岩手・宮城内陸地震からすでに丸二年(14日で)が経つのですね。道路が崩れ落ち、土石流で埋まった駒ノ湯の惨状を思い出します。地震による死者は17人。栗原市ではそのうち、死者13人で、まだ6人が行方不明のまま。仮設・賃貸住宅には、今も41世帯113人が生活しているとのことです。改めて、亡くなられた方々のご冥福と行方不明の方々の早期発見を切に願います。また、被災された方々が希望を胸に復興への道を進んでいけますよう、応援していきたいと思います。
先日も震度4の地震がありましたが、最近の大きな地震は土・日曜に集中して起こっているような気がしています。やがてやってくるであろう宮城県沖地震の規模は、この内陸地震より大きいものかもしれません。各家庭で子供たちが過ごしている時に地震が発生した時にどう行動すればよいのか、学校で起こった場合の対応と同様に、家庭の中で相談の機会をもち、子どもなりに万が一の心の準備をしておく必要があるかもしれません。
地震に、いつ・どこで遭遇するかは予測できません。以前、防災に関する研修会で、内陸に住む子どもに、津波への対応を教えることの必要性について話題になったことがありました。その住む地域の特性に応じた防災知識や対応を教えた方が効果的なのではないかというところから出された話題でした。
結論は、いつ・どこで遭遇するかもしれない災害に対しては、被害を最小限に止めるための知識や対応策を地域にとらわれず、きちんと教えることが大切だということでした。海の近くに住んでいなくても、地震が起きたその時に釣りや海水浴、ドライブ等で海の近くにいる場合があるかもしれません。『素早く海岸線から離れ、高い所へと避難する。時間がない場合は、近くの高くてしっかりした建物に避難する。』この対応を頭に入れておくことが、生死の境界を分けるかもしれません。
子どもたちには、いろんな時にいろんな場で、自分の命を守る方法について、伝えておきたいものです。
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