人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

団塊世代のしんどさと暢気さ

2016-04-17 18:45:16 | 80はミステリーゾーン
NHKスペシャルを観てうん?と立ち止まった。
タイトルは「しのび寄る老後破産」であった。

数千万円の預金を持っていても、希望を持て
ないという。

取材の対象は団塊の世代。

この時代は不景気が続いたり、バブルがはじ
けたり、子供がニートになったり、親が認知
症になったりで、いわゆるついていない時代
を過ごしてきたといわれる。

番組は3組の団塊を紹介している。

団塊が定年になったとき、預金は2000万円
以上を有する一方で100万円以下がともに20%
いること。


いつも、マスコミが例として取り上げるケースは
典型的であって、厳しい内容だ。

年金生活に入るにあたって、8万円しかないとか、
収入が少ないのに、職を失った子供一家が転がり
込んで来た。
年金料を払わなかった親が認知症になったので、
働くに働けない。

その一方で食費に15万円使う、家をリフォーム
したので、その支払いがあと13年かかる。
しんどいしんどいいいながら、家計簿は恐ろしく
てつけていない、など。

収入が少ないという前に、もっと支出を抑えるな
り収入増を考えたらいいのにという疑問が残る。

子供がニートになったり、結婚を避けたりするの
親が恐ろしくていわないのか、責任を逃れるため
なのか、私たちウルトラシニアには理解しがたい。

団塊がしんどいのは、理解できるが

<呑気>だ。







屁になって空中を漂う

2016-04-17 15:46:17 | 80はミステリーゾーン
日本のどこにいても震度7クラスの地震から免れない
と新聞の記事を読んで、「そうかなあ」と<もしかし
て爺>に聞いた。

「宙に浮くしかないな」

それで、宙に浮く方法を考える。

1グラムでも重さがあったら、浮かない。

羽をつけて空を飛ぶ。
永遠に飛び続けるか、宇宙空間に行くしかない。
鳥になるのはよそう。妙な鳥がいるといって人間に殺されそう。

なんで、自分のことしか考えない。

空中都市を作るんだよ。

大空に浮かぶ?都市?

そうや。

その都市をどうやって浮かすの?

それを考えている。

なんや。

ばかにしちゃいかん。
すべて発明はでき上がりから考え始めるんじゃ。


でも、この案アニメに売れるかも。



スーパー開店前に列をつくる人々。
空腹をこらえ順番を待つ。



南方仁と地震の例え

2016-04-16 16:24:12 | 80はミステリーゾーン
九州南部大震災で水を求めて長蛇の列を避難者
たちがつくっているテレビ画面を見ている。

地震学者はこれを観てどう思う。

役に立たんなあ。




江戸時代にタイムスリップしてコレラ治療に挑
戦する南方仁のテレビドラマを思い出す。

もっと進歩した未来社会から来た地震学者がい
たら、「なにしてる。地震が起きる前に早く移
動しなければ」と民族移動を進めるのではない
か。

医者は人の体を診る。

地震学者は地球の内部をみる。

地震学は進歩しているのだ、とコメントを頂い
たが、そうかなー。医学と比べるとあかんのと
違うか。


結局 あてにせず、自分で考えよう

2016-04-16 07:59:17 | 80はミステリーゾーン
慶応大学環境情報学部の大木聖子准教授が新聞で語っている。

マグニチュード7ぐらいはどこでも起こり得る地震で、九州
南部ではM6.8以上が30年以来内に起きる確率は7~18
%。

南海トラフの70%より低い確率である。

問題は自分たちの研究の限界を積極的に知らせてこなかったこ
とである。

自分たちの街のどこが危ないか住民が一番知っている。
役所や専門家が考えてくれるのを待つのではなく、住民で考え
自分の命は自分で考えよう。





私なりに解釈すれば、地震学者も地震の予知にも懸命の研究を
続けているが、大雑把にしか分からない。
M7クラスの地震は日本のどこでも起こる得るので、命を守る
対策はそれぞれで考えて下さい、ということか。


住んでいる家がM7クラスに危ないとみたら、頑丈なものに改
良する。

無理と思ったら、まず歴史的に地震や津波の少ない地方を探す。、
河や海辺から離れ、がけ崩れがあるから山の近くもあかんし、
マンションなら1階から上に住み、病院の近くで、学校の周辺
なんかよろしかろ。

考えるだけで一歩前進か。



精度を上げても弾きこなせない

2016-04-15 21:56:26 | 80はミステリーゾーン
「羊と鋼の森」を読んで。

へー そういうもの?

