西日本などで酷暑…台風29日にも本州上陸か
17:51 読売新聞
日本列島は25日も高気圧に覆われ、九州から東海を中心に朝から気温が上昇した。気象庁は、35度以上の猛暑日になる可能性がある35府県に「高温注意情報」を発表し、冷房の積極的な使用など熱中症対策の徹底を呼びかけた。
気象庁によると、25日午後5時までの最高気温は、山口市の38・8度がトップで、岡山県高梁市の38・7度、広島県安芸太田町の38・6度が続いた。
午後4時現在、35度以上の猛暑日となったのは167地点、30度以上の真夏日は516地点(猛暑日の地点は除く)にのぼった。一方、暑さがやや落ち着いた地域もあり、東京都千代田区の同時刻までの最高気温は32・2度。
日本の南方では25日午前3時、熱帯低気圧が発達し、台風12号になった。気象庁によると、台風は勢力を強めながら進んでおり、早ければ29日にも本州の東から上陸する恐れがあるという。