あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

田んぼに 水が入り始めました

2010-05-13 21:08:31 | インポート

田んぼに水が入り、文字通りの水田の風景が見られるようになりました。

今週末あたりから田植えが本格化するのでしょうか。

水の匂いが風に乗り鼻先まで届く季節がやってきそうです。

この匂いを、私は小さい頃から好きでした。

春なんだという実感を、水の匂いや田植えをする人々の姿、

太陽の光を反射して輝く水田の風景を通して、強く感じたからです。

この季節になると思い出す詩があります。

私が中学生の頃に国語の教科書に載っていた詩だと思うのですが、

草野心平の『たまごたちのいる風景』という詩です。

その一節(繰り返される)を今でも覚えています。※現代仮名遣いで表記します。

   みずはぬるみ。

   みずはひかり。

   あちこちの細長い藻はかすかにゆれる。

   ゼラチンの紐はそれぞれ黒い瞳をとじ 親蛙たちは姿をみせない。

   流れるともなくみずは流れ。

   かわずらを。

   ああ雲が動く。

   ……

  

水田に映る 春の雲の姿が目に見えるようです。

栗駒山の姿も、雲の向こうの青い空も 水田に映り

遠くの水田は、春の光を反射してきらめいている… 

田植えをする人々の姿と一緒に そんな景色が目に浮かんできます。

水の匂いも 春の風と一緒に その景色を包みこんでいます。

蛙の卵たちも そこで働く人々の姿も その景色に命を吹き込むように 春を演出しています。

なつかしい『卵たちのいる風景』が見られるのも もうすぐですね。

  

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雨の日ですね!

2010-05-13 00:14:21 | インポート

雨の日であっても、雨雲の向こうには青い空が広がっているのでしょうね。

見えるものだけにとらわれていると、その向こうにあるものの存在を忘れて

しまう時があるように思います。

本当に 大切なもの かけがえのないもの 尊いもの かんじんなもの

のことを 想像力を大にして 見つめなおしてみたいものです。

かんじんなものは 目では見えない 心で探さないと…

また、星の王子様の言葉にもどって考えてみたい 雨の日です。

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