米国大統領選の開票結果ですが、現地時間11月6日(水)早朝段階で、共和党のトランプ候補の勝利がほぼ確実になっています。
焦点となっていた激戦州7つのうち、トランプ候補が、南部のジョージア州とノースカロライナ州を制したほか、民主党有利と思われた北部のペンシルベニア州も制し、勝利をほぼ確実にしている状況。
すでに、トランプ陣営は早々と「勝利宣言」を出しました。一方のハリス陣営はまだ「敗北宣言」は行っていませんが、まぁ情勢は、ほぼ固まったと言って良いと思います。
それにしても、予想外に開票作業が順調に進みました。やっぱり前回2020年のような大混乱を避けるために、各州の選挙管理事務局が万全の準備をしていたということなのでしょう。
なんだ、やれば出来るじゃん!という感じなのですが、今回はどの州もテキパキした開票作業で、ようやく「本気を出した」ようです。
マーケットは、トランプ勝利確実を受けて「ラリー」に入っております。結果が出るまで暫く時間がかかると思っていた投資家たちが、慌ててポジションを戻したのだと思います。
それにしても、11月11日に発足予定の日本の新政権は、ちゃんとトランプさんと対峙できるのでありましょうか。亡くなった安倍さんのように「トランプ氏を上手く扱える人」はいないとは思いますが、特に石破総理大臣にとっては「苦手な相手」となりそうですね。