こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ルナ、お留守番良く出来ました◎

2013-05-23 23:35:13 | メモ帳

ルナです。


ルナ、今日は、ママさんに褒められた~
だってね、朝の8時から、夜の6時半過ぎまで、一人でお留守番。
悪戯もしなかったし、もきちんとできたし、
ママさん、おかえり~もちゃんとお迎えしたしね
「ルナ、偉かったね!!」って、ママさん、ルナをいっぱい撫でてくれたよ。
今日は特別ご褒美もゲット


それで、パパさんはどうだったの?
それはママさんから報告してもらうね。





アメリカン・ブルーです。
ご心配をおかけしております。

今朝は、カテーテル検査のため、9時には病院へ着けるように、
8時に家を出て、病院へ向かいました。
検査は、10時頃から、順調に進んで、
私も、間もなく、検査室の隣の、おびただしい機械と研修医が並ぶ部屋で、
主治医からの説明を受けました。

結果は、

想定されていた「狭心症」「不整頻拍」などの、病状は認められなかった・・・・
今回の症状は、抗がん剤で使用した薬の影響で、心臓の動きが鈍くなって、
それは、おそらく、通常の人の1/3程度の動きだろう・・・
しかしながら、それは、すでに、10年ぐらい前からその状態だったかもしれないし、
今回、肺炎を起こしたことが引き金になって、不整脈が現われたのかもしれない。。。
残念ながら、これは治ることはありません。
予定していた薬は、血圧を下げてしまうので、使用するかどうかが問題。

かいつまんで話すと、そんなことでした。
アンカロンと言う薬は、安定を見るためには2週間の入院が必要だったので、
3週間の入院を予定していましたが、
その薬を使用しなければ、明日にでも、退院も可能と言うことになりました。
この時点では、パパさんはまだ元気だったのです。





カテーテル検査で使った血管は加圧して止血されていましたが、
通常開放される2時間半で、止まらず、
5時間後にようやく止血が完了して、
その間に、体温がどんどん上昇。
遂に、39.8℃まで上がってしまいました。


何度も、せきや微熱の対応を願って来ましたが、
検査の結果だ出るまで、何も対処は無く、
内科と違って、ここまで高熱になって初めて、動き出しました。
特に、今日一日ついてくれていたのが、新人ナースで、
点滴の扱いが今一つで、気泡、閉鎖、と機械アラームが何度も叫んでくれます。


退院は、来週へ延期されましたが、
熱が下がらない状態で家に帰ることも不安なので、
様子を見ることになりました。
パパさんは、病院に居るのだから、これ以上の手当ては無いから、
私にも、家に帰って休むように何度も言いました。
しかしながら、どのタイミングで帰るのか・・・・難しいことです。





ようやく、6時になって、解熱剤を処方されたので、
その薬を飲むのを見届けて、
ルナのことも気になって、帰ることにしました。


今日は、パパさんの病室は、カテーテル検査3人、
良く解らないのですが、体にAEDのような電極を当てる治療の方が1人。
皆さん、高齢にもかかわらず、実にお元気のまま終了して、
えーーーーっ?って言うくらい早く、奥様・ご家族は帰って行かれました。
「女房って、すぐに帰るよなぁ~
これは、お隣の方の、いつものこぼし話(笑)





3時半頃、ココアパパさんご夫妻が、お見舞いに来てくださいました。
今日は、お仕事がお休みだったそうで、綺麗なお花を頂きました。
良く見ると、フクロウのマスコットが付いています。
見ようによっては、可愛いワンコのようでもあり、
明日、落ち着いたら、きっと、パパさんの心を慰めてくれそうな気がします。





アイナママさんから、私へは、元気の源。
キティちゃんのドーナッツ。
もう、くたくたで家に帰ったので、有り難いおやつになりました。
特別、ルナにもお裾分け。
ものすごく喜んでいました。
お気遣いありがとうございました。
早く元気になって、また、一緒に旅行に行きたいねって、
そんな夢を薬に、また、元の生活の中で、上手く病気と付き合ってゆく方法を模索したいと思います。


さすがに、今夜は、パパさんからの電話はありませんでした。
少しでも、熱が下がって、気分が良くなってくれていることを、
心の底から願ってやみません。
間もなく日付が変わりますね。
長い一日でした・・・・
ルナはちゃんとお留守番が出来たのに、
何もできなかった自分が、ただ、情けない。。。
今日は泣きたい気分。






