土曜日は中京1Rダート1800mを勝ったダノンバラード産駒メイショウコボケ。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、内側からエピファネイア産駒パスカリが並びかけてきますが、すぐにこれを突き放して、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分55秒5。2着には最後方から差してきたハービンジャー産駒オシゲ、さらに1馬身差の3着にはパスカリ。
小倉2R芝1800mを勝ったエピファネイア産駒ドナウパール。7番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたダノンバラード産駒シャイニースイフトが粘り込みを図りますが、馬場の中央を選択したドナウパールが豪快に突き抜けて、そのまま2馬身1/2差で完勝。良の勝ちタイムは1分47秒6。2着シャイニースイフトから1馬身3/4差の3着には、最後方から追い込んできたキンシャサノキセキ産駒ダミエ。ドナウパールはエピファネイア×ドナウブルーの良血。ここから楽しみな素材です。
中京4Rダート1800m新馬を勝ったシニスターミニスター産駒スマートサニー。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入るとさらに加速、そのまま後続を8馬身差突き放して圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分55秒1。2着には2番手からデクラレーションオブウォー産駒ワンダーエッジ、さらに9馬身差の3着には後方から差してきたハーツクライ産駒ヒルノヴィクトリア。勝ったスマートサニーは、3歳ダート1800m路線の新星と言えるでしょう。次がダート1800mの3歳1勝クラスならば確勝だと思います。
中京5R芝2200mを勝ったサクソンウォリアー産駒アドマイヤイル。中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からブラックタイド産駒トラストエムシーと、3番手からエピファネイア産駒シャドウソニックの2頭が先頭に立ちますが、馬場の中央をアドマイヤイルが豪快に差してきます。ゴール前で2頭をクビ差だけ交わして勝利。良の勝ちタイムは2分15秒2。2着にはシャドウソニック、さらにクビ差の3着にトラストエムシー。新種牡馬サクソンウォリアーはこれがJRA初勝利。産駒は切れ味はないですが、スピードの持続力が特徴なので、馬場の悪い時で、しかも2000m以上で本領を発揮しそう。
東京5R芝2400mを勝ったハーツクライ産駒サトノトルネード。5番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたキタサンブラック産駒サロンドブラックがそのまま押し切りを図ります。それを追いかけて、サトノトルネードが残り200mのところでこれを交わして、そのまま後続に1/2馬身差で勝利。良の勝ちタイムは2分25秒9。2着には、6番手から差してきたキズナ産駒トロピカルライト、そこから1馬身1/2差の3着には、逃げたサロンドブラック。
小倉6R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒サスケ。好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたルーラーシップ産駒リリーバローズが内側で粘りますが、馬場の中央を選択したサスケが豪快に突き抜けて、1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは2分1秒2。2着リーリーバローズから1馬身1/4差の3着には、3番手からモーリス産駒ディオファントス。
東京6R芝1800m新馬を勝ったハービンジャー産駒ラッジオ。好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速して、そのまま押し切りに入ります。外からモーリス産駒フレーヴァードが追いかけてきますが差は詰まらず、ラッジオが1馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分49秒1。2着フレーヴァードから1馬身1/4差の3着には、3番手からドゥラメンテ産駒バロンゾラーレ。
東京4Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったルーラーシップ産駒ニフティーデービル。中団後方で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたリオンディーズ産駒マジックタッチが押し切りを図りますが、馬場の1番外側からニフティーデービルが豪快に交わして、そのまま2馬身1/2差で快勝。ダート良の勝ちタイムは1分26秒0。2着には4番手から内側を差してきたヘニーヒューズ産駒スクーバー、そこからクビ差の3着には、逃げたマジックタッチ。
小倉9R芝1200mかささぎ賞(3歳1勝クラス)を勝ったダイワメジャー産駒トールキン。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るファインニードル産駒トレンディスターを豪快に交わして、そのまま3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分8秒3。2着トレンディスターからクビ差の3着には5番手から差してきたキズナ産駒アスクドリームモア。
東京9R芝1400m春菜賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったサトノクラウン産駒トーセンローリエ。5番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、離し逃げのオルフェーヴル産駒トレブランシュがそのまま押し切りを図りますが、残り200mのところで、トーセンローリエがトレブランシュを交わして、後続に1馬身1/2差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分20秒9。2着には、6番手から差してきたダノンバラード産駒アンタノバラード、さらに1馬身1/2差の3着には、逃げたトレブランシュ。
中京10R芝1600mエルフィンステークス 牝馬限定(L)を勝ったグレーターロンドン産駒ユリーシャ。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、そのまま後続を寄せ付けずに、2馬身1/2差で圧勝。良の勝ちタイムは1分34秒2。2着には後方から追い込んできたキタサンブラック産駒コナコースト、クビ差の3着には同じく後方から差してきたドゥラメンテ産駒シングザットソング。
