1例目

ちょうど、ひと月ぶりの投稿となるようであります。

移動して1例目の手術が昨日、無事終了しました。
1人ですし、最初から全て作り上げていかないといけませんので、ゆっくり準備してGW明けぐらいから、バリックスとか末梢血管とかをちょろちょろ始めようかと、間の抜けたことを思っていましたが、それなりに貯めていていただいた患者さんがいるようで、スケジュール調整に四苦八苦しております。
初日から、症状のあるASの相談をいただき、さすがにその方は紹介をさせていただきましたが、７ｃｍの腹部大動脈瘤と3枝CABGが、あまり待てないとのことで、今週から手術を開始することとなりました。
一例目はAAAで始まり、私の得意なというか、これまで一番数多く、執刀をさせていただいた手術でありました。
外科の先生方に前立ちをお願いして、器械がこれまでと違うので、いろいろ戸惑うこともありましたが、凸凹しながらもなんとか終了、それでも12ｃｍ程度の小切開で、133分とまずまず。
消化器外科の先生方は、すごい、臨機応変というか、なんというか、さすが手術のバリエーションが多いだけあって、なんでもできちゃう、安心して手術をさせていただきました。
次はOPCABであります、これも、開心術の中では一番とはいっても40例程度でありますが、経験を積ませていただいた手術でありますので、なんとか気分よく終わらせたいものであります。