頑張れ、ママさん!!
ルナと一緒に、早く寝ちゃおう~
明日はまた、元気なお顔でね


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命の戦い、第2ラウンドへ

2013-05-17 23:05:08 | メモ帳

ルナです。


今日はとても良いお天気だったよね。
雲ひとつない、「五月晴れ」と言うにふさわしい、本当の快晴だった。


今朝、パパさんから電話で、
「今日は凄く良いお天気で、残念だった・・・・」


本当はね、今日は、ルナと一緒に会津若松と大内宿へ遊びに行く予定になってたんだよ。
パパさん、どこから電話をかけて来たかと言うとね・・・・
実は病院。。。。





「オダマキは、下を向いているから、写真が撮りづらいって言ってたのに、
うちのオダマキ、上を向いているじゃない?」
そう言って、会社へ行った日のことだった。


体調が悪いと言って帰って来て、夜間救急センターへ駆け込んで、
ここでは難しいと言われ、市立病院の救急センターへ回され、
夜中に検査をしてもらったけれど、
なるべく早いうちに循環器内科を受診するように・・・・と言われ、
翌日、循環器内科で、来週の入院・検査を決めて来たけれど、
たまたま、木曜日はいつもの検診日。
朝に病院へ出かけて、血液検査の採血途中で、倒れたパパさん。
昨日、そのまま、緊急入院となってしまった。





オダマキの葉に、ママさんとルナの心配の涙。。。


とても残念なことに、長い間の抗がん剤治療の中で、
パパさんの体を助けて来た「リツキサン」+アドリアマイシン。


このアドリアマイシン が好ましくない有害反応として、心筋障害を引き起こしたらしい。
癌から、命を救ってくれたけれど、抗がん剤は、長く生かされたパパさんの体の中で、
第2ラウンドの戦いへの、ゴングを鳴らしてしまった。





前向きな解釈をすれば、20年の歳月を超えて来たからこそ、
そこに、副作用のリスクが現われた。
今後の生活への歪を作ってしまったけれど、
それは、もう治ることは無いけれど、対処療法で良い薬があるそうだ。
そこにもまた、更なる、重篤なリスクもあるらしいけど、
今、何が一番重要かを考えて、心臓機能の回復に全力で努めることにした。







パパさんの入院は、検査と薬の安定度を見ることで、
2~3週間の予定だそうだ。。。



あらためて、抗がん剤は悪い物をたたいてくれる代わりに、
良い物も壊してしまう特性があることに嘆きを覚え、
しかしながら、乗り越えて来た時間の長さゆえの与えられたリスクと、再び戦いながら、
病めるときも健やかなる時も・・・・・
今できる最善を尽くして、ルナもママさんもパパさんを応援するよ!!

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新しい「青」の家・・・完成♪

2013-03-23 17:57:20 | メモ帳

ルナです。



今日で、塗装工事が終了~~~♪
まる2週間の行程だった。
ママさん、お疲れさま~







お家の方は、こんな感じだよ。
前の色よりも、少し明るい「青」になったけど、
ママさんは、3回目で、ようやく一番お気に入りの「青」になったって、
とても、喜んでいるよ。


なんだか、とっても、お家が若くなったような気がする。
ママさんも塗装工事したいって(笑)





今回は、油性のシリコン塗料を塗ったんだけど、
光の加減で、光沢や、明るさがまったく違うから、
面と面で色の見え方が大きく変わる。。。
妥協しないで、2回目に「紺」を20%ほど足してもらったのが正解だったみたいだね。
今回お世話になった「ヒキチ創建」さん、
足場屋さん、塗装屋さん、どの方々も毎日気持ちよくお仕事してくれたことが、
ママさんにとっては何よりの仕上がり。

「毎日、その日その日で、色を楽しんでください。」

親方さんのそんな言葉を、「なるほどね♪」って、素直に受け入れたママさんだった。



    



一方、ルナも、2週間ぶりにお庭に出ることができて、
いろいろ気になっていた所をチェックしたよ。






チューリップは、更に伸びて、わぁ~~







お庭へ出られたのが、もう、夕方だったから、
あまり綺麗に撮れなかったけど、ママさん、お水を上げたり、
鉢を元の場所へ戻したり、
また、毎日の楽しみも戻ってくるね。



今日は、「青」の家のリニューアルお疲れ様会で、
このあと、パパさんが早く帰ってくるそうだけど??
ルナとママさんと3人で「おでんやCHIBA」さんで乾杯だよ~
そうそう、この前、仙台放送「あらあらかしこ」で紹介されたんだよね~♪


行ってきま~す


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立体感のある仕事・・・足場の設置

2013-03-09 18:44:08 | メモ帳

ルナです。


昨夜からの強風は、朝になっても続いていたね。
今日は、足場組みの日だけど、大丈夫かなぁ~?って思っているうちに、
8時ちょうどの~♪
大きなで、やってきた。 早
ママさん、今から、朝ドラ見るのに。。。


元気のよい若者3人組。
話しをしながら、笑いながら・・・・・強い風にもめげずに、
そして、時間に正確な彼らには笑った。
12時ジャスト・・・・急にシ~ンとなったかと思ったら、食事に行ったらしい。
13時から再開かと思ったら、12:45にスタート。
ママさん、朝ドラの再放送見ようとしてるのに~~


