goo blog サービス終了のお知らせ 

こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

田沢摩崖仏・・・亘理町

2023-05-20 14:28:16 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

今週は・・・ぼ~~と過ごしていました。
昨日は、五月人形に、
「また来年までよろしくね~
そう言って、人形を仕舞いました。

息子の小学校入学に気持ちが慌てて、
その年、五月人形を出し忘れました。
1992年・・・その年、夫が発病して、
私にとっての最大の後悔になりました。


端午の節句は、もともと古代中国の季節行事「五節句」のひとつ。
節句とは季節の変わり目を表す言葉だそうです。
季節の変わり目には邪気が寄りやすいので、
季節ごとの飾りとお供えものをして厄払いをし、
無病息災を願う風習となったようです。


以来、息子と毎年、「五月人形~~」と、
大事な存在にして、31年・・・
今年も無事にこの季節を乗り越えられそうな気がします。

 

 

先日、クリムゾンクローバーの群生を見に行った時に、
その近くにある、
田沢摩崖仏を見に行きました。

 

 

夫が駐車場に車を入れる間に、
「先に行っていて~」
どうせ途中で写真を撮ったり、のんびりな私なので、
そのペースが良いのです。
ところが・・・
どこまで行っても摩崖仏らしきものがなく、
段々深い山に入ってしまい、
どうやら場所が違うようだと引き返しました。

 

 

振出しに戻って・・・

すると看板があって、全く反対方向へ山を登っていました。
登るのではなく、川の方へ下って行くと、
鎌倉時代末期に作られたと考えられている岩に刻んだお地蔵様。
田沢摩崖仏 そこにありました。

摩崖仏は、石仏の一種で、
自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を言うそうです。

 

 

四体存在すると書かれていますが、
裏側にあるのでしょうか?
この場所からは三体しか確認できませんでした。

これ以上は近づけませんでしたが、
この付近には中世の渡し場「稲葉の渡し」があったとされ、
水上交通の安全を祈ったものと言われています。
どんな風にして、ここで掘ったものだろうかと、
およそ700年前を想うに、
「守る」と言う願いは延々と続いて行くものだと感じました。

 

 

夫の健康も息子とその家族の健康も・・・

 

 


そして、
この日一緒に出掛けた
この子の健康も、自分のこと以上に願う日々です。

 

 

先日、咲き始めだったエゴノキ

三日後には満開になっていました。
その流れの速さに、
5年目にして目にした花の様子に、
気づくもの、気づかれないもの・・・
見上げなかった五月晴れだったのか、、、

今日、出会った人が、
私の話に元気が出たと言ってくれました。
誰かのささやかな「晴れ」になれて嬉しい日になりました。

 

      

 

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする