以前、勤務校(10年前に3年間勤務したS校)へ行く途中の道路沿いに、白とピンクを基調にした桃源郷を思わせる美しい庭園があったことを思い出し、家族で出かけてきました。5月のゴールデンウィークの前後が見ごろだったように思っていたのですが、約7年振りに改めて見て、あの頃のままに美しく花が咲きそろっているのを見て、うれしく思いました。さっそく写真にとり、フォトアルバムに追加しました。追加した7枚のうちの4~7枚が、その庭園に咲く花の様子です。周りに大きな桜やシモクレンの木もあり、来年はこれらの花が咲いている頃にまた来てみたいものだと思いました。木の花の下にはチューリップも咲いており、庭園の持ち主の花を愛する心がほのぼのと伝わってくるような気がしました。
写真の1~3枚は、S校の学区内にある『万年桜』と呼ばれている桜です。もう桜も終わっている頃かなと思いましたが、ちょうど満開の時期でした。7年前と比べると木全体が勢いのない印象を受けたのですが、地元の人の話によるとつたがまきつき、桜の生命力を少しずつ奪っているとのことでした。初めてこの万年桜を見たとき、山の斜面に根づき、風雨と闘いながら何百年も花を咲かせ続けてきたその歴史を想い、深い感動を覚えました。現在の立ち姿と満開の花をながめながら、その時の感動を思い出し、これからも立ち続け花を咲かせ続けてほしいという願いでいっぱいになりました。
S校には、山の中の道を通り川沿いに南下するコースを選び通勤していました。もう少しすると、その途中の道の両側の斜面にエニシダの黄色い花が咲きそろいます。自称エニシダ街道です。満開の頃には、道の両側が黄色一色に染まります。その美しさは、格別です。今年は、その時期に改めて、この道を通ってみたいと考えています。もし、写真に収めることができたら、アルバムに載せたいと思っています。
我が家の庭も、少しずつタンポポの黄色で染まりつつあります。もう少しすると黄色一色になり、その後に真っ白に変わります。マーガレットが咲きそろうからです。このマーガレットは、そのS校の近くに咲いていたものを一株もらってきて植えたのが始まりでした。S校は児童数減に伴い閉校となってしまいましたが、マーガレットは庭いっぱいに増えました。その様子も、アルバムで紹介したいと思います。