勝ったユリーシャは、新種牡馬グレーターロンドン産駒らしいスピードを見せての完勝。悪くなっている中京の芝も合っているかもしれません。逃げる戦法が性に合っているので、桜花賞でもレースを作るのはこのユリーシャだと思います。
日曜日は小倉2R芝1800m牝馬限定を勝ったリアルスティール産駒アグラシアド。4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るアイヤナの内側から、残り100mのところでアグラシアドが交わして、そのまま後続にクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分49秒0。2着には、中団から追い込んできたエピファネイア産駒サトノキャサリン、さらにハナ差の3着には、同じく中団から差してきたシルバーステート産駒デアデルマーレ。
小倉5R芝2000m新馬を勝ったサトノクラウン産駒ジオパーククラウン。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るピーチパトロール産駒プロミシングギャルの横に、3番手からジオパーククラウンと、5番手からハービンジャー産駒ブレイクボーイの2頭が並びかけて、その中からジオパーククラウンがクビ差だけ前に出てゴール。良の勝ちタイムは2分3秒6。2着にはブレイクボーイ、クビ差の3着にはプロミシングギャル。
中京5R芝1600mを勝ったリアルスティール産駒アンナージェイン。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入ってもスピードは緩まず、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分33秒6。2着には、後方から追い込んできたリオンディーズ産駒レッドテンペスト、クビ差の3着には5番手から差してきたサクソンウォリアー産駒ダズリングブレイヴ。やはり、リアルスティール産駒の特長はスピード。マイル前後が最も力を発揮する気がします。
東京5R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒ココクレーター。好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、各馬が横一線になって競り合いとなりますが、馬場の1番外側からココクレーターが抜け出して、後続に1馬身3/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分34秒3。2着には、4番手から馬場の最内を突いて伸びてきたヤマカツエース産駒ダイシンヤマト、さらに3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったイスラボニータ産駒ランドグリーズ。
小倉6R芝1200mを勝ったトーセンラー産駒トーセンエスクード。好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、馬場の中央から鮮やかに抜け出して、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分8秒9。2着には、中団から差してきたアメリカンペイトリオット産駒ライクアフラワー、アタマ差の3着には、中団後方から追い込んできたダイワメジャー産駒サトノグレイド。
中京6R芝1600m新馬を勝ったダイワメジャー産駒タイキバルドル。好スタートから4番手追走へ。直線に入るとまず、2番手からモーリス産駒スウィートガールが先頭に立ちますが、残り100mのところでタイキバルドルがこれを交わして抜け出します。中団からキタサンブラック産駒ココナッツブラウンが迫ってきますが、これをクビ差凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分36秒9。2着ココナッツブラウンから3/4馬身差の3着にスウィートガール。
東京6R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒ナヴォーナ。中団後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からキタサンブラック産駒ウインラピーヌが先頭に立ちますが、残り100mのところで、外から豪快にナヴォーナが差し切って、1馬身3/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分36秒3。2着ウインラピーヌから1馬身1/4差の3着には、6番手から差してきたイスラボニータ産駒メルシーステップ。
小倉7R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒ラレーヌデリス。中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るエピファネイア産駒ラバタイシンの横に、2番手からブラックタイド産駒フィールザオーラと、6番手からラレーヌデリスが並びかけて、その中からラレーヌデリスが豪快に突き抜けて3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは2分1秒1。2着フィールザオーラから3/4馬身差の3着に逃げたラバタイシン。
中京4Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったイスラボニータ産駒フルングニル。好スタートから2番手追走を選択。直線に入ると、逃げ粘るエピファネイア産駒ルクスフロンティアとの競り合いが長く続きますが、ゴール手前でクビ差だけ前に出て勝利。ダート良の勝ちタイムは1分54秒6。2着ルクスフロンティアから1馬身差の3着には、後方から差してきたサトノダイヤモンド産駒ハギノサステナブル。
東京9R芝2400mゆりかもめ賞(3歳1勝クラス)を勝ったキタサンブラック産駒スキルヴィング。最後方待機で脚を溜めます。逃げたフォーサイドナインの前半1000mのペースは1分0秒0で淀みなく流れる展開に。直線に入ると、まず3番手からリオンディーズ産駒ミヤビが先頭に立ちますが、残り200mのところで、馬場の中央からスキルヴィングが豪快に突き抜けます。そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分24秒8。2着には、後方から追い込んできたキズナ産駒サヴォーナ、さらに1馬身差の3着にはミヤビ。
勝ったスキルヴィングは、11月の未勝利戦に続いて、鮮やかな差し切りパフォーマンスを見せてくれました。この時期の3歳馬が、府中芝2400mで2分24秒8で勝つのは凄いの一言。現時点で、ダービーの最有力候補の1頭に名乗りを上げたと言って良いと思います。体質面でレース間隔を開けないといけないとしても、京都新聞杯あたりをステップにダービーに間に合わせて欲しい素材です。それにしても、キタサンブラック産駒は、ソールオリエントに続いて、また1頭、牡馬クラシック有力馬を出してきました。勢いが止まりません。