あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

終戦記念日

2005-08-16 11:08:34 | Weblog
思えば先週の金曜日の当直から始まってずーと家で寝てない気がする、病院の目と鼻の先に住んでるのに、金曜は当直、土日もついつい医局のソファーで気づけば朝、月曜は外勤でそのまま当直と四日も帰ってねえ、そうかと思えば今日も病院の当直だった。まあ、この季節、暑苦しい自分の部屋より病院のほうが過ごしやすいが、しかし、やはり疲れが取れない気がする、30過ぎて、もうそういう年になってきたのか、、、。

昨日は終戦記念日、バイト先の老人病院で回診のとき、みんなに終戦の頃はどうしてたかたずねて回ってみた。みんなだいたい60歳以上の人たちなので戦争経験者である、ある人は目の前で親を亡くし、ある人は食べ物に飢え、ある人は病気で徴兵を免れ、またある人はフィリピンで終戦を迎えたと、恐ろしいことです。

先日テレビでルバン島で30年間たった一人の戦争をしていた小野田寛郎の再現ドラマやってた。
ほんと頭下がります、まさに戦争の犠牲者である。かわいそうと思うが、しかし本人はどう思っているかわからんが。