屋根の上でダンスでもしているんじゃないかと思うように、
軽やかに跳ねる音が響く。
そんな音にもめげず・・・・花粉の薬の影響か・・・・・
ママさん、お昼寝したんだよ。 ビックリだよね


ハッと気付いたら、何やら後片付けの雰囲気。
ママさん慌てて、お礼のコーヒーの準備。
午後3時に、風のごとく帰って行った「ザ・足場組」







足場を組む・・・って、すごく立体感がある仕事だと思わない。
いろんな長さのパイプを組み合わせているけど、
設計図?ってあるのかな?
ブロックで遊ぶ子供のように、想像的で、ちょっと楽しそう。
でも、命がけの仕事だからね。
気持ちを集中させているんだろうなぁ~







お家はすっぽり覆われて、







知らないうちに、お庭に階段が出来ているし・・・・







ママさんが、心配してたクリスマスローズも無事だったね。







ルナは、しばらくお庭には出られないんだって~
仕方がないよね。



こんな日のために昨日用意していた、シナモンロール。







ママさん、美味しそうに食べていたよ。   


何があっても、食べることには、手を抜かない。。。。
育ての親譲りのルナもだけどね
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青の家・塗装工事が始まります。

2013-03-07 19:07:07 | メモ帳

ルナです。


震災から間もなく2年がやってくるね。
TV番組も、今週は、そんな特集がいっぱい予定されていて、
あらためて感じることも多いって、ママさんが言ってる。


ルナも、ようやく、あの「嫌な音」から解放されて、
少しぐらいの揺れには驚かなくなったけれど、
心はあの日を忘れることはない。


ママさんは、あれから、いろんなことへの元気を少しなくしてしまって、
「何にもしたくない・・・・」日々を重ねてしまったけれど、
ようやく、2年の月日が腰をあげる時間になったようだ。
そして、家の屋根と外壁の塗装工事を決断した。






もう、みんなも知っていると思うけど、ルナのお家は「青の家」
この色に塗ってから、早いものでもう15年も経っていたんだって。
でも、15年目にようやくママさんが求めていた「青」になった気がするんだって。


所どころ、色が変わってしまっているけど、
実は、外壁よりも屋根の塗装がひどくてね。







屋根って大事でしょ。
雨漏りも心配だし、コロニアルって言う材質なんだけど、
けっこうすぐに色が落ちるから、今回も、3回塗りになるらしい。
屋根のこう配が急だから、屋根足場って言うものも必要だとか・・・・・
凹凸も多いから面積も広くて、すごく費用がかかりそう。。。
塗料は、シリコンを塗るんだけど、なんでもフッ素っていうものあるらしく、
色は抜けないけれど、ものすごく値段が高くて、3回は塗れるらしいよ。あはは


でもね、パパさんが、働いているうちにやっておかないと、
退職してからではますます出来なくなってしまいそうだからね。


決断した理由は、もうひとつ。
前に話したように、この「青の色」を知っていた職人さんとのご縁を、
ママさんがとても大事にしたいって思ったからだよ。
今日も面白いことを言っていたんだって。
職人さんの中の二人は、学校時代の同級生で、
ママさんが、すごく当時の先生に似ているんだって(笑)
ママさんとお話していると、懐かしさを感じるんだって~♪







今日は、ルナとママさんでお庭を片づけたよ。
大事なチューリップの鉢も隅の方に移動したり、
外にあった要らないものも処分したよ。


お隣の奥さんにも、「ご迷惑をおかけするけれど・・・」ってママさんがよろしく言ったら、
「うちの方がいっぱい迷惑かけたもの、大丈夫ですよ。」って、
そんな風に言ってもらえると、本当に気持ちが楽になれるよね。
言葉のやり取りって、すごく大切だと思うって、ママさんが言っていた。







土曜日に足場屋さんきて、そこからいよいよ工事が始まる。
今日は、塗料のメーカーさんが来て、
ママさんと最後の色の調整。
塗料で言う「青」の原色はいわゆる「紺」で、
そこに、白を加えて、多くの「青」は作られて行くらしい。
紫がかった青や緑がかった青は、更にそこに赤や黄色を足して行くのだと思う・・・って、
ママさんは染色学が専攻だから、色にはちょっとうるさいんだよね。
そう言うのを「職人泣かせ・・・」って言うんじゃないの~


職人さん達は、今日もね・・・・
「カスタードクリームは~~?」って笑っていたけど、
一番塗りたくない「青」だそうで・・・・色が飛びやすいんだって。
震災後、家の色は明るい色が多くなったそうだけれど、
この前、ルナもパパさん達と一緒に近所を見て歩いたけど、
確かに、クリーム色のお家がいっぱいだった。


「青でお願いします


たぶん、今の色に近い「青」もしくは、「少し明るい青」になるかもしれない。
やっぱり、ママさん、「青の家」を替えられなかったね。
そこに、ママさんの長い間の想いや夢が染めあげられているんだもんね。


       (ちなみに屋根は黒ですよ~)
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