明るい音、澄んだ音色。調律師にリクエストがあるという。
しかし、それ以上精度を上げてもー
「弾きこなせないからなあ」

そうか、ピアノは生き物なんだ。

下手ながら、フルートを吹いている。
フルートには当然ながら調律師はいない。決められた周波数を
楽器の長さで調節する。
それだけ単純な笛。

そうか、分かって来た。

ピアノがあらゆる楽器を含むオーケストラと対等にわたりあえ
るのは、生き物を調律する調律師がいるからなんだ。



すげー。

気は心のお土産

2016-04-15 17:56:59 | 80はミステリーゾーン
1週休んでテニス教室に出る。
皆さんにお土産を渡す。

お土産は金沢駅で、新幹線からサンダーバード乗
り換えの合間に買った。

「加賀梅鉢もなか」と「梅昆布茶」をひとつずつ。
もなかは一口で食べられ超小型。昆布茶も一袋。


金沢で買って来たというと、皆さん、にっこり喜ん
で受け取ってくれた。

ほんの少し。気は心。

「羊と鋼の森」のページを開く

2016-04-14 21:04:07 | 80はミステリーゾーン
本屋大賞1位の「羊と鋼の森」を買ってきた。
まだ、読み始めたばかりだ。

本を買った動機はピアノの調律師ということ、
音楽の匂いがした。それに本の表紙が落ち着
きがあった。

高校生がピアノの調律に興味を持って、調律
師になる。

音楽にことさら、興味を持っているわけでは
ないのに、多分単調で根気のいる調律師にな
る。

へえ、そうかい。

「鋼」は分かるが「羊」はなんだろう。
ハンマーに使われているフェルトが羊毛だった。

調律師を目指す青年は2年の専門学校で技術を
学ぶ。

相変わらずピアノは弾けず、音感がいいわけで
もない。


さあ、青年はどこへ向かおうとするか。



福井の主婦が射止めた本屋大賞1位の中身はど
んなものか。

興味津々。




妻を「夫源病」にしないため

2016-04-13 07:12:29 | 80はミステリーゾーン
夫源病とは、夫が定年後毎日家にいると、3度の食事の
支度をはじめ夫への気兼ねから外へ出歩くことがなくな
った妻が体の不調を訴える病気。

新聞の投書欄に、精神科医が「せめて昼食ぐらいは自分
で支度しよう」と訴えた。これに対しての4人の反応は。

見出しを拾う。

・身に覚えあり、防止に努力する
・まったくもってふざけた話だ
・お互い「ちょっと留守」がいい
・夫と一緒の時間は幸せだった

おおむね、予防策に努めようという意見が多い。
中で「ふざけるな」は負けていない。
紹介する。

 買い物だ、スポーツだ、習い事だと夫の稼ぎで
 自由に過ごしてきた妻たち。いざ夫が定年退職
 して家にいると、今までのように過ごせずうつ
 うつして病になるだと?ふざけるな!


妻がいない私には、歯があるから歯が痛くなる、と
おんなじや。








江戸の街はべちょべちょの湿地帯だった

2016-04-12 22:24:00 | 80はミステリーゾーン
「林修の今でしょう」は江戸の街づくりを取り上げた。

これは面白かった。

糞尿にまみれたパリの街は知っていたが、江戸の
街は清潔で木製ながら水道もあった江戸は100
万都市で世界1の規模を保っていたそうだ。

もともと江戸城はあったが、べちょべちょの湿地
帯を運河の街に変え、河川を整えるなど大改造に
手をつけたのは家康であった。

東京湾に流れていた利根川を千葉県へ持って行っ
たというから、豪快である。

また、湿地帯を人が住めるように土地づくりする
ため、ごみを埋め立てに利用したそうだから、い
まの土地造成と一致する。

今の東京へ転勤で行った時、意外にも緑が濃いこ
とに驚いたものだ。そして、大阪と同じ水の都で
あることも東京を再認識した。

そして、高速道路の多くがかつての運河上に作ら
れていることも、テレビで勉強した。



都市の発展もさることながら、江戸時代は
庶民の文化であった。三味線、生け花、川柳に至
るまでとくに女性の習い事が盛んであったと聞く。




もし、タイムスリップできれば、江戸時代が面白
そう。言ってる間にあの世へ直行するが・・・






春のアンサンブル祭り

2016-04-10 21:10:00 | 80はミステリーゾーン
上越市・仲野先生のフルート教室の「春のアンサンブル
祭り」が開かれ、私も参加しました。

会場は上杉謙信ゆかりの謙信会館です。この地は
ケンシンの名がよく呼ばれます。

参加したフルートを学ぶのは、中高生から81歳まで。
81といいますともちろん私ですが、もう一人同年齢がいて、
難しいこの楽器によく挑戦したものだと敬意を表しました。

私が演奏したのは3人で合奏の、カッチーニの「アヴェマリ
ア」でした。
「アヴェマリア」といえば、シューベルトやグノーが有名で
すが、ほかにもサン=サーンス、マスカーニ、ヴェルディー、
ドヴォルザーク、ブラームスら名を知られた多くの作曲家た
ちが作曲しているようです。

カッチーニの「アヴェマリア」は、派手さはないものの品性
の整った曲で、私は何回も吹くにつれ、気に入って来ました。

ただ、1週間前の音合わせでは、私の演奏がひどいもだった
ので、共演者に不安を与えたと思います。

それで、猛練習した結果、本番当日はどんぴしゃり。
思っていた音は出ましたし、ミスもなく上々の演奏(私なりに)
が出来ました。

かつての演奏会でも、いつも本番が一番出来がよいのです。

あつかましいのでしょうか。


上越市は桜の美しい街で、毎日開かれる観桜会に多くの人で賑い
ましたが、花の宴も終わりに近づいたよう。

私も明日京都に戻ります。