リサ・ラーソンと日本
こんにちは
すっかり秋らしい季節になりましたね
みなさんはいかがお過ごしでしょうか!
本日は北海道立函館美術館にて開催されている「リサ・ラーソン展-創作と出会いをめぐる旅」に
出展している日本人陶芸家、藤井恵美さんの作品をご紹介いたします
<藤井恵美さんのプロフィール>
スウェーデン在住の日本人陶芸家。
1966年、グスタフスベリ社にインターンシップの希望を出し、リサ・ラーソンのスタジオで実習生として働く。
彼女はリサ・ラーソンの子供達の面倒を見ることも手伝いました。
藤井恵美さんはリサ・ラーソンさんにとってはじめての
日本人アシスタントでした。
リサ・ラーソンさんは藤井恵美さんのことを下記のようにお話されています。
「エミは、陶芸家になる前は医学の勉強をしていました。
とにかく彼女は本当によく働いていました。
グスタフスベリ社のスタジオで夕方5時まで働いた後、
今度はストック ホルム市内に借りていたアトリエへよく足を運び、
そこで ろくろを回し続けていましたから」
藤井恵美さんは、現在もスウェーデンに住んでいらっしゃるそうです
本展に出品している彼女の作品はこちら。
煎茶器と長皿 藤井 恵美 © Lisa Larson / Alvaro Campo
寒色がメインに使用されていながらも温かみを感じる煎茶器と長皿ですね
この作品は2000年代に制作され、普段はスウェーデンにあるリアン・デザイン・ミュージアムという
博物館に所蔵されている作品です。
リアン・デザイン・ミュージアムは芸術品、工芸品、北欧デザイン、工業デザインに関する作品をご覧いただける博物館です
海外に安心して行くことができる日が訪れたら、足を運んでみたいですね!!
日本人作家さんの作品が海外の博物館に所蔵されていることを知ると
なんだか親近感や嬉しさを感じます
「リサ・ラーソン展-創作と出会いをめぐる旅」は11月29日(日)まで北海道立函館美術館にて開催しています。
リサ・ラーソンさんの作品だけでなく、彼女と深い関わりのあった藤井恵美さんをはじめとしたアーティストの作品もご覧いただくことができますので、お近くにお住いの方や、旅行などで近辺を訪れる予定のある方はぜひお越しください
北海道立函館美術館
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
Tel:0138-56-6311
■会期
2020年10月3日(土)〜11月29日(日)
■休館日
毎週月曜日(11/2 、11/23は開館)、11月24日(火)
■時間
午前9時30分から午後5時まで(展示室への入場は閉館30分前まで)
■入場料
- 一般 1,200円(1000円)
- 高・高専・大生 700円(500円)
- 小・中生 400円(300円)
- 小学生以下無料(要保護者同伴)
注:( )内は前売、リピーター割引、どうなんアートリンクおよび10名以上の団体割引料金
■アクセス
【市電】
「函館駅前」から湯の川方面乗車、「五稜郭公園前」下車 徒歩7分
【バス】
「函館駅前」から函館バス 19,25,30,30A,33,411,47,50,51,53,55A,55B,59,60,60A,61,610,67系統 乗車、「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分
【タクシー】
JR函館駅より 10分
函館空港より 20分
【駐車場】
函館市芸術ホール駐車場をご利用ください。当館ご利用の方は駐車料金が2時間まで無料になります。
リサ・ラーソン展は下記会場を巡回します。
大分市美術館 2021年1月8日(金)〜2月21日(日)
新潟市新津美術館 2021年4月10日(土)〜6月13日(日)