あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

再投稿

2010-09-13 12:05:24 | Weblog
先日、投降した症例報告の一回目の査読が終わりまして、お二人の査読員のうち、お一人は、よくまとまっていますと、そのままOK。もうひと方から、少しご指摘を受けまして、訂正・追加して再度投稿しました。あまり、意地悪な感じではなく、印象は悪くないようです。
これで何とか勘弁してもらえるとよいのですが。
もともと、きれいに文章書くの苦手ですし、誰からもちゃんとした指導を受けたことがありませんので。
言ってみれば民間病院のチンピラみたいな外科医ですので、正統派の先生方からすると、論文のABCがわかっていないといわれても仕方ありませんね。

書きたいテーマとデータはたくさんあるのですが、なかなか時間がとれません。
今回、3年ぶりに書いてみて、やはり、いろいろめんどくさいが、慣れてしまえば、もう少しスムーズにできるのでしょうね。

もうひとつ症例報告ですが、無理やり書き上げまして、今、文献の整理をしているところですので、今月中には出したいと思います。もちろん日本語ですが。
それが終われば、次はいよいよ英語にチャレンジする予定です。
目指せ国際会員ですね。

さびしいです

2010-09-13 11:53:59 | Weblog
今週は部長と後輩1人がギリシャの学会に行ってしまい、しばらく帰ってきません。
それでも私とレジデントがいますので、普通に手術はいってます。
ボスは手術のときだけは登場してくれますので何とかなると思いますが。それでもお互い外勤がありますので、手薄な日がおおいです。
大変ですけど、こういう時しか術者が回って来ませんので、チャンスを大事にしたいと思います。CABGが3件と2弁と末梢の動脈瘤の5件が今のところ予定されています。
昨日は破裂が来ましたが、到着した時には心停止で、残念ながらそのまま、お見取りとなりました。もともと指摘され提案したが、輸血拒否を含めいろいろとリスクがあり、手術は拒否されていたようですので、仕方がありませんね。
2弁の方はA弁腫瘍で、この夏になって3例目です。なんか多いですね、そのように外科も
内科も意識しだしたからでしょうかね。雑誌を見ていてもちょこちょこ発表ありますね。
とにかく部長のいない間、トラブル無いように守らなければいけません。

サマーセミナー

2010-09-13 11:39:25 | Weblog
今回のサマーセミナーは結構ハードスケジュールで、ウインターセミナーの様に、スキーの合間に発表、講義なんてことはありませんでしたので、真面目に聞いてきました。
一番おもろかったのは、若手の教育をどうするかという話で。
小宮先生と向原先生と、正木先生がそれぞれの病院の教育システムを話していましたが、みんな、すごいです。若手にどんどんやらせている。
若いうちからやるのがいいかどうかは別として、特に問題はないとのこと。それは優秀な医者が集まってきているのもあるだろうが、きっと指導医がすごいのだろう。
そして個々の評価をきちっとやって、ステップアップをさせている。
うらやましい限りであり、働いてみたくなった。自分がもう少し若かったら、迷わず飛び込んで行ったと思う。
それから、やはりTAVIですかね。
杭ノ瀬先生がこれまた3Dで内視鏡補助化の弁置換を始めたとのことで、すごいのであります。

夜は、私の同級生と、その後輩と学生、久留米の友達、西千葉の友達、関連施設の先生、それからなぜか、狭山病院の先生、三井記念の先生とよくわからんメンバーですが、若手9人で朝の4時ぐらいまで、飲みました。
いろいろと情報交換ができて楽しかったです。
千葉西は昨年は解離が100例を超えたとのことで、おそらく日本、いや世界で一番解離をやっている施設だと思います。解離の手術はだいたい平均3時間ぐらいとのことです。とにかく早く終わらせないと次の緊急が受けられないし、予定手術ができなくなるから、はやく閉めるんだと言ってましたが。
世界に発表したほうがいいよと言いましたが、ほんとに時間がないみたいで。
世界には知られてないだけで、まだまだつわものがいますね。