凱旋門賞2022も終わって、そして我がタイガースの来季監督も決まったので、何だか、張り詰めた気持ちが一気に飛んで行ってしまった気分。さらに、海の向こうで、エンジェルスの大谷翔平選手がモノ凄い活躍を見せてくれていましたが、こちらも所属するエンゼルスのシーズンが終了してしまい、大谷ロスが始まってしまいました!
現地10月5日の最終試合が終わって、投手として15勝9敗、防御率2.33、奪三振219。バッターとしてホームラン34本、打点95、安打数160。そして、遂に最終戦で規定投球回数もクリア。規定打席クリア+規定投球回数クリアを同時達成って、名実ともにメジャーリーグを代表する打者、でかつ同時に、メジャーリーグを代表するピッチャーという大偉業。これは20世紀以降のメジャーリーグ史上初の快挙となるそうです。
巷では、アメリカン・リーグのMVP争いで盛り上がっているようですが、所詮、記者の投票で決まるMVPというタイトルに、それほど意味があるとは思えません。それより何より、15勝、200奪三振、ホームラン30本とか、打点100こそ未達でしたが、その一つでも尖った記録と言えるものを、すべて同一年度に同じ人物が成し遂げた事実が、今後、何十年、いや百年以上も語り継がれることの方が凄い。
こんな二刀流での活躍は、大谷選手自身ですら、さすがにもう、あと何年も続かないでしょうから、ぜひ来年は、生で大谷翔平選手の試合を観にアメリカのアナハイムへ行きたいと思っています。
そういえば、今から3年前の9月に、私の中学高校時代からの友人で、有名ブロガーだったグッチーさんが亡くなったのですが、その2か月前に、アナハイムの球場から私の携帯宛に送ってくれた写真がこれ!
今思えば、中学の頃から、とにかく、もの凄いものを最初に見つけてくるのがグッチーさん。あの頃はまだ、メジャーリーグで、ようやく花が咲きかけていた大谷翔平選手でしたが、何とか生きているうちに、生で大谷選手の試合が観たいと、覚悟を決めて渡米していたのだと思います。グッチーさんは、この1か月後から体調が急変して、入退院を繰り返すようになり、亡くなってしまったのですが、大谷君の雄姿が生で見れたことは、グッチーさんにとっても、誇らしいことだったのではないでしょうか。
こんな野球選手は、もう二度と出てきません。そして、二刀流として旬な時期は、ほんの数年間だけだと思います。
今、この瞬間に、歴史の証人でいられることを、大変な幸せであると再認識。来年こそは、何かと理由をつけて渡米して、大谷選手のプレー姿を、球場で、生で、観たいと思います!