はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

フランス婚

2008-01-20 | ジェンダー関連

2008年1月20日(日曜日)
明日、締め切りの勉強会の課題が
なかなか、はかどりません。

体調もいまいちだし、
いろいろと心配事は
重なるし・・・

はぁ・・・
と出るのは、ため息ばかり・・・

ほんに、づつない・・・

好きな本を読むか、
映画を見るか、
気持ちを切りかえようと試みても、
その気にさえ、なれないわたしです。

ブログなりと、たのしい話題にと
書き出したのに、
愚痴ばっかり・・・

えいっ!と、話題を変えて、実は
今日、書きたかったのは
「フランス婚」なんです。

夏木マリさんが婚姻届を出さない事実婚を
「フランス婚」と呼んだように、
結婚しないで共同生活を送っている
フランス人カップルは非常に多いそうです。
フランス語では、コンキュビナージュ
(Concubinage)
またはユニオン・リーブル
(Union libre)と言い、
役所に申し出て「同棲証明書」を
発行してもらうこともできるんだとか。

あわせて、
フランスでは婚外子が50%を
超えたと言うニュースも
出ていました。

1965年には5.9%に過ぎなかった
婚外子の割合が、06年には50.5%に
なったそうです。

99年に事実婚や同性愛のカップルに対し、
税控除や社会保障などに、
結婚に準じる権利を付与する
バクス(連帯市民協約)法が制定されました。

「バクス婚」と呼ばれているそうです。

ちなみに、1人の女性が一生に産む子供の数
「合計特殊出生率」は、
93年に1.66。
現在は1.99とEUで最高。
出産・育児への行政支援が手厚く、
子供の数に応じた税の優遇措置も
上昇に寄与したといわれています。

少子化が拍車をかけてすすんでいる
日本との違いが
顕著にあらわれていますね。

「美しい日本」の
「正しい家族のあり方」を
声高に叫ぶ、オジサン・オバサンに
こういうニュースを
きちんと読んでいただきたいものです。
コメント (1)
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