金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【速報 米大統領選】 トランプ候補の勝利確実に‼ なおテキパキした開票作業にもビックリ

2024-11-06 19:03:15 | 金融マーケット

 

 米国大統領選の開票結果ですが、現地時間11月6日(水)早朝段階で、共和党のトランプ候補の勝利がほぼ確実になっています。

 

 焦点となっていた激戦州7つのうち、トランプ候補が、南部のジョージア州とノースカロライナ州を制したほか、民主党有利と思われた北部のペンシルベニア州も制し、勝利をほぼ確実にしている状況

 すでに、トランプ陣営は早々と「勝利宣言」を出しました。一方のハリス陣営はまだ「敗北宣言」は行っていませんが、まぁ情勢は、ほぼ固まったと言って良いと思います。

 

 それにしても、予想外に開票作業が順調に進みましたやっぱり前回2020年のような大混乱を避けるために、各州の選挙管理事務局が万全の準備をしていたということなのでしょう。

 なんだ、やれば出来るじゃん!という感じなのですが、今回はどの州もテキパキした開票作業で、ようやく「本気を出した」ようです。

 

 マーケットは、トランプ勝利確実を受けて「ラリー」に入っております。結果が出るまで暫く時間がかかると思っていた投資家たちが、慌ててポジションを戻したのだと思います。

 

 それにしても、11月11日に発足予定の日本の新政権は、ちゃんとトランプさんと対峙できるのでありましょうか。亡くなった安倍さんのように「トランプ氏を上手く扱える人」はいないとは思いますが、特に石破総理大臣にとっては「苦手な相手」となりそうですね。

 

 


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【いよいよ本日(現地5日)は米大統領選!】 でも、結果が確定するには今週末までかかる⁉

2024-11-06 04:21:09 | 金融マーケット

 本日(現地11月5日(火))は、いよいよ米大統領選の投開票日であります。

 ちなみに、なぜ米国選挙の投開票日が火曜日になっているかと言うと、まず「日曜日は安息日」なので避けられたということ、ならば月曜日にしたら・・とすると、1800年代の全米各地の農業従事者が投票所まで行くのに1日程度かかるので「出発が安息日の日曜日」になってしまうことの2点から、火曜日を投開票日にすることとしたらしい。いまや車社会になったのだから、日を変えたら?とも思いますが、アメリカのデモクラシーの古き良き伝統を忘れないために、敢えて「火曜日のまま」にしているのだと思います。

 

 日本の政局は、相変わらず自公サイドも、立憲サイドも、それぞれが首班投票で主導権を取るために水面下での凌ぎ合いが続いています。総選挙が終わっても、なかなか次の政権内閣が確定できない状況というのも珍しい現象ではありますが、実はアメリカの大統領選についても、2000年以降、何度か激しい接戦となっているため、当日に新大統領が決まらないことは珍しくありません。今回は「トランプ優勢」が伝えられているものの、そう簡単には決まるとは思えません。投開票日当日の11月5日中には、まず決まることはないと言われています。

 というのは、激戦となっている7つの州(ペンシルベニア・ミシガン・ウィスコンシン・ノースカロライナ・ジョージア・アリゾナ・ネバダ)の投票結果が確定するまでに少なくとも数日、場合によっては1週間程度かかる可能性があるから。

 

 何と言っても、アメリカの開票作業は「アナログな手作業」が伝統。しかも作業をしているのは地元のボランティアの方々ですから、数え間違いだって当たり前。なので、結果が「100票差」とか「1000票差」ぐらいの接戦になると、票の数え直しを行うように対立候補から申請が来る。それで数え直したら、今度は逆に「100票差」で逆転が起きたりする。そんなことが、2000年の時の民主党ゴアと共和党ブッシュ息子との選挙で発生していました。

 

 日本もアメリカも、新たな政権が確定するまで、もう少し時間がかかるようであります。

 

 


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