こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

あの日、あの時・・・あれから8年

2019-03-11 12:26:19 | 東日本大震災

アメリカン・ブルーです。


大きな株に成長していたクリスマスローズ。
「青の家」から掘り上げてその一部を運んできたものです。
無事に咲きました。
咲いてくれてありがとう~♪
何年もの? わが家の歴史のようです。







時々、家の中の観葉植物に水をやりながら、合わせて日光浴。
穏やかな日常・・・・
ここへの引っ越しに買った「万年青」
新芽も出て、だいぶ大きくなってきました。


さて、先週から多くのTV番組で東日本大震災を振り返っています。
震災から8年目に寄せて、改めて防災意識を確認したい日々です。


そして、今日、3月11日・・・・
今年も、あの日、あの時を思い出します。
今日の仙台市は、雨。。。
深く煙って海も山も見えませんが、
昨日、良く晴れ渡っていたので、その画像にて綴ります。







先日、友人が遊びに来てくれた時、
ベランダから外の景色を見て、
「あそこ・・・ 仮設住宅があった場所ね?」
ちょうど、↑画像 ルナが覗いている向こうの空き地です。


今は、隣地に震災復興公営住宅として、
14階建ての立派な建物に変わっています。
近隣地に合わせて3ヶ所あるそうです。


仮設住宅の跡地は、2社が所有しているそうで、
3月に入ってから、新幹線高架橋側の方に建築が始まったので、
8年目にして、その場所も新たな展開へと変わって行くようです。


友人と「あの日、あの時間・・・何をしていたの?」
彼女は、一人で自宅マンションにいたそうで、
常々、マンション内で避難訓練をしていたので、
その経験通りにご近所さんと一緒に、避難場所へ移動したそうです。
早目にそこへ行ったので、
避難所開設の手伝いをしながら家族の心配をしていると、
夕方、当時高校生だった娘さんとその避難所で会う事が出来たとのこと。
ご主人様は、山形県へ出張中だっだそうですが、
幸いにも、マンションの水が出るとの情報で、
夜に自宅へ戻って、車の中で夜を明かしたそうです。


今でも、あの日の話は尽きることなく・・・
何度となく語っても記憶から消えることはありません。


でも、その8回の3月11日を振るかえれば、
その中の3回は、山形・秋田で過ごし、
今年は、この場所で迎えることになりました。
有り難いことに、免震構造のマンションは、殆ど揺れを感じません。
津波に恐怖を感じ、一人で車を走らせた日も記憶だけになりました。


それでも、
この日がやってくると、想いはそこへ引き戻されて、
そして、
今年も、あの日、あの時から始まったブログへの皆様からのコメントを読み返す自分がいます。




ブログを書き始めて、間もなく10年になりますが、
一度もコメント欄を閉じたことがありません。
また、コメントのお返事を書かないままで次の投稿をすることもありません。


でも、
コメントのお返しを未だにしていない日・・・
「あの日、あの時」からの半日が存在します。
だからこそ、その日が如何に特別な日だったか、今でもそう思います。







カテゴリー「東日本大震災」
その投稿数は減っていますが、
それでも、今年も想いは変わらず、その時間に黙とうすることでしょう。

安心して暮らせること!
日々穏やかであること!
途方に暮れたあの日を想えば、全てが有難い気持ちです。
「今日」を感謝の日と思って過ごすことも、
ここからは、必要なのかもしれません。


改めて、

皆様、ご心配とたくさんの応援を本当にありがとうございました。
この8年の時間も皆様と共にあることを嬉しく思っています。





コメント (14)
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