金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 ヴィクトリアM・京王杯スプリングC

2022-05-16 05:23:46 | 競馬

 まずは京王杯スプリングC勝ったのは、ミッキーアイル産駒メイケイエール好スタートから4番手での待機を選択。鞍上の池上謙一騎手はかなり苦労しながら抑え切りました直線に入ると、逃げたリフレイムが外へ外へ逃げてしまい、自然に前が空いたので、そこでスパートを開始。一気に抜け出したところに、外からエピファネイア産駒スカイグルーヴとロードカナロア産駒タイムトゥヘヴンが差してきましたが、1/2馬身、3/4馬身の差で凌ぎ切りました。勝ちタイムは1分20秒2。

 勝ちには勝ちましたが、メイケイエールにとって、1400mはやはり長いという印象マイルの安田記念には向かわないと思います。むしろ、1200~1400mのGⅠがある豪州あたりに眼を向けるか

 2着のスカイグルーヴ、3着のタイムトゥヘヴン、5着のラウダシオンは力を示したレースだったと思います。

 

 そしてGⅠ、ヴィクトリアM勝ったのは、クロフネ産駒の4歳牝馬ソダシこれで、牝馬限定のマイルGⅠを阪神JF・桜花賞・ヴィクトリアMと全て制覇いたしました。マイルならば、芝・ダート関係なく強いということだと思います。

 好スタートから4番手追走の位置へ。逃げたマンハッタンカフェ産駒ローザノワールのペースは、前半3ハロンが34秒7とややスロー。結果的には、この前の位置を確保したのがファインプレー直線に入ると、逃げ粘るローザノワールの横へ、ダイワメジャー産駒レシステンシアと並びながら進出して、そこからは別次元の勢いで抜け出して、後続を2馬身離して完勝。勝ちタイムは1分32秒2。

 2着には、中団待機から馬群を縫うように差してきたキズナ産駒ファインルージュ。直線で前が塞がる不利がなければ、もう少し差は詰められたと思います。3着はレシステンシア、4着にローザノワール、5着は中団から内を突いたキズナ産駒ソングライン2着3着4着5着の差は、クビ、ハナ、ハナなので僅差でありました。

 三冠馬デアリングタクトは6着。復活戦としてはまずまずの内容。次が試金石でしょう。1番人気のレイパパレは12着。好位を確保できていただけに、敗因は瞬発力の差か。レイパパレの持ち味はスピードの持続力なので、やはり2000m以上が持ち場マイルの瞬発力勝負には適していないということなのでしょう。


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