金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 七夕賞(GⅢ)とプロキオンステークス(GⅢ)!

2021-07-11 08:15:16 | 競馬

 それにしても、馬券が当たらない。GⅠに限ると昨年末の有馬記念で三連単500倍を当ててから全く当たらない。そういえば、あの時も「ダジャレ」で当てた記憶があります。ということで、今週はお得意の「ダジャレ」馬券で。

 

 まずは、福島の七夕賞七夕と言えば、年に1回、七夕の夜にしか会えない、彦星と織姫の秘話がテーマ。すなわち、七夕の夜を待つ、二人の「次第に強くなる愛」「クレッシェンドラブ」と、その奇跡的な夜を演出する「夜のマジック」「ナイトマジック」を祝うためのレースです。

 分かりやすくて簡単なレースです。すなわち、⑨クレッシェンドラブと、⑤ブラックマジックちなみに、お母さんがナイトマジックです!)の2頭が中心。

 馬券は、⑨⑤の2頭軸の三連複11点 ⑨⑤⇒①②③④⑥⑦⑧⑩⑬⑯⑭

 

 おまけで、小倉のプロキオンS小倉のダート1700mは先行有利ではありますが、先に行きたい馬が揃いましたので、好位から差せる馬を狙います⑫ダノンスプレンダーと川田騎手の手腕に期待して、⑫の単勝と、⑫⇒⑨⑪の馬連2点


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【難解な映画にハマる】 クリストファー・ノーラン監督の「TENET」!

2021-07-10 08:26:04 | 映画

 今の現役監督の中では、リドリー・スコット監督とクリストファー・ノーラン監督の作品が特に好きであります。リドリー・スコット作品については、またいずれ、ウンチクを傾けたいと思いますが、本日は、ノーラン監督の「TENET」について。

 

 日本では、昨年の9月に公開された映画ですが、コロナ禍でしたので、ずっと映画館には行けずにおりましたが、ついこの間、WOWOWで放送されたので、やっと観ることができました。

 まぁ、一言で評するならば、「難解な映画」。しかし、そこは、ノーラン監督作品の特長ですが、「難解なのに、ハマってしまって、何回でも観てしまう、引き込まれるような面白さ」

 

 少しネタバレになる部分もありますが、作品概要を紹介いたしましょう。まず、TENETという言葉は、「主義」とか「信奉する教義」の意味なのですが、それよりも、頭から読んでも、最後から読んでも「TENET」であることの方が重要です。

 ストーリーは、現代世界を全て破滅させようとする謎の敵と、その謎の敵と対峙する存在が居て、謎の敵と対峙する存在から、主人公が「人類を守る使命」を与えられます。敵も謎のまま、そして、自分に人類を守る使命を与えた存在も謎のまま。

 少しずつ明らかになる敵は、実は未来にいることが判明。そして、自分に使命を与えた存在も同じく未来にいると判る。未来にいる敵は、「時間の流れを制御できる兵器」を保有しており、それを過去である現代世界へ送って、それを使ったエージェントの活動によって、現代世界を危機に追い詰めていく。一方で、主人公に使命を与えた存在も、敵と同様に「時間の流れを制御できる兵器」を使うことが可能で、敵の目論見を何とか阻止しようと、組織だった部隊まで編制していることが判ってくる。

 未来の敵は、最終兵器「アルゴリズム」の存在と、それが9つに分解されて「過去である現代世界」に別々に隠されていることを知っており、それを一堂に集め、「作動」させて現代世界を破滅させることを狙っている。そして、敵側のエージェントが、9つの「部品」をすべて見つけ出して、ついに、それを作動させようとする

 敵とは誰なのか? 主人公に人類を守る使命を与えた存在とは何なのか? また最終兵器「アルゴリズム」とは?

 

 一度ハマると、最低5回は観ないと、謎が解けてきませんよ。貴方も試してみませんか? クリストファー・ノーランの世界! ハマると簡単には抜け出せません!!


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【将棋】 藤井聡太二冠の臥薪嘗胆 家康ならば北条氏康と連携すべし!?

2021-07-09 07:17:26 | 将棋

 7月3日の棋聖戦第3局渡辺明名人を破り、棋聖位防衛に成功史上最年少の九段昇段を決めた藤井聡太二冠ですが、6月29日30日の王位戦第1局では、苦手の豊島竜王に完敗、負けず嫌いの藤井二冠が、その夜、どれだけ悔しがったかは想像を超えるものだあったと思います。

 

 しかし、あの負け方をみると、やはり豊島竜王の序盤の構想パターンをちゃんと掴み蹴れていないのは明らかで、かなりの重症だと思います。ここからの11連戦で、叡王奪取なんて、とても現実的ではなく、むしろ王位の防衛だって難しい。

 プライドの高い藤井二冠は、練習相手の永瀬王座に対して「豊島竜王対策を是非一緒に研究して!」というお願いをすることもないでしょう。(ちなみに、羽生永世七冠は、一度も勝てなかった藤井聡太二冠対策を、練習相手の木村九段と一緒に研究して、初勝利を実現したのは有名な話であります)

 7月6日にはB級1組の対局、10日には竜王戦 挑決トーナメントの対局と続いていますが、そのあとは13日14日の王位戦第2局に向けて、豊島竜王対策を、一人孤独に練るのでしょう。ここでの苦しみの時期は、天才藤井聡太にとって、まさに「臥薪嘗胆」の期間

 でもね、藤井さん。豊島竜王だって、孤高の棋士と言われた時代を超えて、他の棋士との研究会をやるようになって今の地位にいるのだから、一緒に研究を行う相手と対策を練るのは、けして卑怯な方法ではないのですよ。永瀬王座と組んで、豊島対策を行うことに、一日でも早く取り組んでみたらどうでしょう?

