昨日は2件の手術を終えて、今週もようやくこれで手術終了と思っていたら、夜の10時ごろにカテ室に呼び出され、PCIラプチャーでコイルつめたり、脂肪つめたりいろいろやったが止まらないとのこと。
すぐに外科チーム集合して手術となりましたが、通常PCIの穿孔というと、ちょっとした解離とか、ワイヤー穿孔でいわゆるoozing ruptureというやつで、カテで止まることも多く、手術となっても、もう心外膜の血腫がこんもりとなっていて、血管自体は血腫の中でどこにあるかわからず、ひたすら止血剤で押さえるというパターンが多いのですが、今回は、きっと穴が大穴だったのと心外膜の脂肪が少なかったのでしょう。心膜をあけてみたら心外膜面に血腫は全くなく、綺麗に血管が見えて、穴が丸見えでありました。まるでoff-CABGで冠動脈を切開したかのようでありました。
これはさすがにカテでは止まりませんって感じで。
もともと完全閉塞でつぶしても差し支えない枝でしたので、直接血管壁をぐりぐり縫って止血は成功。
LADが狭かったので、IMAを取って、バイパスを一本加えて無事終わりとなりました。
すぐに外科チーム集合して手術となりましたが、通常PCIの穿孔というと、ちょっとした解離とか、ワイヤー穿孔でいわゆるoozing ruptureというやつで、カテで止まることも多く、手術となっても、もう心外膜の血腫がこんもりとなっていて、血管自体は血腫の中でどこにあるかわからず、ひたすら止血剤で押さえるというパターンが多いのですが、今回は、きっと穴が大穴だったのと心外膜の脂肪が少なかったのでしょう。心膜をあけてみたら心外膜面に血腫は全くなく、綺麗に血管が見えて、穴が丸見えでありました。まるでoff-CABGで冠動脈を切開したかのようでありました。
これはさすがにカテでは止まりませんって感じで。
もともと完全閉塞でつぶしても差し支えない枝でしたので、直接血管壁をぐりぐり縫って止血は成功。
LADが狭かったので、IMAを取って、バイパスを一本加えて無事終わりとなりました。