こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ツツジの局さま

2015-05-12 17:58:59 | 第3章・こまちの里から

アメリカン・ブルーです。



つい2週間ほど前まで、
さくらと、そのピンク色に魅了されていたものの、
気が付けば、いつの間にか、眩しいばかりの緑色に染まった景色。


今年は、春物を着ないまま・・・
初夏の風に踊らされて、
花たちも出番の速さに化粧半分な・・・・そんな想いが私の中で巡ります。









家から少し離れたところにある、帯状緑地公園です。
たくさんのツツジが、迎えてくれました。




 




一番気に入ったツツジです。
まるで、ユリのような横顔に、
語り掛けたくなるような気持ちを抑えて食い入るように見つめていると、
怪訝そうに、「私の縄張りに何か御用?」
そんな、このやや荒れている草むらの中から声をかけてきたお局さま。










こんにちは~♪

実は、猫も好き

出会ったら、100%・・・声を掛けます(笑)



 




ルナは、全く気付かないまま、
お局さまと私だけがしばし無言の会話を楽しむことに・・・・♪


「ねえ、あなた、見かけない顔ね!」
「あら、何度かここへは来ていたのに・・・ちょっと傍で話さない?」
「いやよ、わたし、この道を横断したいだけだから・・・構わないで。早く行ってよ!!」


お局さまは、石の上から微動だにせず、私と言うより、視線はルナへ。


言われるままに、
その場を離れて、しばらく進んで振り返ると、
お局さまはまっしぐらにそのグリーンベルトを横断して、
もう一つの彼女の居場所へ飛んでゆきました。


私は、彼女を「ツツジの局」と呼ぶことにしました。
また会えるといいなぁ~









さあ、帰ろうかと・・・
公園に隣接するクリーニング店へ寄ろろうとルナを車に待たせるはずが、
小さな車の中を隅々探せど?
持ってきたはずのクリーニングの袋が無い・・・・


持ってきたはず・・・・の記憶が、もって来ていなかったと気付いたのは、
家に帰って玄関を開けたとき。。。
物語の様な楽しい散歩が現実に帰る瞬間はあまりにも早いもの。
うさちゃんクリーニングへ行ったつもりが、ニャンてことに・・・・









そんな日の午後は、夫に頼まれていた仕事があって、
久しぶりにミシンを出しました。
会社で使っているものの幅つめだけだったのですぐに終わりましたが、
せっかく出したミシンをすぐにしまうのもどうかと思い、
丈が1センチほど長くて気になっていたのお直しをしました。
1cmって厄介な寸法です。
もっと長ければ一気に切ってさっさと詰められますが、
まずは、解きから始まるのです。
久しぶりにステッチリッパ―を使い、糸を切って行きます。
ヒッコリーパンツだったので、ご丁寧に二重にステッチがかかっているではありませんか




今年に入ってから、
長かったいわゆる更年期障害的なトンネルから抜け出たような気がします。
押し入れにしまってしまったミシン・・・
また、出してみようかなぁ~
そんな気持ちがかすかに芽生えるこの頃です。





コメント (14)
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