こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

飯盛山

2017-08-22 23:34:30 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。


仙台は今日も連続雨記録更新して、32日となりました。
明日は、「洗濯日和」とのこと・・・
久しぶりに、戸外に洗濯物を干せるでしょうか?


8月18日、会津地方も本降りの雨になりました。
泊った旅館のすぐ手前に「飯盛山」の看板があったので、
行ってみたいと思い、まずは2日目はそこからスタートしました。







飯盛山はご存知の通り、戊辰戦争の折に、白虎隊が自刃した地。
この山から見た城下が燃えており、殿様がいる鶴ヶ城が陥落したと思い込み、
少年たちが若い命を共に絶った、悲しみの場所になりました。
自決の場所から見ると、お城は↓のあたりに見えます。







白虎隊の自決の地、供養塔、隠れ潜んだという洞穴・・・
悲しみの地は、雨の中も煙る線香で偲ばれています。





夫は、米沢の風習で十三参りという数え年13歳にこの地へ来たそうで、それ以来の「飯盛山」
息子は小学校の修学旅行でやはり同じ歳にここへ来ましたが、ほとんど記憶が無く、
20年ぶりの「飯盛山」だったようです。
私はこの地は初めてだったので、とても興味深く、
足元が悪く無かったら、もっとゆっくりとしたいと思う場所でした。






また、もうひとつ、興味深い建物があって、
国重要文化財 さざえ堂です。

寛政8年(1796)に建立された六角三層、高さ16m・・・
昇降別々のらせん形通路により、階段がなく一方通行で上下するという、
日本唯一、世界にも例のない名建築とされているそうです。







通常三階造りの堂内をぐるぐるまわってゆくことから、「さざえ堂」と呼ばれるようになったとか・・・
以前、TVの旅番組でこのさざえ堂を観て、
一度実物を見たいものだと思っていたので想いが叶いました。


きしむ斜めの床に、どれほどの人の足跡があるのかと想像しつつ、
この震災も乗り越えて、静かにたたずむ姿は「不思議」そのものでした。



コメント (8)
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