土曜日は中京1Rダート1800m牝馬限定を勝ったナダル産駒プリンセッサ。好スタートから2番手追走へ。逃げたミルキーハニーの前半1000mのラップは1分4秒5とスローな流れに。3コーナー過ぎからプリンセッサが早め先頭に立ち、直線に入ると後続を突き放します。そのまま8馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒5。2着には、6番手から差してきたアドマイヤマーズ産駒シウダーエヴィータ、3馬身1/2差の3着には、後方から追い込んできたモズアスコット産駒マンノミューズ。
中山1Rダート1200m牝馬限定を勝ったナダル産駒ヴィンブルレー。6番手追走で脚を溜めます。逃げたミヤマイルスの前半3ハロンのラップは33秒9と流れる展開に。直線に入ってもミヤマイルスが逃げ粘りますが、残り100mのところで、外からヴィンブルレーが一気に交わして、そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒0。2着には、2番手からフォーウィールドライブ産駒ジュリスタ、さらに2馬身差の3着には、3番手からスワーヴリチャード産駒コウソクグルーヴ。
ダート路線での新種牡馬ナダルの勢いが止まりません!
京都2Rダート1800mを勝ったリアルスティール産駒カナルビーグル。3番手追走で脚を溜めます。逃げたルヴァンスレーヴ産駒ポッドフォルクの前半1000mのラップは1分4秒1とスローの流れに。直線に入ると、馬場の外を回してカナルビーグルが早め先頭に立ちます。そのまま後続を突き放して8馬身差で圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分53秒9。2着には逃げたポッドフォルク、クビ差の3着には2番手からデクラレーションオブウォー産駒スーパージョック。
中山3R芝2000mを勝ったフィエールマン産駒ガンバルマン。後方待機で脚を溜めます。逃げたハービンジャー産駒ファンタズマの前半1000mのラップは1分0秒9と流れるペースに。直線に入ると、逃げ粘るファンタズマの横からまずキズナ産駒リギーロが先頭に立ちますが、その外からガンバルマンが鮮やかに交わして3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着リギーロから2馬身差の3着には逃げたファンタズマ。
中京4R芝2000mを勝ったリアルスティール産駒マテンロウムーブ。後方待機で脚を溜めます。逃げたフィエールマン産駒ロードレジェロの前半1000mのラップは1分2秒2とゆったりしたペースに。直線に入ると、マテンロウムーブがスピードを加速、後続を離して押し切りを図ります。大外からマテンロウムーブが追込んできて徐々に差を詰めて、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは2分1秒5。2着ロードレジェロから5馬身差の3着には、後方8番手から差してきたゴールドシップ産駒プレミアシップ。
京都5R芝1200m新馬を勝ったカレンブラックヒル産駒ガンマジーティーピ。4番手追走で脚を溜めます。離し逃げのファインニードル産駒アジアンテーラーの前半3ハロンのラップは35秒1と平均ペース。直線に入ると、逃げ粘るアジアンテーラーを追いかけて、ビッグアーサー産駒ユキノエミリオとガンマジーティーピの2頭が残り100mのところで交わします。そのうちガンマジーティーピが1馬身1/4差抜け出して快勝。良の勝ちタイムは1分9秒7。2着ユキノエミリオから3馬身差の3着には逃げたアジアンテーラー。
中山5R芝1600m新馬を勝ったモーリス産駒の牝馬ギフテッド。好スタートから3番手追走へ。逃げたヴェリーヌの前半3ハロンのラップは36秒7とゆったりした流れに。直線に入ると、逃げ粘るヴェリーヌを交わして馬場の中央からギフテッドが抜け出します。そのまま後続に3/4馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分36秒7。2着には5番手から外を差してきたブリックスアンドモルタル産駒リポサンテ、ハナ差の3着には、4番手から内を突いたブラックタイド産駒アッサジャン。
京都6Rダート1800m新馬を勝ったシニスターミニスター産駒グランドブラージュ。好スタートからメイショウゲキハと競り合いながらの逃げへ。前半1000mのラップは1分3秒8と落ち着いたペースを維持。直線に入ると、グランドブラージュがスピードを加速、後続を突き放します。そのまま1馬身3/4差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分53秒6。2着には3番手からノットディスタイム産駒ロッシ二アーナ、大差の3着には4番手からゴールドドリーム産駒オーレアミスト。
京都7R芝2000mを勝ったキタサンブラック産駒ダノンシーマ。好スタートから3番手追走へ。逃げたカリフォルニアクローム産駒メイショウヤシマの前半1000mのラップは1分2秒1と平均ペース。直線に入ると、逃げ粘るメイショウヤシマの外からダノンシーマが早め先頭に立ち、そのまま2馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは2分1秒0。2着メイショウヤシマから1馬身1/2差の3着には、4番手からフランケル産駒エンスエーニョ。
中京9R芝1400mつわぶき賞 牝馬限定(2歳1勝クラス)を勝ったアドマイヤマーズ産駒ルージュラナキア。最後方待機で脚を溜めます。逃げたアスタールフナの前半3ハロンのラップは33秒8と流れるペースに。直線に入ると、伸びあぐねる先行馬を横目に、ルージュラナキアが馬場の中央から抜け出します。3番手からアドマイヤマーズ産駒ナムラクララが迫りますが、これをクビ差に抑えて勝利。良の勝ちタイムは1分21秒9。2着ナムラクララから1馬身1/4差の3着には、6番手から差してきたサトノダイヤモンド産駒ピコローズ。
勝ったルージュラナキアは、これでデビューから2連勝。デビュー戦は逃げ切り勝ち、2戦目のつわぶき賞は最後方からの差し切りと、レースセンスが抜群です。マイルくらいまでなら大丈夫そう。
京都9R芝2000mエリカ賞(2歳1勝クラス)を勝ったエピファネイア産駒ナグルファル。好スタートから2番手追走へ。逃げたリアルスティール産駒イガッチの前半1000mのラップは1分1秒4と平均ペースに。直線に入ると、ナグルファルが早め先頭に立ちます。そのまま後続を突き放して4馬身差で圧勝。良の勝ちタイムは2分0秒6。2着には、5番手から差してきたブリックスアンドモルタル産駒ワンモアスマイル、3/4馬身差の3着には逃げたイガッチ。
勝ったナグルファルは、これでデビューから2連勝。暮れのホープフルSでも面白い存在ですが、無理をせずに1月の京成杯あたりに向かうか。いずれにしても注目のクラシック候補だと思います。
中山9R芝1200m黒松賞(2歳1勝クラス)を勝ったグレーターロンドン産駒の牝馬サウスバンク。好スタートから4番手追走を選択。逃げたタワーオブロンドン産駒レイピアの前半3ハロンのラップは32秒9とハイペースの流れ。直線に入ると、レイピアとマキシマムドライブの2頭が粘るところ、外からサウスバンクが鮮やかに差し切って、後続にクビ差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分7秒7。2着には、5番手から追い込んできたビッグアーサー産駒カンシン、クビ差の3着には3番手からビッグアーサー産駒ヴァージル。
勝ったサウスバンクは、これでデビューから2連勝。ハイペースの流れを4番手で我慢できたことが勝因。距離は1400m以下が合っていると思います。
日曜日は京都1Rダート1400mを勝ったロードカナロア産駒ベルジュロネット。5番手追走で脚を溜めます。逃げたアメリカンクールの前半3ハロンのラップは35秒1と平均ペース。直線に入るとまず、2番手からロードカナロア産駒イマ―ジョンが先頭に立ちますが、すぐ外からベルジュロネットが抜け出して後続を突き放します。そのまま5馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒5。2着イマ―ジョンから3馬身1/2差の3着には、5番手の外から差してきたニューイヤーズデイ産駒メイショウサトノヒ。
中山2R芝1200mを勝ったミッキーアイル産駒マイネルステラ―ト。好スタートから2番手追走へ。逃げたサンダースノー産駒フウセツの前半3ハロンのラップは33秒6と流れるペースに。直線に入ると、フウセツがスピードを加速、逃げ切りを図ります。これにマイネルステラ―トが並びかけ激しい競り合いに。残り100mのところでマイネルステラ―トが抜け出して、そのまま1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分8秒6。2着フウセツから1馬身1/2差の3着には3番手からフォーウィールドライブ産駒シルフレイ。
京都3R芝1600mを勝ったミッキーアイル産駒モンテシート。好スタートから2番手追走へ。逃げたタワーオブロンドン産駒セクシーマージュの前半3ハロンのラップは35秒0と平均ペースに。直線に入ると、逃げ粘るセクシーマージュを追いかけて、モンテシートが残り100mのところで交わします。そのまま1馬身1/2差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分34秒9。2着セクシーマージュから1馬身1/2差の3着には、3番手からロジャーバローズ産駒リアルフォルゴーレ。
中山3R芝1800mを勝ったイスラボニータ産駒ニシノエージェント。5番手追走で脚を溜めます。逃げたヤマノインパクトの前半1000mのラップは1分1秒3と平均ペース。直線に入ると、ニシノエージェントが大外を回して早め先頭に立ち、後続を突き放します。後方からキズナ産駒ルール―リマが猛然と追い込んできますが、これを1馬身差に抑えて快勝。良の勝ちタイムは1分48秒4。2着ルール―リマから1馬身3/4差の3着には、6番手から差してきたスクリーンヒーロー産駒マイネルアレス。
中京4R芝1400mを勝ったレッドベルジュール産駒デリュ―ジョン。好スタートから3番手追走へ。逃げたトーアローダンテの前半3ハロンのラップは34秒7と平均ペース。直線に入ると、2番手からヤングマンパワー産駒ユーティジャーニーが先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。これをデリュ―ジョンが猛然と追いかけ、ゴール手前で交わして1/2馬身差で勝利。良の勝ちタイムは1分22秒7。2着ユーティジャーニーから2馬身1/2差の3着には、3番手からリアルスティール産駒ガジュノリホワイト。
中京5R芝2000m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒エムス。5番手追走で脚を溜めます。逃げたドゥマーヴェリックの前半1000mのラップは1分2秒6とゆったりした流れに。直線に入ると、馬場の中央からエムスが早め先頭に立って後続を突き放します。後方からゴールドアクター産駒フェアリーライクが猛然と追い込んできますが、これを3/4馬身差に抑えてエムスが快勝。良の勝ちタイムは2分3秒9。2着フェアリーライクから2馬身1/2差の3着には、2番手から粘ったキズナ産駒アメリカンバー。
京都5R芝1800m新馬を勝ったオスカーパフォーマンス産駒の牝馬エリカアンディーヴ。好スタートから3番手追走へ。逃げたニホンピロデヴィンの前半1000mのラップは1分3秒9とかなりのスローな流れに。直線に入ると、馬場の最内からエピファネイア産駒レッドフェルメール、馬場の中央からエリカアンディーヴの2頭が抜け出します。ゴール手前でエリカアンディーヴが1/2馬身前に出て勝利。良の勝ちタイムは1分50秒4。2着レッドフェルメールから1馬身差の3着には、5番手から差してきたハービンジャー産駒ホウオウチェスター。
中山5R芝1800m新馬を勝ったモーリス産駒バースライト。10番手待機で脚を溜めます。逃げたアグネスの前半1000mのラップは1分2秒0と平均ペース。4コーナー手前からバースライトがマクリ気味に前進し、直線に入ると早め先頭に立ちます。そのまま1馬身1/4差抜け出して快勝。良の勝ちタイムは1分49秒4。2着には、5番手から差してきたブリックスアンドモルタル産駒セレニティ、ハナ差の3着には、2番手から粘り切ったアルアイン産駒ラヴァフォール。
京都6Rダート1200m(2歳1勝クラス)を勝ったイントゥミスチーフ産駒アメリカンステージ。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒1と、このメンバーとしては平均ペースに。直線に入ると、アメリカンステージがスピードを加速、後続を突き放してそのまま4馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分11秒2。2着には、2番手からフォーウィールドライブ産駒ヤマニンチェルキ、3馬身1/2差の3着には、7番手から差してきたアドマイヤマーズ産駒モカラマーズ。
勝ったアメリカンステージは、ダート1200mの舞台に変えてからは圧倒的な強さを見せています。ダート短距離王を目指すべき逸材です。1番人気で4着に敗れたフェデラーは、無理にスタートで抑えたことで走る気を削がれたように見えました。まだ気性が幼いか。
中山7Rダート1800m(2歳1勝クラス)を勝ったゴールドドリーム産駒ジャナドリア。最後方待機で脚を溜めます。逃げたドゥカートの前半1000mのラップは1分2秒4と平均ペースに。直線に入ると、大外をマクリ気味に上がってきたジャンドリアが早め先頭に立ちます。そのまま後続に1馬身3/4差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分54秒1。2着には、3番手からカンタロス産駒ベリタバグス、2馬身1/2差の3着には、6 番手から差してきたブリックスアンドモルタル産駒レッドルイナール。
今週の2歳戦は(GⅠ阪神JFもありましたが・・)、何と言っても、新種牡馬ナダル産駒の猛威に尽きます。2歳ダート戦だけで土日5勝の固め打ち。日本のダート界は、すでにナダル時代に入ったのではないでしょうか?