金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 関屋記念・小倉記念

2020-08-17 06:44:48 | 競馬

 まずは2歳戦土曜日はエピファネイア産駒が3勝、キズナ産駒が1勝で、それぞれ2歳戦の勝利数が6と5となり、2歳リーディングを争っています。1年目の種牡馬は意識的に勝ち数が伸びるように牧場側の思惑が働きますが、2年目の種牡馬は、産駒数も減りますし、初年度のような「思惑ゲタ」が外れるので、この両種牡馬の成績は「素晴らしい!」と評価することができます。エピファネイアは初年度産駒から二冠馬デアリングタクトを出し、キズナは初年度産駒のJRA重賞勝利6勝というトンデモナイ記録を作っていて、このまま2年目の産駒の活躍が続けば、ディープ・キンカメの跡目争いで、頭一つ抜け出すことになります。ちなみに、この土日の2歳戦は不作でした。来週を期待しましょう。

 さて小倉記念せっかく消耗戦になったのに、勝ったのはアールスターで、狙ったサトノルークスは早く動き過ぎて沈没。2着も人気薄のサトノガーネットで、荒れた荒れた。こういうレースをピタリと当てたかったのですが難しい。

 そして関屋記念勝ったサトノアーサーは、府中のエプソムC勝利もある実績馬前残りのレースを最後方から差し切ったレースぶりは、3歳時にクラシック候補だった栄光を彷彿させる勝ち方。戸崎圭太騎手とともに、秋が楽しみになりました。


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