 ちなみに、徳川家康だって、北条氏康との連携同盟によって、対武田信玄からの国防を図っていました。全然、卑怯な戦法ではありません。藤井二冠、家康を見習ってみてはいかがでしょうか?


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【台湾海峡情勢】 失言が多い副総理ではありますが・・これは正しい!

2021-07-08 07:17:51 | 金融マーケット

 台湾海峡情勢について、危機感を述べる麻生副総理朝日新聞が7月5日に報じています。

 

 都議選終了間際に、「(小池都知事が倒れたのは)本人の自業自得」とコメントして、これが都民ファーストのフォローの風になるなど、何かと「失言癖」が直らない麻生副総理ではありますが、台湾海峡情勢について、「大きな問題が起き、日本にとって『次は』となれば、存立危機事態に関係してくるといってもおかしくない。日米で一緒に台湾の防衛をやらないといけない」と述べ、台湾有事を念頭に集団的自衛権を行使できる存立危機事態の認定につながる可能性を指摘したとのこと。

 もちろん、この法律解釈には異論があることは承知しております。また、朝日新聞としても、むしろ「また麻生副総理の口が滑った」事例として取り上げたものなのでしょう。

 

 しかし、台湾海峡情勢について、この危機感を持つことは正しいと、自分は考えております。以前にも申し上げましたが、「一帯一路」に続く、中国の狙いは「太平洋への進出」。その足掛かりが台湾であり、そのあとは八重山諸島と宮古島が標的です。

 もともと琉球王朝は、江戸時代には薩摩の実効支配を受けつつ、明・清に対しては冊封という、従属する立場にありました。したがって、明治に入って、日本政府が沖縄県として強制併合した際には、清から強い抗議を受けて、その領有に関する交渉が続けられたのです。明治13年には、いったん沖縄本島までは日本、八重山諸島と宮古島は清、という日本側からの提案で合意が成立しかけましたが、沖縄自身の反対と清国内の保守派の反対で合意に至らず、結局は、明治28年に日清戦争の終結に際して、台湾自体が日本に譲渡されたことで、琉球領有問題はうやむやになった経緯があります。

 もちろん、今さら中国が何を言おうが、八重山諸島も宮古島も日本の領土ですが、台湾が中国帰属となれば、次はここにいちゃもんを付けて、軍事的にも八重山諸島・宮古島に圧力をかけ続けることは明らかです。そうなる前に、台湾を防衛ラインにすることは、日米ともに利害が一致しますので、麻生副総理の危機感は正しいですし、未来を見据えた見識だと考えます。

 

 こういう大事な近代史を、日本の報道機関は必ず「補足」してほしいと思います。そうでないと「何を国民に伝えたいのか」が曖昧で、ただ薄っぺらな記事にしか見えませんので。


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【オリンピック】 開幕まで、あと2週間です! 早く無観客宣言すべし!!

2021-07-07 06:46:20 | オリンピック・パラリンピック

 本日は7月7日七夕の日でありますが、カレンダーを見て、ビックリなのは、東京オリンピック開幕まで丁度2週間であること。

 ちなみに、開会式は7月23日(金)の夜なのですが、競技は21日(水)午前から開始されるのです。日程間隔が必要なソフトボール、あるいはサッカーなどの競技がスタートするのですが、ボランティアの皆さんや、競技会場近くで働く皆さんからすると、気になっているのが「無観客」か否か

 観客を入れるとなると、5000人でも1万人でも、会場近くの交通機関の混雑緩和のため、競技場近くの各企業に対して、時差出勤だとか、在宅勤務の協力要請が、政府・都より1年前から来ております。このシフトを準備するのも結構手間ですので、早めに教えてほしいと叫んでいる企業は多いと思います。

 また、数を確保することが大変になっているボランティアの方々にしても、無観客と、少数でも観客を入れる場合では、負担が大きく異なってきます

 さすがに、もうタイムリミット。首都圏開催競技については、早急に「無観客開催宣言」をしてあげて下さい。感染防止のためにも、「国民の皆さん、外出せずに、TVで応援しましょう!」という判りやすいキャンペーンがやりやすくなりますよ!

 

 ちなみに、東京都の感染者数が2000名とか3000名レベルになって、それでも観客を入れる場合、会場案内を担うボランティアの方々にも、感染者が多数出てくることになります。ボランティアを担う若い層のワクチン接種率はまだまだ低いのですよ。その時は、10月の総選挙で現政権は大敗を喫すると思います。

 それでもまだ、有観客に拘りますか? 今の官邸の感度は鈍すぎます‼

 私のようなオリンピック開催の積極推進派ですら、反対派へ鞍替え寸前になっている状況を、もっと敏感に感じ取って下さい。もう「無観客」宣言しかありません!


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