昨年50回の節目を迎えた『三井ゴールデン・グラブ賞』の記念企画、「歴代最強の守備陣」をファン投票で選ぶ『三井ゴールデン・グラブ・レジェンズ』の結果が発表されました。これまで同賞を3回以上受賞した選手の中からファン投票で選ばれた9名は以下のとおり。
投 手 桑田 真澄(受賞8回)
捕 手 古田 敦也(受賞10回)
一塁手 王 貞治(受賞9回)
二塁手 菊池 涼介(受賞9回)
三塁手 中村 紀洋(受賞7回)
遊撃手 井端 弘和(受賞7回)
外野手 イチロー (受賞7回)
新庄 剛志(受賞10回)
秋山 幸二(受賞11回)
メンバーを見るにつけ、まぁ順当な結果と思う反面、「捕手部門」は野村克也、あるいは全盛期の城島健司の方が古田敦也よりも上だったのでは?とか、「三塁手部門」は全盛期の長嶋茂雄でしょ!とか、「二塁手部門」は菊池涼介で良いと思うが、牛若丸 吉田義男と同格では?などとケチを付けたくもなります。
この中で自分が文句なしと思うのは、「遊撃手部門」の井端弘和、「外野手部門」のイチローと新庄剛志の3名。
井端弘和の守備範囲の広さ、エラーの少なさ、自然なボール捌き。どれを取っても、歴代の遊撃手NO.1 と言えると思います。野球の守備の要の位置で、歴代NO.1 ということは、歴代で最も守備の上手い選手だと言えると思います。もちろん、我が大学の先輩、山下大輔(受賞8回)とは僅差の票差だったと思いますが、ここは井端弘和に軍配を上げたいと思います。なお、あの頃のドラゴンズ、井端と荒木の二遊間は、歴代最高の二遊間でした。
そして、イチローと新庄剛志。たぶん、守備力だけをとったら、新庄の方がイチローを超えていたのでは?と考えています。「走力」や「肩の強さ」といった基本能力は引分けでも、バッターが打つ前から、ボールがどこへ飛んでいくかという「感性」や「予測」といったセンスまで含めると新庄が上。日本プロ野球史上最高の外野手だと思います。
あ~あ、こういう話になると、シャベリが止まらなくなる!!