まずは福島記念。
伝統のハンデ重賞ですが、やはり福島巧者を狙いたいです。
本命には、54㎏の3歳牡馬⑯シリウスコルト。福島のラジオNIKKEI賞(GⅢ)2着の実績が光ります。相手には、まず7歳牝馬⑤クリノプレミアム。福島牝馬S(GⅢ)で2着と3着の実績あり。そして8歳騙馬の⑪ダンディズム。福島記念(GⅢ)2着と今年の七夕賞(GⅢ)4着の実績があります。
馬券は、まずは本命⑯シリウスコルトの単勝。そして⑯シリウスコルトから⑤クリノプレミアムと⑪ダンディズムへのワイド2点 ⑯⇒⑤⑪ で。
そしてGⅠエリザベス女王杯。
皐月賞6着、ダービー5着の3歳牝馬⑦レガレイラが、秋華賞を自重して万全を期してエリザベス女王杯に参戦。しかも、鞍上がCルメール騎手とくれば、この馬に人気が集まるのは仕方のないところ。昨年の勝ち馬ブレイディヴェーグが3歳牝馬でありながら、同じく秋華賞を自重してCルメール騎手と共に、このレースを制した記憶が蘇りますので・・
でも、昨年のブレイディヴェーグは、夏の上り馬でトンデモナイ勢いがありました。一方のレガレイラは、2歳暮れのホープフルS勝利以降、「大物評価が先行」している感が否めません。やはり、牝馬GⅠにとって最も大切なのは「成長トレンド」という勢いで、前走ローズS5着というのは脚を余したにしても頂けません。さらに過去10年、このレースを4歳牝馬が7回制している実績も大事で、3歳牝馬は2勝のみ。
という訳で、狙いたいのは、サトノダイヤモンド産駒の4歳牝馬⑧シンリョクカ。2歳時に阪神JFでリバティアイランドの2着だったので、早熟イメージが強いですが、桜花賞6着オークス5着と着実に走る真面目な馬。3歳秋は骨っぽい相手と走って大きく負けていましたが、4歳春の中山牝馬Sでは惜しい3着、そして今夏の新潟記念で牡馬相手に重賞初制覇。しかも、600mと長い新潟直線を2番手から押し切るという勝負根性を見せてくれました。4歳になって確かな成長力を示しています。まさにエリザベス女王杯向きの4歳牝馬であります。
相手には、前述の3歳牝馬⑦レガレイラと、Rムーア騎手を鞍上に迎えた5歳牝馬⑬サリエラの2頭。
馬券は、まずは本命⑧シンリョクカの単勝。そして⑧シンリョクカから⑦レガレイラと⑬サリエラへのワイド2点 ⑧⇒⑦⑬ で。