金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 優駿牝馬(オークス)・平安S

2022-05-23 05:54:06 | 競馬

 まずは中京の平安S勝ったのは、シニスターミニスター産駒テーオーケインズ。何と言っても、日本のダート王が強い勝ち方で復活いたしました。好スタートから4番手追走。直線に入ると、3番手から早め先頭に立ったパイロ産駒ケイアイパープルの外に、スッと並びかけて、そのまま抜け出し、2馬身1/2差をつけての圧勝。勝ち時計は1分57秒0。6月の帝王賞に向けて、万全の態勢で臨めそう。

 2着はケイアイパープル。普通だったらこの馬が勝つパターンでしたが、勝ち馬が強すぎました。3着は、中団待機から差してきたパイロ産駒メイショウハリオ。この2頭も、帝王賞に出てくれば面白い存在でしょう。

 

 そして優駿牝馬=オークス勝ったのは、ドゥラメンテ産駒スターズオンアース桜花賞に続いて二冠達成となりました。大外18番枠でしたが、好スタートから8番手の位置を確保します。逃げたニシノラブウインクのペースは淀みなく流れ、地力勝負の2400mへ。直線に入ると、ニシノラブウインクの外からアートハウスが並びかけて、早め先頭に立ちますが、すぐに後続からキングカメハメハ産駒スタニングローズと、スターズオンアースが併せ馬の形で先頭へ。この競合いを1馬身1/4差をつけてスターズオンアースが勝利。勝ちタイムは、2分23秒9の好時計。

 自力勝負となったオークスを、桜花賞馬が力でねじ伏せた形。見事な勝利でした。2着のスタニングローズも強い内容。秋に繋がるレースでした。3着のナミュールも、単なるマイル専門の馬ではなく、地力を見せました。4着ピンハイ、5着プレサージュリフトも同様。

 逆に、1番人気のサークルオブライフは、最後方の位置取りが厳しかったこともありますが、やはりマイルこそがこの馬の舞台であると思います。消耗戦となったこのオークスでは勝負になりませんでした。


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