リサ・ラーソンとトリ
みなさまこんにちは!
今回はリサ・ラーソン展創作と出会いを巡る旅に出品したトリの作品をご紹介いたします!
トリはリサ・ラーソンが最も初期に制作した動物モチーフ。
ヨーテボリの大学時代にはすでにハトの作品を制作していました。
グスタフスベリ社では1955年に作られた「パロマシリーズ」のハトがトリのモチーフとして最初に生産されました。
ハト/パロマシリーズ 1955-1956年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
大分市美術館 会場にて撮影 (2021年1月8日-2月21日開催)
撮影:弊社スタッフ
丸みを帯びた形と幾何学模様の羽がとても美しいですね
リサ・ラーソンのトリは、先日ご紹介したネコやイヌの作品のようにバリエーションがとても豊富!
塑像だけではなく、トリ型のレリーフ、器や花器などもあるのですよ
こちらは、トリのレリーフ。
トリは特にレリーフと塑像のモチーフとして繰り返し使われました。
特に1960年代から70年代にかけて制作された作品は、それぞれのトリの表情がとてもユニークなのです
青を背景にしたトリ 1963年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
遠鉄百貨店 会場にて撮影 (2021年9月22日-10月4日開催)
撮影:弊社スタッフ
こちらは明るい色使いとユニークな模様が特徴的な木製のトリ。
リサラーソンは1966年〜1967年の間アメリカに滞在されていたのですが、
当時のアメリカ文化のやヒッピー時代のエキゾチックなデザインに影響を受け、
スウェーデン帰国後にこの木製のトリを制作したそう。
観ているだけで元気を与えてくれるような配色づかいですよね
木製のトリ 1970年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
遠鉄百貨店 会場にて撮影 (2021年9月22日-10月4日開催)
撮影:弊社スタッフ
こちらは、ドイツ陶磁器ローゼンタール社と共同で制作したトリの花器。
実はこのトリの花器、リサ・ラーソンがグスタフスベリ社を退職し、フリーランスとしてスウェーデン国内だけでなく、
海外からも仕事を受けるようになった頃に作られた作品でもあります
トリの花器 1985年
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅
松屋銀座 会場にて撮影 (2020年2月23日-3月4日開催)
撮影:弊社スタッフ
今回の作品紹介はここまで。
リサ・ラーソンの素敵な翼をもったトリの作品を観ていると、
幸せが運ばれてきそうな気持ちになりますね
また皆様に素敵なトリの作品を実際に観ていただく機会を得ることができますように