金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【金融】 コロナ禍 何が正しい対処法なのか?

2020-08-18 06:50:10 | 金融マーケット

 政府も、都道府県も、マスコミも、「専門家」と言われる人たちも、そしてWHOでさえも、ワーワー言っているだけで、「この感染症に対して、何が正しい対処法なのか?」を説明して、世界を主導する主体が存在していません。

 まず認識しておかなければならないのは、ワクチンをいくら期待しても、3つのステージを全てクリアしたコロナワクチンの開発には少なくとも3~4年はかかること。しかもコロナウイルスは、すぐに変異してしまうので、せっかく開発したワクチンも、すぐに陳腐化する可能性が高いこと。

 ということは、ワクチンが出来るまでの時間稼ぎのために、一時的に「緊急事態宣言」を出して、感染者数を抑え込むことを行っても、そのこと自体、無駄あるいは生産性が低すぎると言えます。つまり、医療崩壊を防ぐための「緊急事態宣言」という手段は、あまりに経済的な損失を多く生み過ぎてしまう方法であり、しかもワクチン開発は暫く実現が難しいときている。時間稼ぎの意義が乏しい。

 むしろ、今必要なのは、「感染者が重篤化しにくい予防習慣、および治療方法」を早期に開発して、早期に確立すること。そうすれば、医療崩壊を起こすことはまずありませんし、それが実現できれば、感染者が増えること自体は怖くなくなりますので、普段の生活に大きな制約は不要となります。(続く)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする