まずは阪神の京都記念。阪神内回り芝2200mですので、宝塚記念と同じ舞台となります。強い馬が集まると、3コーナー過ぎからロングスパート合戦となって消耗戦が必至の厳しいレースになりやすい舞台です。
今年は何と言っても、昨年のダービー馬ドウディーズと、一昨年の年度代表馬エフフォーリアの激突で、注目の一戦となりました。今の力関係で言えば、ドウデュースが断然でありましょう。昨年のダービーの勝ちタイム2分21秒9はダービーレコードであるとともに、内容面でも昨年の年度代表馬イクイノックスを力でねじ伏せたものですから、もし万全の状態で出てくれば、ドウデュースに敵う相手はいないと思います。ただし、ドウデュースにとって、ここは前哨戦。あくまで本番はドバイ。ここは、凱旋門賞遠征の見えない疲れがないかどうかを確認するための試走であります。
一方の雄エフフォーリア。こちらも、有馬記念で復活の兆しが見れましたが、『走りたい気持ち』が湧き出るような状態に戻ったかどうかは、まだ判りません。
であれば、叩かれながら徐々に成長した姿を見せているディープインパクト産駒の4歳牡馬⑧プラダリアの一発に期待したい。大怪我から復帰の池添謙一騎手への応援の意味も込めながら。
相手には、まず前述の⑫ドウデュース。それから⑩エフフォーリア、⑨キラーアビリティ、③ウインマイティー、①マテンロウレオ。
馬券は、本命⑧プラダリア頭固定の三連単20点 ⑧⇒⑫⑩⑨③① と、⑧プラダリア1頭軸の三連複10点 ⑧⇒⑫⑩⑨③① で。
次は共同通信杯。
このレースの有力馬は、ホープフルS4着のハービンジャー産駒⑧ファントムシーフ、朝日杯FS3着のフランケル産駒⑨レイべリング、東スポ杯2歳S2着のハーツクライ産駒①ダノンザタイガーの3頭。過去実績から当然でしょう。ただし、3頭ともに不安はあります。①ダノンザタイガーは、前走で負けたガストリックがホープフルSでは大敗しており、レースレベルが低かった可能性があります。⑨レイベリングは、朝日杯のマイルでもラストは止まっていましたので、適正距離はマイル以下の可能性があります。⑧ファントムシーフは安定していますが、前残りのホープフルSで好位から4着と勝ち切れませんでした。
ここでは思い切って、グレーターロンドン産駒⑫ロードプレイヤーを狙ってみたい。前々走の百日草Sでは、最後方の位置から勝ったキングズレインを上回る切れ味を見せて2着。前走の京都2歳Sでは、ラストの直線の入り口で大きく不利を受けながら、これも最速の上りで7着に。新種牡馬グレーターロンドン産駒らしく強烈な差し脚を距離に関係なく見せてくれており、府中1800mというベストの舞台で大番狂わせ、ジャイアントキリングを見せてくれる気がいたします。
相手1番手には、安定度抜群の⑧ファントムシーフ。その他には、⑨レベリング、①ダノンザタイガー、サトノクラウン産駒⑥タスティエーラ、ロードカナロア産駒⑩シュタールヴィント、グレーターロンドン産駒③キョウエイブリッサ。
馬券は、まず本命⑫ロードプレイヤーの単勝・複勝と、⑫ロードプレイヤーと⑧ファントムシーフの2頭軸三連複5点 ⑫⑧⇒⑨①⑥⑩③ で。
新種牡馬グレーターロンドンの産駒が鮮やかなジャンアントキリングを決めて、スターダムにのし上がるのか⁉
乞うご期待‼