色とりどりの紫陽花が咲き誇っている
優しいうたが聞こえる
春の初め
鉢植えの紫陽花たちに声をかけた
「今年一つも花をつけなかったら、
申し訳ないけど処分させてもらうね、、、」
申し訳ないけど処分させてもらうね、、、」
「墨田の花火」は、毎年決って美しい花を見せてくれるけれど
次の年も花を見せてくれる紫陽花は少ないのだ
それでも鉢はなかなか捨てられない
毎年買う紫陽花の鉢は年々増えて
たださえせまい玄関はいっぱいになってしまう
「教えてくれたら 私にできることはなんでもするよ!」
「今すぐに肥料をやって!!」
そのせいなのかどうなのか
今 どの鉢も花をつけ
白 紫 ブルー 濃ピンク 薄ピンク
紫陽花 額紫陽花 墨田の花火 初めて見る?と思える種、、、
色も種類もいろいろに
優しく可憐に咲いて
なごみの時を運んでくれる
紫陽花は小さな花が手をつなぎ優しいうたを歌ってる
そのむかし、子どもたちのために作った言葉を思い出した
紫陽花を見ていると
柔らかい時間が静かに流れていく