った。

演奏者たちの配置図は。
真ん中に30人近い男性合唱団が3列に分れて立つ。客席
から見ると、一番左にピアノ、その前にフルートの私。
もう一人の伴奏者はギターが一番右にあった。

リハーサルなしで、本番に入ったので、いろいろ違和
感があった。

まず、全ての音が客席に流れて行く。自分の楽器の音
もどのように鳴ってよくわからない。

よく聞こえるのは、私の後ろのあるピアノの音。
それもがんがん聞こえる。

肝心の合唱団の歌声は近い人の声は聞こえるが、離れた
所にいる人の声が聞こえない。ギターは全く聞こえない。

なるほど、客席に座ると全ての音がハーモニーになって
集まってくる。遅まきながらやっと分かった。

となると、頼りは指揮者のタクトだけ。
曲に入るところ、間と切れ目。これら指揮者の合図が
なければがたがたになりかねない。

今年、アマチュアのオーケストラの演奏を聞いたが、
指揮者なしであった。
すごくよかっただけに、練習の積み重ねの成果が発揮
されていたと感じた。